自己肯定感が低いと悩んでいるお母さんへ

📣 実践者の声(大庭サトさん)
「以前はスマホばかりで何事にもやる気がなく、私も勉強や部活に口を出しすぎて声をあらげていました。詮索するのをやめて本人に任せ、気持ちに共感しながら控えめにアドバイスするようにしたところ、部活は朝練も夜練も積極的に行くようになり、文句も言わずに前向きな発言が非常に増えました。」

自己肯定感に関する相談
うちの子はいつもマイナス思考なんです!
という相談が来ました!
さてうちの子なんですがいつもマイナス思考で、
何をやっても「どうせ無理」という言葉を連発します。
おそらく自己肯定感が低いことが原因だと思うのですが、
どうしたら良いのでしょうか?
実は最近の中学生と言うのは、
本当に自己肯定感が低い子が多いです。
なぜこんなことになってしまったのか?
その大きな要因の一つが、
過干渉の子育てが増えていることです。
たくさんの保護者の方の相談に乗ってきてわかった、
自己肯定感を確実に高める方法についてまとめます。
目次

「今の自分でいい」
「自分には価値がある」
と思える感覚のことです。
ここで大事なのは、
成績や結果とは関係ないということ。
テストの点が悪くても、
部活で結果が出なくても、
「それでも自分は大丈夫」
と思えるのが自己肯定感です。
だから「点数を上げれば自信がつく」
というアプローチだけでは、
根本的な解決になりません。
点数が下がった瞬間に、
また自信を失ってしまうからです。

必ず2つの特徴があります。
もしこの特徴があったら、
過干渉の子育てをしていないか、
一度チェックをしてみてください。
特徴① マイナス言葉を多用する
自己肯定感が低い子はマイナス言葉を多用します。
「どうせ無理」「私にはできない」「諦めた」などです。
自分自身に自信がないため、つい口から、
こういったマイナス言葉を出してしまいます。
特徴② 何でも他人のせいにしてしまう
自己肯定感が低い子と言うのは、
自分自身に自信がないため何か問題が起こると、
つい人のせいにしてしまう癖があります。
テストの点数が下がったり、
高校受験に落ちてしまったりしたときに、
親のせいにしてしまうのはまさにこれが原因です。
もし、これら2つの特徴があったら、
一度、過干渉の子育てをしていないか
チェックしてみてください。
過干渉になっていないか5つのチェック
3つ以上当てはまったら、
過干渉になっている可能性があります。
- 子どもが言う前に、必要なものを用意している
- 宿題や提出物の期限を、親が管理している
- 子どもの進路について、親が先に候補を絞っている
- 子どもが失敗しそうなとき、先に止めている
- 1日の中で、叱る回数のほうが褒める回数より多い
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子どもが望むことではないことを、
親が必要以上にやりすぎてしまうことです。
例えば無理やり勉強させることです。
子どもが求めていない勉強を
無理にさせたりはしていないでしょうか?
過干渉の子育てをすると、
子どもの自己肯定感はどんどん下がっていきます。
なぜ下がるのかと言うと、
過干渉の子育てはどうしても
叱る子育てになってしまうからです。
「あれしなさい!」
「これしなさい!」
と言う感じで命令をする子育てなので、
自然に褒めることよりも叱ることが増えてしまうのです。
その結果、
「どうせ俺なんて無理だ」
と言うような感じで自信を持てなくなってしまうのです。

子どもは自分の人生に
希望を見いだせなくなります。
なぜなら過干渉の子育てと言うのは、
子どもの人生を奪い、親の思い通りに
しようとする子育てだからです。
その結果、
「どうせ俺の人生はお母さんが決めるんだ」
と思ってしまい自己肯定感が低くなってしまうのです。
これを続けていくと子どもは、
大人になってからも
「自分で決める」ことが苦手なままになり、
進路や仕事を選ぶ場面で
立ち止まってしまうことがあります。
そうなってしまってからでは遅いので、
今お子さんの自己肯定感が下がっているなら、
できる限り早めの対策をするようにしてください。

