子供の寝る時間が遅くて悩んでいる方へ

意外と知らない悪影響があります!

寝るのが遅い子供に関するページ内容

 

ここでは、

寝るのが遅い子供について
解説します。

 

ゲームやスマホが広まってから、
子供の寝る時間はどんどん遅くなっています。
では、あまりに遅いと、
どういった悪影響が出るのでしょうか。

 

発達、身長、成績という3つの観点から、
まとめました。

 

親ができる効果的な改善ステップも
一緒に紹介するので、
今すぐ試していただければと思います。


なぜ、子供の寝る時間が遅くなっているのか?

子どもの睡眠時間は、

昔に比べて短くなっています。

 

 

学研研究総合研究所の調査によると、
小学生の睡眠時間は、
1989年には平均9時間28分でした。

 

 

それが2019年には、
8時間57分になっており、
30分ほど短くなっています。

 

 

中学生でも同じように、
年々睡眠時間が減っています。
では、この原因は何でしょうか?

 

 

ニフティキッズ調査レポートによると、
中学生の睡眠時間が減っている原因の1位は「勉強」、
2位は「YouTube」でした。

 

 

睡眠前にスマホやタブレットを見ると、
ブルーライトの影響で寝つきが悪くなります。
その結果、寝る時間が遅くなるのです。

 

 

特にYouTubeやスマホゲームで、
寝るのが遅くなる子の割合は、
今後も増えていくと予想されます。

 

 

参考までに、3位は部活でした。
特に大会前などは遅くまで練習があったり、
朝練があったりすると、
睡眠時間を削る形になってしまうからです。

 

寝るのが遅い子供に起こる2つの悪影響

寝るのが遅く、

睡眠時間が短い子には、
2つの悪影響があります。

 

 

これを知っていると、
「勉強のために睡眠時間を削る」
という発想がなくなるはずです。

 

成績が下がる

1つ目は「成績が下がる」ことです。

 

「勉強で寝不足になっているなら大丈夫」
と思うかもしれません。
しかし、睡眠は記憶の定着に必要なため、
寝る時間を削って勉強するのは非効率的
です。

 

加えて、寝不足で授業中に寝てしまうと
授業がわからなくなってしまいます。

 

眠い状態では、
勉強中の集中力も下がる
ため、
効率も悪化するでしょう。

 

睡眠時間が長い子の方が
成績がいいという研究結果もあります。
睡眠時間を削って勉強するのはやめましょう。

 

イライラしやすい

2つ目は「イライラしやすくなる」ことです。
睡眠不足が続くと精神バランスが崩れ、
ちょっとしたことでも
イライラしやすくなります。

 

友達との喧嘩や、
親との衝突にもつながるため
注意が必要です。

 

このように、
睡眠時間を減らすのは、
デメリットが非常に大きいです。

 

イギリスの研究によると、身長には影響しない?

睡眠時間についてよく言われるのは、

「きちんと寝ないと背が伸びなくなる」です。

 

 

ただ、イギリスの研究によると
睡眠時間と身長には
相関関係がない
と発表されています。

 

 

とはいえ、睡眠中に
成長ホルモンが分泌されるのは間違いありません。
そのため、骨や筋肉の発達には影響があります。

 

 

特にこれらが発達する小中学生の時期では、
なんらかの悪影響が出る可能性もあるでしょう。

 

 

また、睡眠不足は肥満の原因ともなるため、
思春期の子どもにとっては
大きな悩みになることもあります。

 

 

身長との相関関係はないと言われているからと言って、
睡眠時間を削ることはおすすめできません。

 

親ができる3つの睡眠時間改善法

子どもの睡眠時間を確保するために、

親ができる事は3つあります。

 

 

まずはこの3つから、
始めてみましょう。

 

良好な親子関係を作る

1つ目は、
「良好な親子関係を作る」ことです。

 

ストレスがたまっていると、
どうしても眠りにつきにくくなります。

そのため、睡眠時間も少なるなるでしょう。

 

親子関係が良好で、
子どもの話をよく聞くようにすると、
子どもは学校でたまったストレス発散ができます。
その結果、入眠がスムーズになるでしょう。

 

夜まで勉強させない

2つ目は「夜まで勉強させない」ことです。
勉強時間を増やす場合、
睡眠時間以外を削るようにしましょう。

 

まずは、ゲームやスマホの時間です。
それでも足りないなら、
部活や習い事の時間を削るしかありません。

 

ただ、運動した方が成績が上がる
という研究結果もあるので、
勉強しかしない生活がいいとは言えないでしょう。

 

スマホやゲームのルールを決める

3つ目は
「スマホやゲームのルールを決める」ことです。
枕元でずっとスマホやゲームをしていると、
どうしても睡眠時間は短くなってしまいます。

 

ただ、親が一方的にルールを決めても、
子どもは守れません。
それどころか、
何度も言っていると、それがストレスになって
余計に眠れなくなることもあるでしょう。

 

そこで、スマホやゲームのルールは、
子どもと相談して子どもの納得できるものに
することが大切です。

 

まずはこの3つをやってみて、
様子を見てみてください。

 

【重要】ルールを守らせるために必要なコト

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ここまでにお伝えしたように、
スマホやゲームのルール決めは、
睡眠時間を確保する上で重要です。
しかし、

 

  • ルールを決めても守ってくれない
  • そもそも会話がなくルールすら作れない

 

こういった状況になっていませんか?
実は子どもがルールを守るために必要なのは、
「良好な親子関係」です。

 

 

親のことが嫌いな状態では、
親の言うことは聞かないどころか
反発するからです。

 

 

そこで、私は現在「思春期の子育て講座」
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  • 思春期の子どもの気持ちと接し方
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などを無料で解説しています。
こちらを参考にしながら、
少しだけお子さんへの向き合い方を
変えてみてください。

 

 

短期間で他愛もない会話が増え、
今より良好な親子関係を築くことができるはずです。
ルールを話し合うことができるだけでなく、
日々のストレスが減り、子育てが楽になるでしょう。

 

 

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動画で解説!!寝る時間が遅い子ども2つの悪影響の詳細編

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この記事を書いた人

道山ケイ 道山ケイのfacebook 道山ケイのline 道山ケイのtwitter 道山ケイのyoutube Amazonの著者ページ
思春期の子育てアドバイザー

親を変えることで、子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000組の親子をサポートし、約7割の親子関係が良好に変化。
  • 反抗期が激しく親と食事すらとらない子が、5教科合計481点獲得
  • 勉強嫌いでスマホ依存の子が、次のテストで5教科合計113点UP
  • 不登校だった子が学校に行けるようになり、5教科合計462点獲得
など道山流で子どもに接すると成績が上がると話題になっている。元中学校教師で、学級崩壊の地獄と学年最下位クラスを9ヶ月でTOPに変えた天国を経験。この体験から思春期子育て法を確立。

子どもが自ら勉強するようになる方法を解説する「7日間で成績UP無料講座」には、これまで5万人以上の方が参加し、次のテストで5教科合計100点以上UPした子が続出している。

著書:高校受験 志望校に97%合格する親の習慣(青春出版社)、中学生の勉強大全(主婦の友社)、ウチの子思春期(すばる舎)など。

メディア掲載:読売新聞、東洋経済オンライン、女性セブン、進研ゼミ中学講座、名古屋テレビアップ!、日経xwomanなど。