子どもの携帯スマホ依存を改善したいお母さんへ

なぜ最近の子どもは、スマホ依存になるのか?

携帯スマホ依存に関する相談

中学2年生の娘ですが、

毎日スマホばかり触っていて、
勉強を全くしません。

 

親ともほとんど会話をせず、
部屋に引きこもりひたすらLINEばかりしています。
どうしたらいいのでしょうか。

 

最近増えている携帯スマホ依存。
多くの方がスマホを渡したのが原因だと
思っているのですが実は違います。
本当の原因は家庭環境にあります。

 

 

では子どものスマホ依存を改善するために、
親はどのような対応をすればよいのでしょうか?
解決策をまとめます。

わが子の携帯依存度チェック

スマホのイラスト

携帯スマホ依存とひとえに言っても、

子どもの状況によってレベルが異なります。
まずはお子さんがどの程度依存しているか
チェックしてみてください。

 

 

状況が酷ければ酷いほど、
改善までの時間もかかります。
逆に状況が軽ければ、
それほど気にしなくてもよいこともあります。

 

レベル1 よくスマホを使うがやめなさいと言えばすぐにやめられる
レベル2 リビングでテレビを見ながらずっとスマホを触っている
レベル3 食事中やお風呂の中でもスマホを触っている
レベル4 部屋に引きこもって触っているが12時ごろまでにはやめられる
レベル5 夜中までずっとスマホを触っていて朝起きられない
レベル6 学校にも行かず寝るとき以外ずっとスマホを触っている

 

下に行けば行くほど、
携帯スマホ依存レベルが上がります。
一度お子さんの状況がどれくらいか
チェックしてみてください。

 

 

参考までにレベル2くらいまでであれば、
それほど気にしなくても大丈夫です。
今どきの中学生ならよくあるレベルです。
3を超えると少し問題です。

 

本当の原因は家庭環境と愛情バロメータ

携帯のイラスト

なぜ最近の子どもたちは、

携帯スマホ依存になってしまうのでしょうか?
多くの方が「スマホを渡したから」と
思っているのですがこれは大きな間違いです。

 

 

原因はスマホを渡したからではなく、
愛情バロメータの低下と家庭環境
あります。

 

原因1 愛情バロメータの低下

あなたとお子さんの関係が悪いと、
子どもは親と話をしたいと思いません。
すると食事中も親との会話を遮断するために、
スマホを触るようになります。

 

 

親子関係がさらに悪化すると、
そもそもリビングにいたくなくなります。
すると部屋に引きこもります。

 

 

部屋にいてもやることがないので、
仕方なくスマホを触るしかなくなるのです。

原因2 家庭環境が悪い

いくら親子関係が良好であったとしても、
家族みんなスマホばかり触っていたら、
子どもは自宅にいるのが楽しくなくなります。
すると暇つぶしでスマホを触るようになります。

 

 

スマホが触りたくて触るのではなく、
やることがないためスマホを触っている状態です。
また親子関係が良好であったとしても、
親との会話が楽しくないという場合もあります。

 

 

親と一緒にテレビを見たり話をしたりするよりも、
友達とLINEしていた方が楽しいのです。
これもスマホ依存になります。

 

もう一度お伝えします。
子どもが携帯スマホ依存になるのは、
スマホを渡したからではありません。
愛情バロメータの低下か家庭環境のどちらかです。

 

 

もしスマホを渡していなければ、
やることがスマホではなくゲームや漫画に
変わるだけだからです。

 

スマホ依存を直す2つのアプローチ

iphoneのイラスト

ではスマホ依存を直すためには、

どのようなアプローチを行えば、
よいのでしょうか?

 

 

実はアプローチ法は意外とシンプルです。
次の2つを意識すれば改善できます。

 

①愛情バロメータを上げる

例えばあなたが毎日、
「靴をそろえて脱ぎなさい」
「早くお風呂に入りなさい」
「今すぐ勉強しなさい」という感じで、

 

 

子どもにガミガミ指導していたら、
お子さんはどのように感じますか?
あなたと顔を合わせたくないと思いますよね?

