不登校の子供がゲーム三昧になってしまった方へ
ゲーム依存の子供の対応法に関するページ内容
不登校の子がゲーム三昧になった場合の
解決法を紹介します。
小中学生や高校生で不登校になると、
ゲーム依存になることが多いです。
では、この場合、取り上げたり、
禁止したりした方がいいのでしょうか。
実は無理やり制限するのは
危険な対応法です。
子供が暴れてけがをすると、
絶対に後悔します。
このページで紹介した方法で対応し、
不登校も解決しましょう。
目次
不登校の子がゲーム三昧になる3つの原因
そもそも、なぜ不登校の子どもは
ゲーム依存になってしまうのでしょうか?
特に大きい原因として、
- 寂しさ
- ストレス解消
- 暇つぶし
という3つが挙げられます。
詳しく見ていきましょう。
寂しさ
不登校の子の気持ちを、考えてみてください。
周りの子どもは、みんな学校に行っています。
しかし自分は、一人で家にいるのです。
友達にも会えず、孤独で寂しいですよね。
そんな気持ちをごまかそうとして、
ゲーム三昧になってしまうのです。
ストレス解消
学校へ行っていない状態でも、ストレスはたまります。
- 親から「学校へ行きなさい」と言われる
- 将来への不安
- 学校であったトラブルへのイライラ
などがあるからです。
この不安やストレスを発散するために、
ゲームにのめり込んでしまうのです。
暇つぶし
上記のような寂しさやストレスがなくても、
ゲーム三昧となってしまうこともあります。
学校へ行かないと、やることがなくて暇だからです。
何もやることがないため、
仕方なくゲームをやっている子も多いのです。
不登校の子どもがゲーム三昧になってしまう場合、
これらに当てはまっていることが多いでしょう。
まずはこのことを、理解して対応することが大切です。
親が突然取り上げたり制限したりすると危険な理由
学校へ行かずゲーム三昧だと
お父さんお母さんとしては
辛いと思います。
しかし、
やみくもにゲームを取り上げるのは
危険です。
不登校の子どもにとってのゲームは、
- 寂しさ
- ストレス
- 暇
を紛らわす大切な道具だからです。
取り上げると寂しくなり、ストレスがたまり、
やることがなくなるため精神的に追い詰められます。
その結果、激しく反発してくるでしょう。
暴れて物を壊したり、
手を出したりということにつながりかねません。
もちろん取り上げた結果、改善しているケースもあります。
しかしそれは、専門家のサポートを受けながら
きちんとした対応ができた場合のみです。
親の判断で無理やり取り上げると、
改善どころか悪化することもあるので、
注意しましょう。
子どもが暴れて、
大けがにつながってしまっては大変です。
無理はしないようにしましょう。
小中学生や高校生のゲーム依存克服法
「取り上げなければ、
ずっとゲーム依存は
続くんじゃないですか?」
このように思われたかもしれません。
そこで安全に、
ゲーム依存を解決できる方法を2つ
お伝えしていきます。
①良好な親子関係を作る
まずは、「良好な親子関係」を作りましょう。
子どもが不登校かつゲーム依存の場合、
親子関係が悪いケースが多いです。特に、
- 親子で会話が成り立たない
- 部屋から出てこない
このような状況だと、
なかなか解決は難しいです。
そこで、お子さんが、
- リビングでご飯を食べる
- 食事中には、他愛もない話ができる
状態まで、親子関係を良好にしましょう。
会話ができるようになれば、
ゲーム依存の原因となっている寂しさを減らし、
ストレス解消にもつながるからです。
そのためには、子どもの趣味を理解することからはじめましょう。
親もそのゲームをやり、共通の話題を作るのもおすすめです。
すると、徐々に会話は増えていくでしょう。
②ゲーム以外の楽しみを作る
次に「ゲーム以外の楽しみ」を作りましょう。
ゲームを取り上げても、子どもはやることがありません。
いきなり勉強するのも、難しいです。
そこでまずは、ゲーム以外の楽しみを作りましょう。
本、マンガ、スポーツなど、何でもいいです。
子どもが興味あることや、親が一緒にやってあげられること
だと、よりハードルが下がるでしょう。
まずは一旦ゲームから離れることが、
ゲーム依存を克服するきっかけとなるでしょう。
無理やりゲームを取り上げなくても、
お父さんお母さんの働きかけ次第で
ゲームから離してあげることができます。
専門家のサポートを受けられないときは、
こちらのやり方で改善を進めましょう。
依存症を乗り越え不登校も解決するには?
ここまでの流れで、
ゲーム以外の楽しみが出てくると
徐々に学校へも意識が向いてきます。
子ども自身も、
「不登校を乗り越えたい」
「学校へ行くために何かしなければいけない」
と心の底では思っているからです。
このように学校へ意識が向いてきたら、
不登校解決へ進めていきましょう。
そのためには、
①生活リズムを整える
②行けない原因をなくす
③ステップを小さくする
この3つを行っていくことで、
不登校が改善しやすくなります。
生活リズムを整える
不登校の場合、昼夜逆転になっているケースが多いです。
これでは不登校は改善できないので、
生活リズムを戻していく必要があります。
- 2時就寝だったのを、まずは1時にしてみる
- 夜だけはゲームを制限する
このように、徐々に生活リズムを整えていきましょう。
学校へ意識が向いているということは、
自分自身を変えようという気持ちが出てきているということです。
このタイミングで少しずつ正しい生活リズムに戻すことができれば、
不登校改善もスムーズにいくでしょう。
行けない原因をなくす
不登校になってしまった原因を、取り除くことも必要です。
お子さんに、なぜ行けないのかを聞いてみましょう。
学校でトラブルがある場合、先生と連携して解決していきましょう。
いじめが原因なら、転校をして再スタートを切るのも手です。
自由度の高いフリースクールも、選択肢に入れてもいいでしょう。
担任の先生と相談して、
子どもにとって戻りやすい環境をつくってあげましょう。
ステップを小さくする
不登校の子がいきなり登校し、
一日授業を受けるのは難易度が高いです。
そこで、
- カウンセリングルームからスタートする
- はじめは部活だけ参加する
- 午前中だけ学校に行く
こういった小さなステップから、練習を積むのがおすすめです。
ストレスが少ない状態から始めることができれば、
継続して行きやすくなるからです。
子どもと話し合って、徐々にステップアップしていくのが
理想の流れといえるでしょう。
短期間で良好な親子関係を作る思春期の子育て法
ここまでの方法で、
子どものゲーム依存を解消し、
不登校解決につなげていきましょう。
そのためには、
良好な親子関係を築くことが
大前提となります。
先ほどお伝えしたように、
親子で会話ができるようになれば、
ゲーム依存の原因となっている寂しさを減らし、
ストレス解消にもつながるからです。
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