徹夜でテスト勉強する方法についての相談内容
まもなく受験を迎える中学3年生から相談が来ました!
今週末に1学期最後の定期テストがあります。
最後はかなり追い込みたいのである程度は徹夜を覚悟して
勉強しようと思っています。
ただ今まで僕は徹夜をすると次の日が眠くなり、
逆に成績が下がってしまったことがあります。
上手に徹夜でテスト勉強をする方法があったら、
教えていただけないでしょうか?
私はどちらかというと徹夜は苦手なタイプなので、
道山流学習法の基本は徹夜をせずに、
長期的に勉強する方法になります。
ただ最近最後に追い込みたいという子もかなりいるので、
ここでは、もし徹夜をする場合に
意識すべき4つのポイントを解説します。
目次
徹夜でテスト勉強する効果とデメリットとは?
そもそも徹夜で勉強するのは、効果があるのでしょうか?
実は徹夜というのは上手に行わないと、
メリットよりもデメリットの方が
大きくなってしまいます。
なぜなら徹夜は睡眠時間を削ることなので、
少しやり方を間違えると翌日のテスト中に、
眠くなってしまい集中力が大幅にダウンする
からです。
ただ上手に行えば、
一気に頭の中に詰め込むことができるので、
1日の勉強で30点アップすることも可能です。
そこでまずは効果が高い徹夜をする条件について解説します。
条件1 テスト最終日
もしテストが3日間連続で行われるなら、
テスト1日目と2日目に徹夜をするのは
あまり効果的ではありません。
結局テスト後に寝てしまうので、
初日の勉強量が増えるだけだからです。
一方テスト最終日に徹夜をすれば、
翌日1日休みを取っても問題ありません。
条件2 テスト前日の段階でできていないことが多い
もしあなたが3週間前からコツコツ勉強をしてきて、
今の時点で80点くらいは取れそうな感覚があるなら、
無理にテスト前日に徹夜をしない方が良いです。
なぜなら無理に勉強をしたところで
覚えられる量が少ないからです。
もし既に80点以上は取れそうな感覚があるなら、
最後にわからないところを簡単に確認して、
早めに寝た方がテストの点数は上がると思います。
まずは上記の条件を見て、
自分が徹夜をすべきかどうかを考えてください。
徹夜をすると当たり前ですが睡眠不足になるので、
体調を崩す可能性が高くなります。
そういった健康面でのデメリットもあるので、
もし上記の条件に当てはまらないのであれば、
無理に徹夜しないようにしましょう。
深夜まで学習すべきか、朝早起きして勉強すべきか?
具体的にどのように徹夜をすべきかというと、まずは夜眠くなるまでひたすら勉強をしましょう。
目安としては、夜の2時です。
私の感覚だとどれだけ徹夜をするとしても、
1日3時間は寝た方が良いと思っています。
この時間よりも睡眠時間が減ってしまうと、
逆にテスト中に眠くなってしまい点数が下がります。
ですので深夜2時まで勉強をして、
そこから3時間寝て朝5時に起きて再度勉強をする
と言うのが私は一番効率が良いと思っています。
朝5時に起きたら、
少し熱め(43度くらい)のシャワーを3分浴びましょう。
その後水(15度くらい)のシャワーを1分浴びましょう。
熱めのシャワー、水のシャワーを
交互に繰り返すのを3回くらいすると、
一気に目が覚めるのでお勧めです。
【時間別眠くなってしまった時の対象法】
①12時より前に眠くなった場合
もし12時よりも前に眠くなってしまった場合は、
15分間の仮眠をとるのがお勧めです。
詳しい仮眠の方法についてはこの後説明するのですが、
12時までは頑張って勉強した方が良いです。
②12時以降に眠くなった場合
もし眠くなった時間が夜の12時を超えていたら、
仮眠をとるのではなく3時間寝てしまった方が良いです。
仮に12時30分に眠くなってしまったのなら、
3時30分まで睡眠をとってそこから勉強を開始します。
12時以降に仮眠を取っても結局睡魔が解消されないので、
それくらいならぐっすり寝てしまっい早起きした方が良いからです。
なお短時間睡眠で学校に行くと、
次の日テスト中や授業中に眠くなる可能性があります。
この場合以下の方法を実践すると、
短時間睡眠でも眠くならないのでお勧めです。
【眠いと感じたときに実践】上手に仮眠をとる方法
もし12時よりも前に眠くなったとしたら、15分仮眠をとることをお勧めします。
なぜ15分なのかというと、15分を超えると
メラトニンというホルモンが分泌されて、
体が熟睡モードになってしまうからです。
もし10時に眠いと感じたら、
一旦電気を全て消して布団に入ります。
この時に20分(寝るのに5分かかる計算)タイマーをかけ、
仮眠を取りましょう。
20分経ったら一度熱めのシャワーを浴びて、
その後机に戻り勉強を再開しましょう。
もし仮眠をとったにもかかわらず、