 

 

これは過干渉と言って
最も愛情バロメータを下げる行為です。
もしこの状態であれば過干渉をやめることが、
スマホ依存を直す最短ルートになります。

 

 

上記以外にも、
子どもの大好きなご飯を作ったり、
子どもの要求を聞くなどすると、
愛情バロメータは上がります。

 

 

詳しくは思春期の子育てメール講座
参考にしてみてください。

②家庭を楽しい雰囲気にする

旦那さんが家に帰ってきて、
毎日職場の愚痴を言っていたら、
子どもはどのように感じるでしょうか?
その場にいたくないと思いますよね?

 

 

日ごろ辛いこともあると思いますが、
それを家庭に持ち込めば持ち込むほど、
お子さんはどんどんスマホ依存になります。

 

 

  • 家族で楽しく果物を食べながらテレビを見る時間を作る
  • 時には親子で一緒にゲームをする時間を作る
  • 食後に公園にポケモンを捕まえに行く

 

 

こういった家庭が楽しいと感じられるような、
雰囲気を作ることでスマホ依存を解消できます。

 

もし昼夜逆転に発展しているときは?

昼夜逆転

ここまで読んでいただくとわかるのですが、

スマホ依存を解消するうえで、
スマホを取り上げるという行為は、
必要ありません。

 

 

愛情バロメータをあげ、
家庭を楽しい雰囲気にすれば、
少しずつ改善できるからです。

 

 

しかしスマホを使っていることで、
子どもが昼夜逆転生活になり、
体調を崩している場合は別です。

 

 

この場合タイミングを見て、
スマホを取り上げるという対応をする必要があります。
そうでもしないとさらに昼夜逆転が酷くなり、
いずれ病気になってしまうからです。

 

 

ただタイミングややり方を間違えると、
子どもが暴れて怪我をする可能性があります。
それはそれで危険ですので、
一度専門家に相談することをお勧めします。

 

 

私に相談していただいてもいいですし、
さらに詳しい専門家もいるので、
紹介することも可能です。

 

 

道山への無料相談はこちらから

 

SNSいじめ、うつ、睡眠障害など二次障害の対策法

simカードのイラスト

昼夜逆転以外にも、

スマホ依存症の二次障害は
たくさんあります。

 

 

実は依存症よりも、
そちらの方が危険
です。

 

 

この記事の最後に、
よくある3つの二次障害の対策法をまとめます。
お子さんが該当していたら、
早めに対策しましょう。

 

SNSいじめに巻き込まれる

TwitterやLINEなどを使ったSNSいじめが増えています。
最近は法律も変わり、いじめの加害者になると、
想い罰則もあります。

 

 

被害者になって、
命を落としてしまった子もいるので、
当然と言えるでしょう。

 

 

子どもは自律性が欠如すると、
こういった事件の加害者になる可能性があります。
日ごろから良好な親子関係を作り、
何かあればすぐに相談される関係にしておきましょう。

 

うつなどの気分障害

TwitterやYouTubeのコメント欄などを読むと、
誹謗中傷などがひどい状況になっています。
万が一、自分が被害者になってしまうと、
うつなどの気分障害になる可能性もあります。

 

 

これ以上関係すると危険と思ったら、
自ら距離を取れるようにするには、
自律性を養い良好な親子関係を作ることが大切です。
これが、スマホ依存症の改善にもつながります。

 

眼精疲労からの睡眠障害

毎日スマホを見ていると、
眼精疲労(目の疲れ)もひどくなります。
その結果、頭痛がひどくなったり、
首が痛くなったりもします。

 

 

また、寝る直前まで見ていると、
ブルーライトの影響で睡眠障害にも
発展
します。

 

 

こういった特徴が出ていたら、
スマホを見る時間を減らすことが、
大切でしょう。

 

最低限守らせるべきルールはこれだ!

simカードのイラスト

ここまで説明したように、

スマホ依存を解消するためには、
愛情バロメータを上げて
家庭を楽しくするのが最短ルートです。

 

 

じゃあその2つさえ守っていれば、
それ以外は好きなだけスマホを触ってもいいの?
というとそういうわけではありません。

 

 

最低限守るべきルールは、
親が決めないといけないです。
中学生や高校生もまだまだ子どもです。
大きな事件に巻き込まれる可能性も十分あります。

 

 

そこで次のページでは、
スマホを持たせるときに
最低限決めるルールについて解説します。

 

 

これからスマホを購入する方はもちろん、
現在子どもにスマホを与えている場合も、
必ずチェックしてくださいね。

 

 

子どもに守らせる最低限のスマホルールに進む

 

動画で解説!!スマホ依存症を治す方法の詳細編

 

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