勉強しても点数取れない中学生へ
中学生が勉強しても成績取れない原因のページ内容
勉強しても成績取れない原因について
解説します。
定期テストでいい点数を取るために
勉強を頑張っているのに、
なかなか結果が出ないとつらいと思います。
では、なぜ頑張っているのに、
成績が上がらないのでしょうか?
病気が原因ではありません!
元中学校教師の経験と
1万組の親子をサポートしてわかった
考えられる3つの原因を紹介します。
これを意識すればすぐに点数UPできるはずです。
目次
中学生でも高校生でも勉強しても点数取れない原因は3つ
勉強しても
点数が取れない場合、
必ずどこかに原因があります。
- 勉強時間が短い
- 集中できていない
- 勉強効率が悪い
ほとんどの場合、この3つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①勉強時間が短い
基本的に、成績は勉強時間に比例します。
つまり、勉強すればするほど成績は上がります。
たとえば学年トップクラスの子の場合、
テスト3週間前から平日3時間、
土日は6~9時間ぐらいは勉強しています。
トップを目指しているのに叶わない場合、
このレベルに必要な勉強時間を
とれていないことがほとんどでしょう。
成績はレベル別で、勉強時間の目安があります。
目標とするレベルを達成するには、
それなりの勉強時間が必要です。
集中できていない
たとえ勉強時間を確保したとしても、
集中できていなければ知識として定着しません。
つまり、しっかりと勉強に集中できている中学生と、
スマホを触りながら勉強している中学生では、
明らかに結果は違ってきます。
ただ問題集を開いて椅子に座っているだけでは、
成績は伸びません。
実質の勉強時間は、
集中して勉強できている時間だけです。
勉強効率が悪い
勉強時間を確保し
集中して頑張っていたとしても、
勉強のやり方によっては点数に結びつかないこともあります。
ひたすら書いて覚えようとしたり、
いろんな問題集に手を出したりするなどです。
頑張っても結果に表れにくいため、
どんどんやる気も下がっていってしまうでしょう。
勉強しているのに点数が取れない場合、
このような原因があります。
次にお伝えする方法で、一つずつ解決していきましょう。
必ず点数UPができます。
友達の話を信じるな!目標別の勉強時間の目安とは?
先ほど、
目標別の勉強時間の
目安があるとお伝えしました。
とはいえ
「今回ノー勉なんだよね」
と言っていたのに、
成績がいい友達っていませんか?
実は友達の言う
「全然勉強してない」という言葉は信じてはいけません。
陰で勉強していることが、ほとんどだからです。
では、定期テスト2週間前からやるべき
目標別の勉強時間の目安をお伝えします。
次の表をご覧ください。
目標 |
オール4以上 |
オール3 |
オール2 |
---|---|---|---|
平日 |
3時間以上 |
2時間 |
1時間 |
土日 |
6時間以上 |
4時間 |
2時間 |
表からわかるように、オール4以上を目指す場合、
テストの2週間前から
しっかりと勉強時間を確保している子が
ほとんどです。
つまり、成績を上げたいなら、
それなりの勉強量が必要になるといえるでしょう。
集中力を上げるには親子で協力してやる気を出そう
次に、「集中力」は
どのように上げていけば
いいのでしょうか?
いちばんのポイントは
「やる気」です。
やる気さえあれば、
集中して勉強に取り組むことができるからです。
そのためには、
親子で「ごほうびと目標」を話し合って決めましょう。
ごほうびを得るために、
勉強を頑張ることができるようになるはずです。
中学3年生であれば、
心の底から行きたい進路を見つけるといいでしょう。
「何が何でもこの学校に行きたい!」という思いがあれば、
辛い受験勉強を乗り越えられるはずです。
とはいえ、やる気が出ても
長時間の勉強をやっていては集中力は持ちません。
人によって異なりますが、
30~60分ぐらいで集中力が切れてしまうからです。
上手に休憩を取り入れながら、
集中力を維持して勉強に取り組みましょう。
【親向け】ごほうび作戦が効かないときは?
子どもがごほうびを欲しがらない場合は、
- 目標が高すぎる(最初から諦めてしまいます)
- 親を信頼していない(親子関係が悪い)
- 本当に欲しがっているご褒美でない(親が勝手に決めている)
のどれかが原因であることが多いです。
「何点なら点数取れる?」と聞き、
子どもに目標を決めさせましょう。
仮に最初に低い点数を提示したとしても、
テスト毎にそれを達成していけば、
次第に目標の点数が上がりますので大丈夫です。
※最初は1点アップとかでも全然OKです。
効率のいい勉強法が出来ているかチェックしよう
最後は「効率」です。
効率のいい勉強法とは、
どういうものでしょうか?
たとえば英単語を覚えるとき、
ひたすら書く方法は、効率が悪いです。
時間がかかる上に、手が疲れるだけだからです。
まずは、声に出して覚えていきましょう。
書くよりも、速いスピードで覚えることができるからです。
そして何も見ずに言えるようになってから、
はじめて書くという作業に入りましょう。
時短で無駄な労力を使うことなく、
覚えることができるはずです。
定期テストで点数が取れる問題集の選び方
また、使う問題集にも注意が必要です。
よくあるのが、
- 学校の問題集
- 塾の問題集
- 本屋の問題集
これらの3冊の問題集を1回ずつ解いて、
勉強をやった気になっていることです。
正直これでは意味がありません。
勉強は、反復することで知識になるからです。
1回ずつ解いて、すべてがうろ覚えの状態では、
テストの点数に結びつかないでしょう。
学校の問題集は最低でも3回は解き、
余裕があった場合の応用として、
塾や本屋の問題集を解くようにしましょう。
全て満たしているのに点数が取れない時だけ病気を疑おう
ここまでにお伝えした
「勉強時間、集中力、効率」を
意識しているのに成績が上がらない場合、
学習障害の可能性も0ではありません。
- 文字がぐちゃぐちゃで読めない
- 小学校レベルの漢字が読めない
- 国語はできるけど計算が全くできない
このようにハッキリ学習障害と判断できる場合、
本人の努力だけで何とかなるわけではないからです。
精神科の先生に相談して、
やり方を工夫することも必要でしょう。
症状が軽い場合は、ここまでにお伝えした
「勉強時間の確保、集中力、効率」を意識すれば、
必ず高得点が取れるようになります。
まずはできていないところを見直し、
一つずつできることから実践していきましょう。
なお、私が現在無料で配信している
「7日間で成績UP無料講座」でも、
ここでは載せきれなかった
- 中学生の超効率勉強法
- 親向け!子供のやる気UP法
- 勉強時間が増える計画の立て方
などを紹介しています。
ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
※現在無料で「成績UPマニュアル(3980円)」をプレゼントしています!
動画で解説!!成績が上がらない3つの理由とは!?