1時間経たないうちに眠くなってしまったら、
それは体に疲れがたまってきている証拠です。
この場合は集中力が上がらないので、
一度寝てしまって朝早く起きて勉強した方が良いです。
【人によって必要な睡眠時間は異なる】
①道山は短時間睡眠を続けた結果病気になった
そもそも人によって必要な睡眠時間と言うのは異なります。
昔道山は4時間半睡眠をしていた時期があります。
慣れてくると4時間半でも日中眠くならないのですが、
3か月たったころに謎の高熱に襲われました。
その高熱が終わってから再度4時間半にしようとしたのですが、
結局4時間半にすると日中眠くなってしまったのでやめました。
今は1日7時間から8時間くらい寝ているのですが、
ほとんど風邪をひかないので、この時間があっているのだと思います。
②3時間睡眠で無理の人は4時間半にしよう
徹夜をするとしても最低3時間は寝た方が良いと書いたのですが、
もし3時間睡眠だとテスト中に眠くなってしまうという中学生は、
4時間半睡眠にするようにしてください。
人によって必要な睡眠時間は異なるので、
無理に3時間にして集中力が下がってしまったら本末転倒です。
なお必要な睡眠時間は人によって異なります。
あなた自身はどれくらい必要なのか知りたい場合、
こちらの記事が参考になると思います。
【おまけ】目が覚める飲み物やおすすめの夜食とは?
朝起きてシャワーを浴びたとしても、まだ睡魔が取れない時はカフェインを取りましょう。
コーヒー、レッドブル、リポビタンDなどを飲むと、
一気に睡魔がなくなります。
ただこの方法はテスト期間だけにしましょう。
なぜならカフェインは体に良くないと
言われているからです。
特に成長段階にある中学生にとっては、
メリットよりもデメリットの方が大きいです。
もしどうしても睡魔が続く場合、
有機栽培で作られたコーヒーをブラックで飲むなら、
まだ体への害は少ないのですが、
栄養ドリンク系は害も結構あるので注意しましょう。
また徹夜で夜12時を超えるとお腹も減ると思います。
もし夜食を取りたいという場合、次の2つがお勧めです。
①果物
りんご、バナナ、メロンなどの果物は、
消化の負荷が少ないのでお勧めです。
できれば夜食は果物を食べるようにしてください。
②うどんかおにぎり
ご飯類は比較的消化が良いのでお勧めです。
ただ炭水化物はカロリーが高いので毎晩寝る前に、
ご飯やうどんを食べているとかなり体重が増えてしまいます。
テスト前だけにするようにしましょう。
特に果物はかなり消化の負荷が少ないので、
寝る30分くらい前までであれば食べても大丈夫です。
さらにカロリーもほとんどないので太りませんよ!
【これは絶対に食べてはダメ】
①カップラーメン
寝る前につい食べたくなってしまうのがカップラーメンです。
塾が終わった後にコンビニで
カップラーメンを食べてしまう中学生も
多いと思うのですがこれは本当にやめた方が良いです。
実は道山は3ヶ月寝る前にカップラーメンを食べて
7キロ太った苦い経験があります。
②お菓子とジュース
お菓子やジュースを食べながら勉強してしまう子も多いのですが、
お菓子やジュースに含まれている糖質や添加物などは、
集中力を下げてしまう原因になります。
太ってしまう原因にもなるので、
できる限りやめた方が良いと思います。
超効率的!定期テスト前日の勉強法
ここまで読んでいただいた方法を実践すれば、夜眠くならずに徹夜で勉強ができ、
結果的に定期テストの点数も、
大きく上がること間違いなしです!
ただあなたが今実践している
定期テスト前日の勉強方法って、
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もし前日の勉強方法ではなく、
1週間前に行う勉強方法をしていたら、
頑張っているのに点数が上がらない
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そうなってからでは遅いですよね?
そこで次のページでは、
定期テストの前日に絶対やるべき
おすすめの勉強法を紹介しました。
この方法で勉強を進めていくと、
確実に努力が実ります。
その結果他の子よりも短い勉強時間で、
高得点を取ることができると思います。
次の定期テストで高得点が取れる!道山流学習法
ここまでお話しした方法を実践すれば、徹夜で勉強して成績を上げることが、
できると思います。
ただ次回からの定期テストでは
徹夜ではなく、
1週間前からコツコツ勉強を行ったら、
さらに効率よく良い点数を取ることができると思いませんか?
ではどういった流れで、
定期テストの勉強を進めていけば、
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