毒親から抜け出したい方へ

自己肯定感が下がり、対人関係や自立が困難になります

毒親の特徴と危険性に関するページ内容

 

ここでは、

毒親の特徴について
解説します。

 

よく、過干渉、過保護、強い支配
などの行動は毒親の特徴を言われています。
しかし、本当にそうでしょうか?

 

元教師で1万組の親子のサポートをして
わかった、子どもを潰してしまう親の特徴
まとめました。

 

今回説明する子育てをしていたら、
早めに改善しないと、お子さんが将来、
鬱になったり、引きこもりになったりするので、
注意しましょう!


毒親とは何か?子どもに与える危険な悪影響とは?

そもそも「毒親」とは、
どんな親のことをいうのでしょうか。

 

 

私が調べたところ、
「毒親」という言葉は、
1989年にスーザン・フォワード
という方が提唱した概念だそうです。

 

 

「子どもの心や成長に悪影響がある
行動や態度をとる親」を指します。

 

 

とはいえ、私はあまりこの言葉は好きではありません。
なぜなら毒親と言うと、
「危険な親」というイメージが湧くからです。
もちろん、

 

  • 子どもをほったらかしにして遊びに走っている
  • 子どもに手を出して子どもが苦しんでいる

 

こうした親は「毒親」と言ってもいいでしょう。
ただし私の経験上、
99%の親は子どものことが大好きで、
子どもの為を思って行動しています。

 

 

ただ、
少し愛情の方向性がズレてしまっているのが理由で、
子どもに悪影響が出ていることがほとんど
です。
さすがにこれで、「毒」とは言えないでしょう。

 

 

とはいえ、世間では「毒親」の認識が広まっています。
そこで、ここでは、世間一般で言われている
毒親その特徴や子どもにとって
毒となってしまう子育て法を説明していきます。

 

 

仮にこの条件にご自身が当てはまったとしても、
あまり自分を追い詰めないでください。

 

過干渉、過保護、強い支配、放任・・・毒親の特徴はどれ?

では、実際に、
世間一般で言われている
毒親にはどんな特徴があるのでしょうか。

 

 

大きく分けると、
4つのタイプにわけられます。
1つずつ見ていきましょう。

 

過干渉タイプ

1つ目は、過干渉です。
子どもに対して過度に干渉し、自由を奪う行動です。
たとえば、必要以上に「勉強しろ」と
繰り返すことなどが挙げられます。

 

この結果、子どもが苦しんでいる場合は、
毒親と言われてしまうでしょう。

 

支配的な態度タイプ

2つ目は、支配的な態度です。
子どもの選択や意見を無視し、
自分の価値観を押し付ける行動です。

 

たとえば、「絶対にこの高校に行きなさい」
といった強制することも、毒親と認識されてしまうでしょう。
子どもの人生は子どものものであり、
親が決めるものではないからです。

 

感情的虐待タイプ

3つ目は、感情的虐待です。
子どもに対して罵倒や無視をして、
精神的なダメージを与える行為です。

 

たとえば、「このクズが!」「バカヤロウ!」
などの暴言が挙げられます。
親だけでなく、学校や部活などの先生が
この感情的虐待をしてしまっているケースもあります。

 

ネグレクト(放任)タイプ

4つ目は、ネグレクトです。
必要な愛情やサポートを提供しないことで、
子どもに孤独感や不安を抱かせることです。

 

生きる上で必要な食事の提供を怠ったり、
必要な服を与えなかったりすると、
毒親と呼ばれてしまうでしょう。

 

以上の4つが、世間で言われている毒親の特徴です。
まずは、当てはまるところがあるかどうかを
チェックしてみてください。

 

「過保護」は毒親にはならないのか?

よく「過保護な親=毒親」と書かれている記事を見かけます。
ただ、そもそも過保護の定義は、人によって様々です。

 

 

私が考える過保護の定義は、
児童精神科医の佐々木正美先生の考え
ベースになっています。

 

 

佐々木先生の過保護は、
「子どもが望むことを望んでいる通りやってあげ過ぎること」
です。

 

 

この場合、子どもの心や成長に、
悪影響は出るのでしょうか?
結論、出ません!

