子どもを否定ばかりしてしまう親へ
子どもとのベストな距離感に関するページ内容
中高生の子どもとの距離感の取り方を
解説します。
中学生や高校生になると、
子どもは反抗期に入り、
どう接していいかわからないと
悩む親も多いです。
近づきすぎても嫌がられ、
離れすぎても心配になりますよね。
そこで今回は、
子どもの成長を妨げず、信頼関係を築くための、
ちょうどいい距離感の保ち方を紹介します。
目次

なぜ親にとって、子どもとの距離感は大事なのか?
なぜ、子どもが思春期になると、
親子の距離感を意識しないと
いけないのでしょうか?
それは、思春期が
子どもから大人へと
成長していく
大切な時期だからです。
この時期の子どもは自立心が芽生え、
自分だけの時間や空間を大切にしたいと
考えるようになります。
そのため、子どもへの距離感が近すぎると、
子どもは嫌がるでしょう。
しかし、まだ完全に大人になったわけではありません。
精神的には未熟な部分も多いため、
親の支えも必要です。
そのため距離感が遠すぎると、
子どもは孤立感を深めたり、
危険な失敗をしてしまう可能性もあります。
つまり、親が関わりすぎても、
逆に放っておきすぎても良くありません。
思春期は、親子の距離感のバランスをとるのが
とても難しい時期なのです。
子どもとの距離感がわからない親がやってしまうNG行動
思春期の子どもを持つ親が、
無意識のうちにやってしまいがちな
NG行動があります。
距離が近すぎるケースと
遠すぎるケースにわけて、
見ていきましょう。
距離が近すぎるケース
- 子どものすべてに口を出す
- 慣れ慣れしくプライベートに入り込もうとする
- 友達感覚で子どものスマホを勝手に見る
- 食事中などに無理やり会話をしようとする
このような関わり方は、
やや距離感が近すぎです。
子どもが嫌がる場合、
親子関係の悪化につながってしまうことが多いでしょう。
距離が遠すぎるケース
- 何かトラブルがあっても
「そのうちできるようになる」と思って手を貸さない
- ほったらかしにしすぎて、子どもから相談できない
これは、思春期の子どもには距離感が遠すぎです。
子どもは「自分なんてどうでもいいんだ」と感じます。
その結果、信頼関係が崩れる危険性があるでしょう。
こうした状況になってませんか?
思い当たることがある場合、
次のステップで改善していきましょう。
中学生や高校生の子に「うざい」と言われない関わり方
とはいえ、
思春期の子供にとって、
ちょうどよい距離間って難しいですよね。
では、どういったことを意識して、
子どもとかかわるといいのでしょうか。
以下の3つのポイントを意識することが大切です。
良好な親子関係を築くこと
親子関係が悪いと、
子どもは親のことを避けるようになります。
そのため、近づきたくても近づけません。
そうならないためにも、
日頃から良好な親子関係を
築くことが大切です。
そのためには、「子どもが求めていること」
をできるかぎりしてあげましょう。たとえば、
- 好きなご飯をつくってほしい
- 話を聞いてほしい
- 居心地のいい家庭をつくってほしい
こうした誰でも求めていることを
やっていくことが大切です。
「待ち」の姿勢が基本
こちらから距離を近づけすぎると、
上手くいかないことが多いです。
そこで、基本的には「待ち」の姿勢でいましょう。
思春期の子どもには、
自分から親に相談したいタイミングがあります。
このタイミングが来るまで、
待っていれば大丈夫です。
親子関係が良好であれば、
子どもの方から歩み寄ってきます。
親の方から子どものプライベートに
踏み込みすぎないようにしましょう。
本当に大事なことだけは伝える
ただし、本当に大切なことは、
きちんと子どもに伝える必要があります。たとえば、
- 人に迷惑をかけること
- 自分や他の人を傷つけること
- 法律やルールを守らないこと
こうしたことを子どもがした場合は、
親が毅然とした態度で「それはいけない」
とはっきり伝えることが大切です。
距離感が近すぎることを恐れるあまり、
ダメなことを言わないのはやめましょう。
また、受験の願書の提出など、
締め切りがある大事なことも、
親が忘れずに教えることが大切です。
以上、3つのポイントを意識して関わることで、
ベストな距離感を築くことができます。
まずは、良好な親子関係を築くことから
意識しましょう。
子育てがわからないと感じた時に作る嫌がったことリスト
子どもによって、
ちょうどいい距離感は異なります。
親が
「良かれと思ってやったこと」が、
子どもにとっては「うざい」
と感じられることもあるでしょう。
そこでおすすめしたいのが、
「嫌がったことリスト」の作成です。
たとえば、
- 勝手に部屋を片付けたら怒った ⇒近すぎ
- 頭を撫でたら怒った ⇒近すぎ
- 「自分でやりなさい」と突き放したら拗ねた ⇒遠すぎ
このように、
子どもが嫌がったことをメモをしておくといいでしょう。
今までは何も問題なくやっていたことでも、
急に子どもが嫌な顔をすることがあります。
それらをメモして繰り返さないようにするだけで、
関係をよくできるはずです。
【必読】反抗期のイライラやすれ違いも減る
子どもとの距離感は、
思春期の子育てにおいて重要です。
適度な距離を保つことが、
良好な親子関係にもつながります。
そこで、質問です。
今、お子さんとの距離感はうまくとれていますか?
近づきすぎて、口出ししすぎてしまっていませんか?
それとも、離れすぎて
「何を考えているのかわからない」
と感じていませんか?
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心を開いてくれる関わり方を詳しくお伝えしています。
思春期の子どもにとって、
必要なときには自然と親に相談できる関係であれば、
反抗期のイライラやすれ違いも
自然と減っていくでしょう。
その結果、
子どもは学校や部活、将来の夢に向かって
自分らしく前向きに取り組めるようになります。
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