子どもが長い間、別室登校で、教室復帰させたい方へ

見守るだけでは解決しません

別室登校に関するページ内容

 

ここでは、

別室登校から教室復帰する流れについて
解説します。

 

小学校や中学校で、
子どもが学校に行けなくなると、
最初に別室登校を目指すと思います。

 

しかし、これが長引くと、
結果的に教室に戻れなくなってしまいます。

そこで、元中学校教師だからわかる、
理想的な解決ステップをまとめました。 

 

長期間続いてしまい、
解決できなくなる前に、
実践していただければと思います。


不登校解決を目指す場合、最初に別室登校させよう

不登校解決を目指す場合、
まずは別室登校からさせるのが
おすすめです。

 

 

不登校の子にとって、
いきなり教室に登校するのは
ハードルが高い
からです。

 

 

ただし、不登校の期間によっても変わります。
たとえば2日間だけ
学校に行きたくなくて休んでいた場合、
それほど大きな負担にはならないでしょう。

 

 

一方、1ヶ月以上学校を休んでいた場合、
教室に入るのが怖かったり、
人の目が気になったりと、
子どもの負担は大きくなります。

 

 

つまり、不登校が長期化すればするほど、
別室登校を経てから教室に戻る
という流れが理想といえるでしょう。

 

カウンセリングルームや登校支援での過ごし方とは?

別室登校とは
どういうところで、
どのように過ごすのでしょうか?

 

 

別室登校とは、
自分のクラスで授業を受けられない子が、
別の場所で学校生活を送る方法
です。

 

  • カウンセリングルーム
  • 適応指導教室
  • 民間のフリースクール
  • 登校支援室

 

など様々な方法があります。
どこを使うかによって、過ごし方は変わります。

 

民間のフリースクールの場合

学校の授業ほどではありませんが、
ある程度のカリキュラムが設けられていることが多いです。

 

学校の授業の進度に合わせた学習指導を行ったり、
社会で必要なスキルを身に付けたりと、
タイプは様々
です。

 

カウンセリングルーム・登校支援室の場合

通常、学校の中にあります。
手の空いた先生やカウンセラーがついて、
子どもを見守っている形が多いです。
授業をするというよりは、見てあげているイメージです。

 

自習をしたり、読書したり、音楽を聞いたりなど、
子どもは自由に過ごしています。

 

適応指導教室

通常、学校以外の場所にあることが多いです。
退職教員やカウンセラーなどが子どもを見て、
一緒に自習をしたり話をしたりしています。

 

別室登校にも様々な方法があります。
これから別室登校をする場合は、
参考にしてみてください。

 

まずは教室復帰させるべきかを考えよう

はじめに、不登校解決には、
別室登校を経て教室へ戻る流れが
理想だとお伝えしました。

 

 

しかし、教室に戻すことが
ベストとは限りません。

たとえば不登校のきっかけが、

 

  • 教室でいじめを受けた
  • 先生からひどい暴言を受けた

 

こういったことが原因だった場合、
勢いで教室に戻して
万が一同じようなトラブルが起これば、
学校へのトラウマはさらに大きくなるからです。

 

 

校長先生の許可を得られれば、
別室登校でも出席扱いにしてもらうことはできます。
そのため、高校から再スタートすることも可能です。

 

 

子どもの状況を見て、
教室に戻すべきかを考えましょう。

 

授業やテストで練習し学年や学期が変わるタイミングで挑戦

別室登校から教室復帰をするには、
次の3つのステップを行いましょう。

 

 

この時、
「いきなり完璧に戻さない」
ことが大切です。

 

①交流

友達や先生にカウンセリングルームに来てもらい、
話す時間を作りましょう。楽しい時間が過ごすことで、
教室に戻りたい気持ちが芽生えてくるからです。

 

②練習

教室に興味を持ってきたら、
少しずつ「練習」しましょう。
初日から丸一日教室に行かせるのではなく、
短い時間から慣れることが大切です。

 

1~2時間の授業だけ、テストだけでも大丈夫です。
無理させると反動が来るので注意しましょう。

 

③実践

練習や交流の時間をつくりながら、
徐々に時間を増やしていきましょう。
一回戻ることができたとしても、
2日行って1日休む、などくり返しになるかもしれません。

 

しかし子どもは、学校へ行くだけで頑張っています。
そのため、身体を心を休ませてあげましょう。
お父さんお母さんが焦ってはいけません。

 

教室復帰を目指す場合、
交流、練習、実践という3ステップを順に行いましょう。
子どものペースで進めていくことが大切です。

 

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別室登校であっても、
受験は不利になりません。

 

 

定期テストを受け、
提出物も期限を守ることで、
教室登校している子と同じように
成績に反映されるから
です。

 

 

ただし、実技テストは0点になってしまいます。
どうしても受けたい場合、
別室で受けられないか先生に確認するといいでしょう。

 

 

夜だけ塾に行くのもおすすめです。
学校に通っている子と交流することができるため、
教室復帰につながるからです。

 

 

また、不登校でも別室登校でも、
勉強方法は教室登校の子と変わりません。
学校から配布されている問題集をくり返し解いていくことで、
テストの点数を上げられます。

 

 

詳しくは私が無料で配信している
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上がっている方もたくさんいますので、
良かったらこちらも参考にして頂けると嬉しく思います。

 

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