感情のコントロールができない子どもの対応を知りたい方へ

原因がわかれば、適切なサポートができます!

感情が不安定な子どもの対応に関するページ内容

 

ここでは、

感情のコントロールができない子どもの特徴
について解説します。

 

「ちょっとしたことで大泣きする」
「怒りを爆発させやすい」など、
感情の波が激しい子どもに
悩む保護者は少なくありません。

 

感情のコントロールの難しさは、
発達障害が理由であることも多い
です。

 

元教師の経験から、
感情コントロールが難しい子どもへの
適切な対応方法と支援策についてまとめました。


感情コントロールできない子どもの3つの特徴

感情コントロールできないというのは、
どういった状況でしょうか?
主に3つの特徴があります。

 

 

お子さんに該当することがないか、
チェックしてみてください。

 

感情が爆発しやすい

1つ目は、感情が爆発しやすいことです。
些細なことで大泣きしたり、
かんしゃくを起こしたりする
傾向があります。

 

不安感やイライラも感じやすく、
日常生活に支障が出ることもあるでしょう。

 

気持ちの切り替えが苦手

2つ目は、気持ちの切り替えが苦手なことです。
一度怒ったり、落ち込んだりすると、
なかなか気持ちを落ち着かせることができません。

 

他の子以上に、
気持ちの切り替えに時間がかかります。

 

社会生活への影響

3つ目は、社会生活への悪影響です。
感情のコントロールが
うまくできないことによる二次障害として、

 

  • 友人関係にトラブルが生じる
  • 学校で問題行動を起こす
  • 家庭内で暴れる

 

などの影響が出ることがあります。

 

感情のコントロールが苦手な子は、
これら3つの特徴を持っているケースが多いです。
では、なぜ感情のコントロールが
苦手になってしまうのでしょうか。

 

子どもが感情のコントロールが苦手な理由

感情のコントロールが苦手な子供には、
以下の3つの原因が考えられます。

 

  • 心の器が小さくなっている
  • やり方がわからない
  • 発達障害の可能性

 

です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

心の器が小さくなっている

親の愛情が子どもにしっかり届いていないと、
子どもの心の中の
「愛情バロメータ」という数値が下がります。
すると、子どもの「心の器」が小さくなります。

 

その結果、感情的に不安定になりやすく、
ちょっとしたことで
爆発してしまうケースもあるでしょう。

 

一方、愛情バロメータが高い子は、
「心の器」が大きくなります。

 

多少嫌なことがあっても、
すぐに怒らなかったり、
我慢したりすることができたりします。

 

やり方がわからない

感情のコントロール方法を知らないと、
自分の感情をどう扱えばいいのかわかりません。
本人がその方法を理解していないと、
気持ちを抑えることは難しいでしょう。

 

発達障害の可能性

ADHDやASDなどの発達障害の特性により、
落ち着きがなかったり、パニックになりやすかったり、
することがあります。

 

するとちょっとしたことでイライラしたり、
泣いたりすることにつながってしまうため、
感情のコントロールができていない状態になるのです。

 

子どもの感情コントロールが苦手な理由は、
これらの3つです。

 

親が簡単にできる!気持ちを落ち着かせる3ステップ

では、こういた子どもに対して、
親はどのように対応していけば
いいのでしょうか。

 

 

感情のコントロールが苦手な子どもに
親ができることは、次の3つです。

 

心の器を広げる

1つ目は、心の器を広げることです。
ここまでにお伝えしたように、
親の愛情が子どもにしっかり届くと、
愛情バロメータが上がります。

 

その結果、心に余裕ができ、
イライラしにくくなります。

 

愛情バロメータを上げるためには、
子どもの正常な要求を
できるだけ受け止めるよう意識しましょう。
たとえば、

 

  • 好きな料理を作ってあげる
  • 行きたい場所に連れて行ってあげる
  • 話を聞いてあげる

 

などです。

 

事前の予防

2つ目は、事前に予防しておくことです。
できる限り、子どもにとって
刺激となるものを減らすようにしましょう。

 

たとえば、予定変更がある際は事前に伝えることで、
感情の高ぶりを抑えることができます。
また、感情が高ぶったときのクールダウン方法を
あらかじめ決めておくのもいいでしょう。たとえば、

 

  • イライラしそうになったら外に散歩しにいく
  • お気に入りの音楽を聴く
  • その場を離れて深呼吸する

 

など、様々な方法があります。

 

クールダウン法の練習

事前に決めたクールダウン法を決めたとしても、
きちんとできるかはわかりません。
そこで、こういった場面がきたら、
使う練習をしましょう。

 

1回でできるようになる子はいません。
何度も失敗を重ねながら、練習しましょう。
イライラしているときに話をしても耳に入らないため、
落ち着いているときに改善点を話し合うことがポイントです。

 

上記の3つの方法を事前に行っておくことで、
感情のコントロールがしやすくなります。
気持ちの切り替えが、
今までよりスムーズにできるはずです。

 

発達障害が原因かどうかのチェック法と親ができること

発達障害の場合、
子ども自身も感情コントロールがうまくできずに
苦しんでいることがあります。
たとえば、

 

  • 突然怒りが爆発して暴れることがある
  • 予定が変わるとパニックになる
  • 騒がしい場所や環境が変わると、

    毎回感情が不安定になる

 

同年代の子と比べて
こういった症状が極端にひどい場合、
発達障害の可能性があります。

 

 

可能であれば、
一度検査を受けてみましょう。
児童精神科や
公認心理師に相談すると検査できます。

 

 

発達障害かどうかがわかれば、
特性を踏まえた正しい対応ができるようになります。
特性に合った対応をすることで、
症状が落ち着きやすくなるはずです。

 

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ここまでにお伝えしたように、
「心の器」が広がることで、
イライラしたりキレたりする頻度は大きく減ります。

 

 

しかし、思春期の子どもは心が不安定になりがちで、
感情のコントロールも苦手です。
だからこそ、「心の器」を育てるためには、
親の関わりや愛情が必要なのです。

 

 

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