子どもの話を聞かないと起こる悪影響を知りたい方へ

親の無視の影響は、かなり深刻です!

子どもの話を聞かない親に関するページ内容

 

ここでは、

子どもの話を聞かない親の影響について
解説します。

 

「話を最後まで聞いてくれない」
「自分の意見を押し付けられる」など、
親とのコミュニケーションに
不満を持つ子どもは少なくありません。

 

親が子どもの話に
真剣に耳を傾けないことは、
自己肯定感の低下や信頼関係の崩壊を招く

可能性があります。

 

元教師の経験から、
子どもとの効果的な対話方法と
関係改善のヒントをまとめました。


子どもの話を聞かない、聞けない親3つの理由

子どもの話を聞かない親には、
主に3つの理由があります。

 

  • 親自身の問題
  • 子どもへの無関心
  • コミュニケーション不足

 

です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

親自身の問題

育児や仕事が忙しく疲れていると、
子どもの話を聞く余裕がなくなりがちです。

 

また、スマホに夢中になっていると、
子どもの話を適当に流してしまうことも
あるでしょう。

 

子どもへの無関心

子育てよりも仕事や趣味を優先し、
子どもとの関わりが減ってしまうこともあります。
その結果、親子の会話が減り、
関係が悪化してしまうこともあるでしょう。

 

コミュニケーション不足

子どもの話を聞きたい気持ちはあっても、
会話のきっかけがないこともあります。

 

また、家族がそれぞれ
別の生活スタイルを送っていると、
自然と会話の機会が減ってしまうでしょう。

 

以上の3つが、よくある理由です。
どの状況でも、子どもの話を聞かないと、
さまざまな悪影響が出るので注意しましょう。

 

母親と父親が子どもに無関心だと起こる危険な悪影響

親が子どもの話を聞かないと、
どのような悪影響があるのでしょうか。
実は親が想像している以上に、
厳しい将来が待っています。

 

 

主に3つありますので、
早めにチェックしておきましょう。

 

自己肯定感の低下

1つ目は「自己肯定感の低下」です。
多くの子どもは、
「親に自分の話を聞いてほしい」
と思っています。

 

しかし、親が話を聞いてくれないと、
「自分は大切にされていない」と感じ、
自分には価値がないと思ってしまうのです。

 

すると、何かに挑戦することをやめたり、
自分を大切にできなくなったりします。

 

親子関係の断絶

2つ目は「親子関係の断絶」です。
親との会話が減ると、
子どもは親に心を開かなくなります。

 

その結果、
悩み事や学校でのトラブルがあっても、
親に相談しなくなってしまう
でしょう。
こうなると危険です。

 

いじめを受けていたり、
友達関係がうまくいかなかったりしても、
子どもは親に相談できず
一人で苦しむことになります。

 

外部への依存

3つ目は「外部への依存」です。
親に話を聞いてもらえないと、子どもは辛いです。
その辛さを埋めるために、
SNSで知らない人と関わろうと考えることがあります。

 

すると、危険な人間関係に
巻き込まれる可能性もあるでしょう。

 

親の知らないところで、
非行やいじめなどの
問題行動につながるケースもあるのです。

 

以上が、子どもの話を聞かないことによって起こる
3つの悪影響です。

 

 

これらは、たとえ子どもに関心があったとしても、
親子の会話を後回しにしてしまうと
起こってしまいます。

 

 

こうした悪影響を防ぐためには、
親はどのようにすればいいのでしょうか。

 

子どもが笑顔になる!話を聞ける土台の作り方

子どもと楽しく話せるようにするためには、
どのようなことを意識すればいいのでしょうか?

