中学受験でメンタルが崩壊しそうな方へ
中学受験での親の心構えに関するページ内容
中学受験に対する親の心構え
を解説します。
お子さんが私立中学や
中高一貫校を受験する場合、
親にも結構ストレスが来ますよね。
勉強していない姿を見ると、
ついイライラし、
続く場合メンタルが崩壊
してしまうこともあるでしょう。
では、こういったストレスには、
どういった気持ちで向き合えばいいので
しょうか。
元教師だからわかる
受験を乗り越えるメンタルの作り方を
まとめました。
目次
中学受験で親がストレスを感じる4つの理由
中学受験は、親子の受験です。
そのため、親のストレスも
大きな問題となります。
では、親は
どんなストレスを感じるのでしょうか。
主に、4つのストレスがあります。
経済的なストレス
1つ目は、経済的なストレスです。
中学受験をする場合は、
塾に入る家庭がほとんどでしょう。
この場合、少なくても年間50万円、
平均100万円単位の塾代が必要となります。
周りの子の話を聞くストレス
2つ目は、周りの子の話を聞くストレスです。
中学受験なので、争いがあります。他の子が、
- 模試の成績が上がった
- 塾のクラスが上がった
- 毎日○時間勉強している
などの声を耳に入ることで、
焦りや不安を感じ、
ストレスとなるでしょう。
送り迎えなどのストレス
3つ目は、送り迎えなどのストレスです。
塾が家の近くにあり、
自転車で行ける距離なら問題ありません。
しかし、塾が遠い場合は負担となるでしょう。
たとえ片道15分だとしても、
毎日30分送迎の時間を確保するのは、
簡単ではありません。
子どもが勉強しないストレス
4つ目は、子どもが勉強しないストレスです。
親が頑張ってサポートしているのに
子どもが勉強をサボっていると、
イライラすることもあるでしょう。
「なんでゲームをしているの?」
「勉強しなさい」
と口うるさく伝えるのも、
ストレスを感じるでしょう。
以上、4つの理由で親もストレスがたまります。
もちろん、中学受験を否定するわけではありません。
中学受験をさせた方がいい子もいるからです。
その場合、事前にこれらのストレスを理解した上で、
臨むようにしましょう。
メンタルが崩壊しない親の心構え3原則
実際に中学受験に臨む上で、
親がストレスに打ち勝つ
3つの心構えがあります。
これらを意識しておくことで、
子どもと歩幅を合わせ、
さらにストレスを減らすことができるはずです。
子どものためと考えない
「中学受験は子どもの為」と考えてはいけません。
もちろん、子ども自身も本気で望んでいるなら、
子どものためです。
しかし、本人が望んでいない場合は、
子どものためにはなりません。
「過干渉」となり、
子どもはストレスを感じるでしょう。
心身に不調をきたすことも少なくありません。
子どもが中学受験に興味がなかったり、
追い詰められたりしている場合、
どうして中学受験に臨むのかを
改めて考え直してみるといいでしょう。
無理に続けさせようと思わない
子どもが頑張りすぎて苦しんでいる場合、
無理に続けさせようとしないことも大切です。
受験勉強を始めたからこそ、
「自分には合わない」と感じることもあるからです。
「仕事が合わないから転職をする」というのと、
同じでしょう。
また、「絶対に合格しないといけない」と考えると、
落ちる恐怖がストレスになります。
子どもの体調には気を配り、
頑張らせすぎないようにしましょう。
一番大事なのは親子関係と考える
中学受験に限らず、受験というのは、
子どもたちが将来幸せな未来をつかむために
行うものです。
それなのに中学受験で親子関係が崩れたら
本末転倒でしょう。
中学受験を通して、
今よりも良好な親子関係を築くことができるなら、
続けることは賛成です。
しかし、親子ともにストレスになっているなら、
一旦ストップすることも考えましょう。
このまま続けさせると、
子どもにとってはストレスでしかありません。
ストレスが限界に達する前にできる予防法
子ども本人が中学受験を望んでおり、
親子関係が良好だとしても、
親のストレスが限界になることもあります。
この場合は、
次の3つの作戦を使いましょう。
心と体の余裕ができるはずです。
勉強の外部委託作戦
1つ目は「勉強の外部委託作戦」です。
勉強の指導は塾に丸投げして、
家は休むところと割り切るといいでしょう。
たとえわからないところがあっても、
明日塾の先生に聞くように伝えることで、
親が学習をチェックする負担が減るはずです。
受験集中作戦
2つ目は「仕事を減らす作戦」です。
仕事も、家事も、育児も、受験サポートもとなると、
時間は足りません。
結果的に睡眠時間を削ることになり、
イライラやストレスは倍増するでしょう。
子どもの受験に向き合いたいけれど、
キャパオーバーで苦しんでいる場合、
仕事を減らすことも検討してください。
(もちろん、経済的に可能な場合のみ)
家事の負担を減らす作戦
3つ目は「家事の負担を減らす作戦」です。
仕事を減らすことが難しいこともあるでしょう。
この場合、せめて家事の負担を減らすといいです。
現代は、
- 短時間で洗濯物を乾かせる乾太君
- 鍋まで洗える大型食洗機
- 勝手に掃除機をかけてくれるルンバ
などの「新三種の神器」があります。
こうした、家事を楽にする時短家電を
活用していきましょう。
シルバー人材センターで掃除を依頼したり、
キッズラインで料理の作り置きをお願いするのもおすすめです。
このように、
ストレスが限界に達する前に
できる予防法があります。
イライラしそうになったら、検討してみてください。
もし子どもが勉強のストレスでイライラしていたら?
子ども自身ももちろん、
勉強や受験の不安から
ストレスを感じます。
この場合、次の方法で、
子どものストレスを発散させることが大切です。
①まずは話を聞いて吐き出させる
まずは、話を聞いて
不安や不満を吐き出させてあげましょう。
人は誰かに話を聞いてもらうことで、
ストレス発散できるからです。
親はアドバイスをするのではなく、
ひたすら傾聴をして共感することが大切です。
②気分転換の日を作って、リフレッシュ
次に、気分転換の日を作って、
リフレッシュさせましょう。
好きなスポーツをやる、
動物と触れ合う時間を作るなど、
親子ともに息抜きの時間を確保することが大切です。
③それでも続く場合は、本当に続けるかを確認
上記のステップを行っても、
イライラしたり投げやりな状態が続いたりすると、
親としてもつらくなってしまうでしょう。
この場合、無理なものは無理と伝えることも必要です。
「あなたの受験は、お母さんも応援をしたいと思ってるよ」
「でも、毎日こんなにつらく当たられたらお母さんもキツイよ」
という感じです。
中学受験は、
絶対にやらないといけないものではありません。
子どもの様子や状況を見ながら、
続けるか確認することも行っていきましょう。
④やめたいと言うなら、1ヶ月塾を休んで様子見
子どもが本当にやめたいと言った場合は、
1週間~1ヶ月ぐらい休んで
様子を見るのがおすすめです。
すぐにやめると、後悔することもあるからです。
子どもは気持ちの波があるため、
少し休んで考えさせる時間を
与えるといいでしょう。
中学受験で使える超効率的学習法
中学受験という
ハイレベルな争いで勝つためには、
学校に塾、習い事など、
たくさんの努力が必要となります。
受験をしない友だちと比べると
自由時間が少なく、
ストレスにつながることもあるでしょう。
このときに少しでも負担を軽くするためには、
「学習効率」を上げることが大切です。
学習効率が上がれば、
同じ勉強量でも結果を伸ばすことができるからです。
さらに一度身につけられたら、
私立中学でも上位をキープできるでしょう。
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