夜寝られず悩んでいるあなたへ
睡眠障害についての相談内容
読ませていただいています。
最近私は夜寝られず悩んでいます。
新しい学年になってから寝られなくなりました。
仲が良かった友達とクラスが離れてしまったことと、
親から毎日「勉強しろ」と言われるのがストレスで、
それが原因かなと思っています。
どうしたら眠れるようになりますか?
私も過去に寝られない時期がありました。
社会人になってからはすぐに寝られますが、
小学生のころはかなり悩んでいました。
その時に私がやっていた原因と、
今の時代にやってほしい対策について、
まとめました。薬に頼る前に、
まずはこの方法を試してみてください。
目次
病気と疑う前に考えるべき2つの原因とは?
夜寝られない子の場合、すぐに病気なのではないか?
と思ってしまいがちです。
しかし実際は病気よりも、
次の2つが原因である可能性が高いです。
最近は2つが重なっているため、
寝られない子が急増しています。
①学校や家庭でのストレスが原因
一つはストレスです。
私自身小学生の時寝られない時期が
あったのですが、そのときはちょうど
グループから幅にされたときでした。
今回の相談者の子も、
クラス替えをして仲の良かった子と
離れてしまったと書いてあります。
おそらくこれが原因だと思います。
人間は何か不安なことがあると、
頭の中でそればかり考えてしまい、
寝られなくなってしまうのです。
②寝る前のスマホゲームテレビが原因
もう一つが寝る前に行うスマホ
ゲーム、テレビです。これら3つからは、
ブルーライトという睡眠を阻害するライトが
出ています。
これを見ると頭が活性してしまい、
寝られなくなるのです。
寝る前に布団の中でスマホを使って
ゲームをするのは最悪です。
ストレスがなかったとしても、
ブルーライトだけで睡眠障害になるので、
注意してください。
最近多いケースとしては、
学校でストレスがたまり、
それを自宅で解消できず寝られなくなる。
その結果布団の中でスマホをいじり、
さらに寝付けなくなるというパターンです。
こうなってしまうと大変なので、
以下の方法で解消していきましょう。
今すぐできる2つの睡眠障害対策方法
もしあなたが、上記の2つのことが理由で、
寝られない可能性があるとしたら、
まずはこの方法を試してみてください。
いきなり睡眠薬や心療内科に頼るよりも、
一度下記の方法を試していただいたほうが、
良いと思います。
①信頼できる先生に相談をする
あなたのストレスの原因が、
学校の友達関係か親との関係かは、
私にはわかりません。
ただどういったストレスであったとしても、
まずは誰かに力を借りたほうがよいです。
できれば担任の先生が良いですが、
担任の先生が信頼できなければ、
部活の顧問や養護教諭でもかまいません。
絶対にダメなのは一人で悩むことです。
もし相談する人がいなければ、
遠慮なく私にも相談をしてください。
②寝る前は読書をする
スマホ、ゲーム、テレビを見るのは、
寝る1時間前までにしましょう。
それ以降もし暇だったら読書をしてください。
紙の本で読書をする形であれば
ブルーライトの影響がないので、
頭が活性することはありません。
あまり面白すぎる本だと寝られなくなるのですが、
つまらない本(社会の教科書のようなもの)だと、
すぐに眠くなるのでお勧めです。
漫画は面白いのでできれば避けたほうがよいです。
まずはこの2つの対策をしてみてください。
ストレスとブルーライトがなくなるだけで、
かなり寝られるようになります。
病院に行って薬をもらうのは悪いことか?
基本的には、上記の2つの対策を行えれば、
きちんと寝られるようになります。
ただストレスの原因が友達関係で、
なかなか修復ができない場合、
すぐに寝られるようにならないと思います。
この場合、
一度心療内科に行って、
軽い睡眠薬をもらってもよいと思います。
もちろん使いすぎると、
睡眠薬なしでは寝られなくなってしまいます。
だからできれば使わないほうがよいです。
しかし毎晩寝られずそれが原因で、
不登校になってしまうくらいなら、
私は薬の力を借りてでも寝たほうがよいと思います。
薬局に売っているドリエルのような睡眠薬は、
花粉症の薬と同じレベルの負担ですので、
それほど気にしなくても大丈夫だと私は思っています。
※もちろん私は専門家ではないので、
できれば精神科医に相談をしてください。
不安な気持ちを一人で抱えるのは絶対にダメ!
ここまで読んでいただくとわかるのですが、結局寝られない原因というのは、
体の問題よりも心の問題が大きいです。
どれだけ強い睡眠薬を飲んでも、
それ以上に心に不安を抱えていたら、
いつまで経っても寝られるようにはなりません。
まずはその不安の原因を解決できるよう、
担任の先生やお父さんお母さん、友達に、
相談をしてみてください。
話を聞いてもらうだけでもかなり変わると思います。
それでも解決できなければ、
私が力になりますので遠慮なく相談をしてくださいね。
【夜眠くなる飲み物とは何か?】
あくまでも気休め程度に読んでいただきたいのですが、
温めた牛乳を飲むと眠気が起きやすくなります。
これは牛乳の中に含まれているトリプトファンという成分が
関係しています。
22時に寝たいと思ったら、21時にお風呂に入り、
21時30分にホットミルクを飲んでから布団に入り、
読書をする。これでさらに寝やすくなると思います。
親なら読んでほしいメール講座
もしこの記事を読んでいるあなたが、保護者という立場であれば、
私が今無料で配信している
「思春期の子育てメール講座」を
読んでみてください。
ここまで書いたように、
子どもが夜寝られない原因はストレスです。
そのストレスを解消する唯一の場所が家庭です。
もし家庭でストレスが解消できていないとしたら、
それはあなたが今行っているお子さんへの向き合い方の
何かが間違っている可能性があります。
それを解説したのがこのメール講座になります。
今後どのように子育てをしていけばよいかがわかり、
お子さんとの関係もさらに良好になると思いますので、
参考にしてみてください。
【動画で解説】夜寝られない時の原因の詳細編