 

 

なので、佐々木先生の定義の場合、
過保護の親は毒親ではありません。

 

 

ただ、世間一般では、
子どもが望んでいないことをやってしまうこと
過保護と呼んでいる方もいます。

 

 

これは、佐々木先生の定義では、
過保護ではなく過干渉です。
前述したように過干渉は、毒親の定義に
当てはまってしまいます。

 

自分がなりかけていた時は、この方法で子育てを変えよう

ここまで読んで、
もし自分が毒親になりかけていると感じたら、
どうすればいいのでしょうか。

 

 

大丈夫です。
以下の3ステップを行えば、
すぐに改善することができます。

 

STEP1.自分のタイプをチェックする

まずは、自分が過干渉、支配型、
感情的虐待、ネグレクトの
どれに該当するかを確認しましょう。

 

STEP2.子どもに謝る

次に、自分の間違いを認め、
子どもに対して誠意を持って謝ることが大切です。

 

「ごめんね、言いすぎちゃったね」
「今まであなたの意見を聞かなくてごめんね」

と言葉で伝えましょう。

 

すぐに許してもらう必要はありません。
自分が今後行動を改めるという
意思を伝えることが大切です。

 

STEP3.ネガティブな要素を改善する

最後に、ネガティブな要素を改善していきましょう。
具体的には、過干渉の場合、
子どもに言い過ぎることをやめましょう。

 

支配型の場合は、
子どもの意思を尊重することが大切です。

 

虐待型は、ダメだとわかっていても
子どもへの虐待につながってしまうこともあります。
その場合、親自身がカウンセリングを受け、
心を安定させることも必要でしょう。

 

ネグレクトの場合、
そもそも子育てに興味を持っていないケースが
ほとんどです。

 

自分一人でお子さんに向き合わず、
行政に相談するなどして、
周りにも協力をお願いしましょう。

 

以上の3ステップを行い、毒親から抜け出しましょう。

 

母自身がストレスや愛着障害だったときはどうする?

毒親を抜け出したいと思っても、
親自身がストレスや愛着障害を抱えており、
改善が難しいケースもあります。

 

 

こうした場合、まずは
自分自身をケアしないと、
本質的な改善はできません。

 

 

そこで、
誰かに話を聞いてもらう時間を作ったり、
子どもから一時的に距離を置いたりして、
リラックスする時間を確保しましょう。

 

 

親や祖父母に頼ったり、
それが難しい場合は全寮制フリースクールも
視野に入れたりするのもひとつの手です。

 

 

ご自身が愛着障害だった場合、
覚悟があれば自分の代で断ち切ることもできます。

 

 

ただ難しい場合はパートナーや祖父母に
代わりに愛情を注いでもらったり、
行政に相談したりするのもいいでしょう。

 

 

無理せずに周囲に助けを求めることが、
子どもへの良い影響につながります。

 

短期間で過干渉をやめる方法

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もしあなたが毒親の条件に
当てはまるとしても、
落ち込む必要はありません。

 

 

なぜなら、子どものためを思って
子育てを改善しようと行動されているからです。

 

  • 子どもの反抗がひどい
  • 無気力で不登校が長期化している
  • 挨拶すらできない親子関係

 

このような状況でも、
必ずいい方向に変えられます。
とはいえ、長年やってきた子育て法を変えるのは、
それなりの覚悟と意識が必要
です。

 

 

そこで、おすすめなのが、
私が無料で配信している
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ここでは、

 

  • 子どもとの会話が3倍増える方法
  • 子育てにイライラしなくなる方法
  • 過干渉をやめるための自己洗脳術

 

などについても解説しています。
お子さんとの関係がよくなるため、
言いすぎてしまうことがなくなるはずです。

 

 

過干渉の改善にもつながるので、
こちらも参考にしていただけれるとうれしく思います。

 

 

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動画で解説!!毒親って何?危険な特徴の詳細編

 

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