子どもの個性を伸ばしたい方へ

すべて尊重すべきではありません!

子どもの自分らしさに関するページ内容

 

ここでは、

子どもの個性について
解説します。

 

思春期になると、
いい意味で自分らしさが出てきます。
髪型、趣味、ファッションなどに、
現れることが多いでしょう。

 

ある程度尊重することは大切です。
ただすべて認めると危険でしょう。
個性ではなく、ただのルール違反
ということも多いからです。

 

上手に自分らしさを伸ばしつつ、
ダメなことはダメと規制する子育て法を、
まとめました。


なぜ思春期になると個性が出てくるのか?

そもそも、
なぜ思春期になると
個性が出てくるのでしょうか?

 

 

様々な理由がありますが、
最も大きいのは
「自立するから」
です。

 

 

今までは、親が指示を出したり
決めたりすることが、
当たり前だったと思います。

 

 

しかし、思春期になり
様々な情報が入ってくるようになります。
すると、自分の考えが出てきます。

 

 

その結果、
「この髪型は嫌だ。マッシュにしたい」
「こんなダサイ服着たくない。新しいの買って」
というように、個性が現れてくるのです。

 

 

この個性は、成長していく段階で
必要なこと
といえるでしょう。
いい変化だと考えて、伸ばしていくことが大切です。

 

自分らしさがない子は危険?モラトリアム人間に育てるな

「個性」は成長する上で、
必要とお伝えしました。

 

 

しかし、個性や自分らしさが
ない子もいます。

その原因として考えられるのが、

 

  1. 個性を出せない家庭環境だから
  2. 人と同じがいい思考だから

 

この2つです。
詳しく見ていきましょう。

 

 

①個性を出せない家庭環境だから

子どもが意見を言ってきたときに、
否定ばかりしていませんか?

 

これが続くと、かなり危険です。
子どもは何を言っても無駄、と考えるようになるからです。
いずれ将来に希望が無くしてしまうか、
激しく反発するようになるでしょう。

 

たとえば
「髪型をツーブロックにしたい」
と言われたときに、

 

「そんなみっともない髪型やめて」
「絶対似合わないからやめなさい」

 

などのように、一方的に否定ばかりしていると、
子どもの個性や自分らしさの芽を摘んでしまうのです。

 

②人と同じがいい思考だから

「みんなと同じがいい」という考えは、
日本人に多いタイプといえます。

 

「友達と同じカバンがいい」
「みんなと同じ髪型にしたい」

 

このように、みんなと同じがいいという考えは、
一見すると個性がないように見えます。

 

しかし、そこまで問題ではありません。
いずれ交友関係が広がったり
環境が変わったりすることで、
ちょっとした個性が出てくるようになるからです。

 

そのタイミングまで待てば、
個性は自然と出てくるでしょう。

 

子どもの個性を伸ばす方法は「尊重」「挑戦」「失敗」

では、子どもの個性を
伸ばすためには、
どうすればいいのでしょうか?

 

 

「尊重⇒挑戦⇒失敗」
このステップを行うことで、
個性を伸ばすことができます。
具体的に見ていきましょう。

 

①「尊重」

親の希望をかなえるのではなく、
子どもの意思を「尊重」してあげましょう。

 

(例)
「マッシュの髪型にしたい」と言われたら、
「そんなの似合わないからやめなさい」ではなく、
「最近流行ってるんだね。一回やってみる?」
と声をかける。

 

※もちろん、学校の校則に違反する場合は止める。

 

②「挑戦」

子どもの意見を尊重したら、
次は「挑戦」させましょう。

 

(例)
マッシュの髪型に挑戦させるために、
床屋や美容院に連れていく。
カット代を出してあげる。

 

③「失敗」

挑戦が「失敗」に終わったとしても、
それもまた成長です。
次につなげていけるよう、フォローしましょう。

 

(例)
マッシュにして似合わなかった場合、
「やっぱり短髪の方が似合うかもね」
「それがわかって良かったね」
と声をかける。

 

このように、
挑戦と失敗を繰り返して
「自分らしさ」が出てきます。

 

 

まずは小さなことだとしても、
子どもの意思を尊重することから始めていきましょう。

 

髪型やファッションなどルール違反は厳しく叱ろう

とはいえ、
子どもの意思を
全て受け入れることも間違いです。

 

 

個性ではなく、ただのルール違反
ということも多いからです。

 

 

このときの基準は、
「社会のルールを守れているかどうか」
で判断していくといいです。
以下、例を挙げてみていきましょう。

 

「マッシュの髪型にしたい」

校則に違反していなければ、自由にさせてもいいでしょう。
しかし校則で禁止されているのであれば、
卒業するまでは我慢させましょう。

 

「髪を染めたい」

染髪は多くの中学校で、禁止されています。
学校に通う以上は、学校のルールを守らせるのが親の責任です。
「高校生や大学生になったらね」と伝え、校則を守らせましょう。

 

「スカートの丈を短くしたい」

学校のスカートの丈を短くするのも、校則違反となります。
これを許してしまうと、受験にも影響が出てくるかもしれません。

 

休日のファッションは個人の自由なので、
私服で好きなファッションをさせるなどをしましょう。

 

このように髪型やファッションなどでは、
特に個性が出てきやすいです。

 

 

「ルールに違反していないか」
この判断基準を明確にしながら、
子どもの個性を育てていきましょう。

 

小中学生に一番大事なのは信頼できる親子関係

思春期の子育てメール講座

ここまで、
子どもの個性を伸ばす
テクニックや注意点を
お伝えしてきました。

 

 

しかし最も大切なのは、
「良好な親子関係」です。

 

 

信頼できる親子関係があるからこそ、
子どもは自分の考えを伝えてくれるからです。
その結果、個性を伸ばすことにつながるでしょう。

 

 

逆に親子関係が悪いと、親のことを試そうとします。
わざとルール違反をすることもあるでしょう。
先生から注意を受けたり、
ひどい場合は受験に影響することになるかもしれません。

 

 

そうならないためにも、日ごろから
信頼できる親子関係を作っておくことが大切です。
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子どもは個性を発揮することができるでしょう。

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