親子関係がうまくいかないと悩んでいる方へ
親子関係に関するページ内容
親子関係をよくする方法
について解説します。
子どもが思春期になると、
なぜか親子関係がうまくいかないと
悩んでいるお父さんお母さんが多いです。
そこで、親子関係が悪くなる方の特徴と、
1日で改善できるテクニックをまとめました。
このまま悪化し続けると、
取り返しがつかなくなってしまいます。
そうなる前に対策しましょう。
目次
親子関係がうまくいかない方の3つの特徴
そもそも、親子関係がうまくいかない方は、
どんな特徴があるのでしょうか。
この記事では、
特に重要な3つの特徴を
お話します。
3つのどれかに当てはまっていたら、
その部分を意識して子どもに接するだけで
親子関係が一気に良くなります。
特徴1.プライベート優先
小学校だったら運動会、
中学校だったら部活の公式戦など、
子どもが楽しみにしている行事があると思います。
これらと自分の趣味、どちらを優先していますか。
子どもが「見に来ないで!」という場合は別ですが、
多くの場合子どもは応援に来てほしいと
思っています。
しかし、親が「自分の趣味を優先したい」と思っていて、
子どもの行事に行けていないなら、
親子関係が悪くなってしまいます。
子どもの行事を優先することができれば、
「お父さんは自分の趣味よりも僕を優先してくれたんだ」と感じるので、
親子関係は良好になりやすいです。
特徴2.親の気持ち優先
親子関係が良好な方は、子どもの気持ちを優先します。
たとえば子どもは「塾に行きたくない」と思っていて、
親は「塾に入れたい」と思っているとします。
この場合、親子関係が良好な方は、
子どもの意思を尊重して塾をやめさせます。
一方、親子関係が上手くいかない家庭は、
無理やり塾に入れてしまいます。
つまり、親の気持ちを優先してしまうのです。
すると子どもは親が信じられなくなります。
その結果、親子関係が悪化するのです。
特徴3.親の方が正しいと思っている
進路を例にお話します。
自宅から通える距離に、
A高校とB高校の2校があるとして、
子どもはB高校に行きたいと思っているとします。
しかし、お父さんお母さんは、
A高校の方がいいと思っているとします。
この場合、子どもが「B高校に行きたい」と言っているのに、
「絶対A高校の方がいいからA高校にしなさい」という感じで、
自分の意見が正しいと子どもに伝えてしまうと、
親子関係が悪くなります。
もちろん大人の方が人生経験が豊富なので
正しい判断ができる確率は高いかもしれません。
しかし、親の意見を押し通せば押し通すほど、
子どもは親のことが嫌いになります。
自分の中での優先順位を決めるのが最初の改善ステップ
では、既に親子関係が悪い場合、どのように修復していけば良いのでしょうか。
最初に考えてほしいのは
自分の中の優先順位です。
もしあなたが、
「親子関係の修復を第一」に考えているなら、
優先順位の1番に「親子関係を良好にする」
を持ってきてください。
もちろん人間は生きていく上で仕事や休み、
人との付き合いも大事です。そのため、
「絶対に親子関係を一番にしましょう」とは言いません。
ただ、親子関係が良くなるまでの間で良いので、
ここを第一優先に考えたほうが、
修復スピードは速くなります。
また、子育てができる期間は、
どれだけ長くても20年です。
20年間の間に、
お子さんと良好な関係を築くことができなかったら、
「もっと子どものために時間を使ってあげればよかった」と、
後悔が残るでしょう。
自分の趣味や仕事、友達との遊びなどは
子どもが大きくなってからでもできることです。
しかし、子育ては子どもが小さい時しかできません。
できる限り子育てや親子関係の修復を
最優先に考えたほうが、後に後悔することは少なくなるでしょう。
子どもが好きなテーマを考え、それに付き合おう
親子関係の修復で最も効果的な方法は、子どもの好きなテーマを考えることです。
たとえば、
- スポーツ
- ゲーム
- 漫画
- アニメ
- コスメ
- ファッション
などです。子どもの好きなテーマがわかったら、
次にその分野の勉強をしましょう。
親が子どもの好きなテーマの勉強をすると、
親子関係が良好になるからです。
なぜなら、子どもが「お父さんやお母さんは、
自分のためにわざわざ勉強してくれてる」
と理解できるからです。子どもに伝わるからです。
普段は野球が好きじゃないお父さんが、
急に野球を見始めると、どんな子でも、
「自分のためにやってくれているんだ」とわかります。
その結果、子どもは親のことが好きになります。
また、子どもとの会話も弾むようになるため
親子関係の修復がしやすくなります。
まずは子どもが好きなテーマが何かを考えて
それを勉強するということをやってみてください。
毎月1回「子どもDay」を作ればすぐに良くなる
子どもが好きなテーマを勉強して、学んだ内容を会話に取り入れることが、
親子関係を修復する最初のステップになります。
これは日常的に意識してください。
そしてもう1つ、
やっていただきたいことがあります。
それは、毎月1回
「子どもDayを作る」ことです。
子どもDayとは、子どもの好きなテーマに
特化した1日を過ごすことです。
たとえば、子どもが野球好きだとします。
この場合、
- 午前中は子どもの部活を見に行く
- 昼は子どもと一緒に野球のゲームをする
- 夕方からは、東京ドームに野球の試合観戦に行く
という1日を送るのです。
このように、
子どもの好きなことだけをやる1日が子どもDayです。
これを毎月1回でいいので作ってあげましょう。
お子さんはその日を楽しみに1か月を過ごすことになるので、
親子関係の修復が一気に進みます。
【重要】夫婦関係が悪いと、親子関係も悪くなる?
今回お伝えした内容を意識して、子どもに接していけば、
親子関係は少しずつ改善されてくると思います。
ただ、夫婦関係が悪いと
親子関係を良くしようと
思っても難しいです。
自宅で毎晩夫婦喧嘩している姿を見ると、
どちらの印象も悪くなるからです。
この場合、次のページで解説している
喧嘩にならず子育てを分担することができて、
夫婦間で子育ての価値観を一致させる方法
を実践してみてください。
すぐに夫婦関係が良好になるので、
親子関係も良くなるでしょう。
あと、親子関係というのは、
母親よりも父親の方が悪くなりやすいです。
子どもと関わる時間が短いからです。
そこで、父親の場合、
母親とは違った意識で子どもに向き合うことが大事です。
次のページでは、父親専用の子育て法をまとめました。
お子さんと父親の関係が悪い場合、参考になるかと思います。
親子関係が3倍良くなる会話テクニック
最後になりますが、現在私は、思春期の子育て法を伝える勉強会を
全国でおこなっています。
思春期の子どもとの接し方や、
不登校、スマホ依存の改善など、
思春期のお子さんがいるお父さんお母さんが
気になる内容を伝える勉強会です。
ただ、遠方で足を運べない方もいると思うので、
これらの内容を無料で解説する講座を配信しています。
題して、「思春期の子育て講座」です。
こちらの講座では、
思春期の子どもがイライラする原因と対応法や、
子どもが勝手に勉強を始める上手な声掛け法
などについて解説しています。
受講料は無料で、
今なら3,980円で販売していた、
「子どもの問題行動改善マニュアル」
も受講特典としてプレゼント中です(まもなく終了予定)。
よかったらこちらの講座も参考にしていただけると嬉しく思います。
動画で解説!!親子関係を良くする方法の詳細編