子どもがLINEなどのSNSを使った虐めを受けている方へ
LINE虐めの解決法のページ内容
ここでは、
LINEが原因の虐めについて
親ができる予防対策と対処法解説します。
最近テレビのニュースで話題となっているのが、
LINEなどのSNSを使った虐めです。
ではなぜここまで増えているのでしょうか?
多くの方がLINEを子どもにやらせたり、
スマホを子どもに持たせたことが原因だと
考えています。しかし、
これは大きな間違いです!!
LINEいじめを予防する方法と、
起きた時悪化する前に解決する方法を
まとめたので、問題が悪化する前に
チェックして頂ければと思います。
【わが子がこの条件に当てはまていたら要注意】
いじめられやすい子とそうでない子がいます。
あなたのお子さんはどちらのタイプでしょうか?
次のページに当てはまる3つの特徴に当てはまるなら危険です。
既にいじめの被害者になっている可能性があるからです。
あなたが被害者なら親や教師に何と言ってほしいですか?
最初に考えてほしいことがあります。もしあなたがLINEいじめの被害者に
なったら、親や教師から何と声をかけて
欲しいですか?ということです。
実はLINEいじめを体験できるサイトがあります。
まずはこちらのサイトからLINEいじめを
体験してみてください。
結構悲惨だと思いませんか?
ただ現実にこういった流れで、
LINEいじめが行われているわけです。
私だったら確実に、
- 学校に行きたくなくなる
- 毎日が楽しくなくなる
- 生きている価値を感じなくなる
と思います。
こういったときにお父さんやお母さん、
学校の先生から「何かあったの?」と声を掛けられ、
辛い状態を話すことができたら本当に助かりますよね。
LINE虐めを受けた子どもたちというのは、
親や教師からこういった声をかけてほしいと思っているのです。
悪いのはLINEやSNS会社ではない!本当の原因は・・・
最近ニュースになっている、LINEなどを使ったSNSいじめですが、
原因はLINE社にあるわけではありません。
なぜなら今子どもたちがコミュニケーションに使っている
ツールがたまたまLINEなどのSNSというだけであって、
いじめは昔から行われていることだからです。
使っているツールが、
昔は口頭や電話、現代はLINEなどのSNSに
変化しただけなのです。
いじめが起こる原因のページで解説しましたが、
いじめを100%防ぐことはできません。
大事なのは起きた時に早期発見をして、
早めに対策を進めていくことです。
学校の先生としては、
子どもたちがそういった状態になったとき、
すぐに発見できるような人間関係を作ることが大事です。
こういった問題は必ずうわさとして回るので、
それが先生の耳にも届くような情報網を作ることが重要です。
またお父さんお母さんとしては、
問題が起きた時気軽に相談できる親子関係を
作っておくことが大事です。
こういった親子関係でないと、
子どもたちは追い詰められ自ら命を絶ったり、
部屋に引きこもるしかなくなってしまうからです。
最も効果的な予防対策は愛情バロメータを上げること
LINEなどを使ったSNSいじめを予防するために行うことは、
スマホを取り上げることではありません。
スマホを取り上げても、
学校でいじめが起こるからです。
ではどうしたら良いのかというと、
問題が起きた時に何でも相談してもらえる
親子関係を作っておくことが大事になります。
そのためにすべきことは、
愛情バロメータを上げることです。
常日頃から愛情バロメータを上げておけば、
子どもは親のことを信頼します。
何か問題が起きた時に、
お父さんやお母さんに相談すれば力になってくれる
と思うので、問題が悪化する前に解決できるのです。
愛情バロメータを上げる方法は、
思春期の子育て講座で解説しているので、
よかったらこちらも参考にしてみて下さい。
もし起こってしまったときの効果的な2つの対処法
日ごろから愛情バロメータを上げておけば、いじめが起きた時子どもは気軽に親に相談します。
相談して来たら次の2つのステップで、
対処していきましょう。
①どうしたいか子どもの意思を確認する
LINEいじめを止めるためには、
第三者(大人)の介入が必要です。
まずはこれを子どもに伝えます。
具体的にこんな感じです。
解決するためには学校の先生に状況を説明して、
加害者の子とその親と話し合いをしないといけない。
するとその子たちとの関係は切れてしまう可能性がある。
ただあなたをいじめる子たちと関係を持つ必要はない。
それで学校に行きにくいなら他の学校に転校すればいい。
お父さんとお母さんは絶対にあなたを守るからね。
という感じです。
そのうえで子どもにどうして欲しいか意思を確認します。
もし担任の先生に言ってほしくないというなら、
無理に言う必要はありません。
何も言わずに転校して、
再スタートを切るという方法もあるからです。
大事なことは親が勝手に進めるのではなく、
子どもの気持ちを尊重して進めることが大事ということです。
②担任の先生に間に入ってもらう
子どもが、担任の先生に伝えることを理解してくれたら
先生に電話をして話し合いの場を作ってもらいます。
そこで今LINE上で起きていることを見せます。
そのうえで相手の子、相手の親を呼び話し合いをします。
実際に証拠が残っているので、
相手の子としても言い逃れができません。
話し合いの場になったら、
まずはこちらから一言謝罪をします。
うちの子が君たちの気に障るようなことを言ったり、
そういった行動をしたことがもともとの原因だと思う。
それについては本当に申し訳ない。
その後、二度とこういったことがないように約束させる。
ただ、集団で一人の子をいじめるのは許されないこと。
今後もうちの子と付き合ってほしいとは言わないが、
LINE上や学校で陰口をたたくことだけはやめてほしい。
もし続くようなことがあればこちらは警察に通報する覚悟がある。
と伝えます。そして相手の親にも約束させます。
これでLINEいじめは収まります。
もし学校で陰口をたたかれるようなことがあれば、
状況を先生に説明し、先生から伝えてもらいます。
酷い状態であれば被害届を精神科で貰い、
警察に通報すれば良いです。
親はそこまでの覚悟をして子どもを守ることが大事なのです。
【重要】もしあなた自身がいじめの被害者ならすぐに相談を!
あなたが親という立場であれば、ここまで説明した流れで進めれば、
どんないじめも解決できると思います。
ただあなたが子どもという立場で、
親や教師に相談ができず悩んでいるなら、
絶対に一人で悩んではいけません。
誰でも良いので相談してください。
- 信頼できる友達や兄弟姉妹
- 親戚のおじさんや近所のおばさん
- 保健室の先生や部活の顧問
- 塾の先生や家庭教師
誰でも良いです。
大事なことはだれか大人に相談をするということです。
もしこういった人も一人もいないなら、
24時間子どもSOSダイヤルに連絡しましょう。
こちらは文部科学省という国の組織が
運営しているものなので安心して相談できます。
通話料もかかりませんしプライバシーの保護も守ってくれます。
そこまでの悩みでなければ、
道山に相談していただいても構いません。
一人で悩むことだけは絶対にやめてくださいね。
動画で解説!ネットいじめから子どもを守る方法の詳細編