「自分のせいだ」と思われたかもしれません。
でも自己肯定感の高さは、
生まれ持った気質や学校での経験など、
複数の要因が重なって決まるものです。
親の関わり方は、
その中で今日から変えられる数少ない要素です。
だからこそ、ここに力を注ぐ価値があります。
ではどうしたら自己肯定感を
上げることができるのか?
いろいろな方法があるのですが、
一番大事なことは「褒める」ことです。
私たち大人というのは、
どうしても子どもを叱りながら、
育ててしまうことが多いです。
でもこれだと自己肯定感は下がります。
そこでできる限り叱ることはせず、
小さな成功を褒めるようにしていくことが
重要になります。
- 小テストで少し点数が上がった
- 部活でベンチに入れるようになった
- きちんと宿題を期限までに提出した
- 朝遅刻せずに家を出た
など大人からすると当たり前のことでも、
きちんとできていたら褒めるようにしましょう。
小さなことを褒め、叱る回数を減らしていけば、
少しずつ自己肯定感が上がってきます。
「褒めても効かない」ときにやりがちな3つのNG
褒めているのに変わらない、
むしろ「うざい」と言われる。
そんなときは、
褒め方がずれている可能性があります。
NG① 結果だけを褒める
「90点すごいね」と結果を褒めると、
点数が取れなかったときに
自分を否定するようになります。
「毎日コツコツやってたもんね」と、
過程を言葉にするのが正解です。
NG② 他の子と比べて褒める
「お兄ちゃんより頑張ってるね」は、
比較される不安を植えつけます。
比べるなら過去のその子自身と比べましょう。
NG③ 褒めたあとに条件をつける
「よく頑張ったね、でも次はもっと」
この「でも」で、
褒め言葉は全部打ち消されます。
褒めたら、そこで一度終わらせてください。
今日から使える声かけフレーズ7つ
何を言えばいいかわからないときは、
まずこの7つから使ってみてください。
1.「ありがとう、助かったよ」
食器を下げた、荷物を持ってくれた。
小さな行動に対して使います。
2.「よく気づいたね」
成果ではなく視点を認める言葉です。
3.「どう思う?」
意見を求められること自体が、
「自分は認められている」という感覚になります。
4.「大変だったね」
うまくいかなかったときに使います。
励ますより、まず認める。
5.「そのままでいいよ」
変わることを求めない言葉です。
6.「お母さんは味方だよ」
結果が出なかった日にこそ言ってください。
7.「あなたがいてくれてよかった」
存在そのものを認める、最も効果の高い言葉です。
変化が見えるまでの目安
褒める子育てに切り替えても、
翌日から変わることはありません。
私がこれまで見てきた家庭では、
表情や口数の変化が出るまでに
おおよそ1〜3か月かかります。
最初の2週間ほどは、
反応が薄かったり、
「今さら何?」と言われることもあります。
ここでやめてしまう方が一番多いです。
逆に言えば、
淡々と続けられた家庭ほど、
確実に変化が出ています。
親自身のケアも忘れずに
最後に一番大切なことをお伝えします。
それは、お母さん自身の心のケアです。
子どもの自己肯定感は、
親の心の状態と深くつながっています。
親が自分を追い込み、
「私はダメな母親だ」と責めていると、
その空気は言葉にしなくても
子どもに伝わってしまいます。
逆に、お母さんが自分自身に
「今日もよくやった」と言えるようになると、
不思議と子どもへの声かけも
やわらかくなっていきます。
完璧な親である必要はありません。
褒められなかった日があってもいい。
イライラして怒ってしまった日があってもいい。
子育ては半歩進んで一歩下がるものです。
だからどうか、頑張っているご自身のことも、
今日は一つ褒めてあげてください。
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