 

  • 共働きやひとり親で仕事が忙しい
  • 話したくても会話のきっかけがない

 

そんな状況でも、大切なことがあります。
それは、「話を聞くための土台づくり」です。

 

 

この土台がなければ、
どれだけ子どもと向き合う時間をつくっても、
自分から話してくれることは少ないでしょう。

 

 

この土台をつくるためにやるべきことは、
2つあります。

 

環境づくり

1つ目は
「子どもが安心して話せる環境をつくること」です。
食事中にテレビがついていて会話がない場合は、
テレビを消す。

 

子どもと話しているときは、スマホを触らない。
仕事や趣味の時間を調整し、
子どもと向き合う時間をつくる。

 

これらを意識することで、
子どもが話しやすい環境を作ることができます。

 

良好な親子関係づくり

2つ目は「良好な親子関係をつくること」です。
親子関係が悪いと、子どもは話をしてくれません。

 

笑顔を心がけ、
家庭内では愚痴を言わないようにしましょう。

親の印象が良くなれば、
子どもも自然と話しかけやすくなります。

 

また、過干渉をやめたり、
子どもの要求をできる限り聞いたりすることで、
親子関係が良くなります。

 

まずは、子どもが安心して話せる環境と、
良好な親子関係づくりを意識していきましょう。

 

親子関係改善!3つの意識でできる聞き方テクニック

さらに、親子関係が良くなり、
子どもと楽しく話ができるようになる
3つのテクニックがあります。

 

  • 批判や指示をしない
  • 笑顔で相づちを打つ
  • 質問を工夫する

 

これらのテクニックを使えば、
親子の会話が盛り上がり、
子どもから自然と話してくれるようになるでしょう。

 

批判や指示をしない

子どもが「このYouTube面白いよ」
と言ったときに、

 

「忙しくてそんなの見る暇ない」
「YouTubeなんて見てないで勉強しなさい」
などと否定するのは避けましょう。

 

子どもは、親から話を批判されると、
話してくれなくなります。
もちろん、本当に問題のある行動には注意が必要です。
たとえば、

 

  • 人に迷惑をかけること
  • 人を傷つけること
  • 法律やルールに違反すること

 

こうしたことに関しては、毅然と対応しましょう。
しかし、それ以外の場面では、
できるだけ批判や指示をせずに、
子どもの話を受け止めることが大切です。

 

笑顔で相づちを打つ

無表情で話を聞くと、
子どもは「聞いてもらえていない」
と感じてしまいます。

 

一方、笑顔で相づちを打つだけで、
子どもが親に対して安心感を持ち、
話しやすくなるでしょう。

 

質問を工夫する

子どもが話したいことを
引き出す質問をするのが効果的です。
子どもの好きなテーマについて事前に調べておき、

 

「今日〇時からこのテレビやるんじゃない?」
「来月〇〇でイベントがあるみたいだよ」
など、親のほうから話題を振ってみましょう。

 

こうすることで会話が弾み、
子どもも興味を持ってくれるでしょう。

 

これらのテクニックを使いながら、
子どもとの会話を楽しみましょう。
良好な親子関係につながり、
子育てのストレスや不安もなくなるはずです。

 

親子関係を短期間で改善する方法

思春期の子育て無料講座

ここまでお伝えしたことを意識しながら、
子どもと向き合っていきましょう。
楽しく会話ができるようになり、
子育ても楽しくなっていくはずです。
ただし、

 

  • どうしても子どもとの会話を優先できない
  • ついつい批判や指示をしてしまう

 

場合、すぐに変えるのは難しいでしょう。
頭では良くないとわかっていても、
ついついやってしまうのが人間だからです。

 

 

そこで読んでいただきたいのが、
現在私が無料で配信している
「思春期の子育て講座」です。ここでは、

 

  • 思春期の子どもの気持ちと接し方
  • 子育てにイライラしなくなる方法
  • 子どもとの会話が3倍に増えるコミュニケーション術
  • 最高の親になる方法
  • 親に対する暴言や暴力の解決法

 

これらの内容を無料で解説しています。
ここでは書ききれなかった細かいテクニックなども、
ご紹介しています。

 

 

読んでいただくことで、
子どもへの向き合い方を自然と変えることができます。
親子の関係が改善し、会話が増えていくでしょう。

 

 

今なら、以前は3980円で販売していたマニュアルを
受講特典して無料でお渡ししています。

こちらも参考にしていただければ幸いです。

 

 

※PTA講演会でも話している内容で、書籍化もされています(ウチの子、思春期:すばる舎)

 

動画で解説!!子どもの話を聞かない親の悪影響の詳細編

 

愛情不足の子どもの特徴一覧に戻る

 

中学生の勉強方法TOPに戻る