漢文の勉強法を知りたい中学生へ

解き方のコツをつかめば高得点取れます!

漢文の勉強法に関するページ内容

 

ここでは中学生向けに、

漢文の勉強法について
解説します。

 

返り点や書き下し文など、
意外とややこしいのが中学生の漢文。

 

でも安心してください。
解き方のコツを覚えれば、
誰でも必ず高得点がとれます!

 

元教師だからこそわかる、
漢文の勉強法を解説しました。
このやり方なら、高校受験も楽勝です。


【国語の基本的な勉強法】

 

中学生の国語は、漢文だけではありません。
文法、漢字、長文読解などいろいろあります。
これらを総合的に勉強していかないと高得点はとれません。
基本的な勉強法を以下のページでまとめました。

 

漢文とは何か?高校受験の出題頻度とは?

そもそも、
「漢文」とはどんなものでしょうか?

 

 

漢文とは、中国の昔の文章のことをいいます。
特に「春暁しゅんぎょう」という話が有名で、
ほとんどの教科書にのっています。

 

 

中学生の場合、漢文の文章には返り点がついています。
この返り点があることによって、読み方がわかります。
つまり、返り点の意味を理解することが重要といえるでしょう。

 

 

漢文は、高校受験にも出題されます。
対策はしっかりしておくようにしましょう。

 

 

ここからは、
誰でもできる漢文の勉強法について解説していきます。

 

 

複雑そうに見えても、
ポイントをおさえれば高得点をとれるため、
一緒にチェックしていきましょう。

 

勉強法①訓読文を書き下し文にしよう

漢文の勉強では、
「訓読文を書き下し文にする」
ことから始めていきます。
たとえば春暁の場合、

 

 

白文はくぶん:「春 眠 不 覚 暁」

訓読文:「春 眠 不レ覚レ暁」

書き下し文:「春眠 暁を覚えずしゅんみんあかつきをおぼえず

意味:「春の眠りは心地が良く、夜が明けるのも気付かないほどです。」

 

 

このようになります。
白文に返り点や送り仮名を使った文を、訓読文といいます。
中学生の場合は、訓読文でテストに出題されます。

 

 

そして訓読文を書き下し文にすることが、
漢文の勉強の最初のステップです。

 

 

そのとき、
意味も一緒に覚えておくといいでしょう。
テストでは、意味を問われることがあるからです。
漢文の勉強の最初のステップは、

 

  • 訓読文を書き下し文に直すこと
  • 文の意味を理解すること

 

になります。

 

勉強法②返り点の特徴を理解しよう

中学生にとって
「返り点を読み解けるかどうか」で、
漢文の理解度が大きく変わります。

 

 

そこで、代表的な返り点をまとめました。
まずはこの3つを理解しておきましょう。

 

レ点

下の字からすぐ上の字に返る時に使います。

一・二点

二字以上上の字へ返る時に使います。

上下点

一・二点のついて句をはさんで返る時に使います。

 

 

これらを覚えるためには、問題集を解いてください。
必ず返り点の問題が出てくるからです。

 

 

そして、わからないところは解説を読み、理解するようにしましょう。
解説ではわからない場合、学校や塾の先生に聞くなどをして
完全にマスターするようにしてください。

 

 

返り点とともに、「漢字の読み方」「読まない漢字」も
必ず覚えておくようにしましょう。
こちらもテストに出題される確率が高いからです。

 

 

そのためには、ひたすら教科書を音読しましょう。
5~10回音読すれば文章が頭に入ってくるので、
自然に覚えられるからです。

 

 

訓読文から書き下し文に直すことができたら、
返り点の使い方をきちんと理解しておきましょう。
漢字の読み方も覚えておけば、
漢文では高得点を目指せるはずです。

 

絶句と律詩の特徴を押さえると解けるようになる

漢文を解く上で、
絶対に出てくるのが
「絶句」「律詩」です。

 

 

まずは、以下の表を
頭に入れてしまいましょう。

漢詩の種類

五字

七字

四句

五言絶句

七言絶句

八句

五言律詩

七言律詩

 

 

どちらが絶句で、
どちらが律詩かを理解しておくようにしましょう。
また、漢文の特徴である「対句」「押韻おういん
テストに必ずといっていいほど出題されます。

 

 

「対句」とは
たとえば、「川は〇〇、山は〇〇」
このように形や意味が似ている二つの句を並べるルールのことです。
この場合、川と山が対句となります。

 

 

いん」とは音の響きのことです。
決まった所に同じ響きがあることが
「韻を踏む」「押韻する」ということです。

 

 

たとえば
「鳥」チョウ 「少」ショウ、
これらはどちらも「~ウ」という似た響きを持っており、
押韻となります。

 

 

この対句、押韻の問題は必ず出題されるので、
問題集やプリントの問題を何度も解きましょう。

 

 

普段見慣れない漢文でも、
コツをつかめば得点に結びつけやすい分野です。
高校受験にも登場するので
きちんと理解しておきましょう。

 

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