偏差値が上がる!高校入試の過去問の使い方を知りたい方へ
過去問の使い方のページの内容
ここでは、
高校受験の過去問の使い方
について解説します。
偏差値を上げるうえで、
過去問を解くことは非常に重要です。
しかし、どのように、何年分解けば
いいのかわからない受験生が多いです。
そこで、
確実に偏差値が上がる過去問の解き方や、
解けない時の対応ステップをまとめました。
まもなく高校入試本番を迎える子は、
必ずチェックしておいてくださいね。
目次
【高校受験の勉強法基本ステップ】
高校受験の勉強における過去問は、最後の仕上げです。
つまり、ここまでに行っている基本的な学習ステップを間違えていると、
過去問を使っても偏差値は上がりません。そこでこの記事を読む前に、
以下のページで解説している基本的な受験勉強法ができているか、
チェックしていただくと良いかと思います。
高校受験に合格するために過去問は必要か?
そもそも、なぜ過去問を解くことが、
高校受験対策で大事なのでしょうか。
それは、
定期テストと高校受験の問題は
大きく違うからです。
定期テストの問題は、
学校の教科書に載っている文章が
そのまま出たりします。
しかし、受験問題は、
そのような問題はありません。
また、普段やっている定期テストで、
語句を自分で書いていく問題があるとします。
しかし、受験問題では
全部選択式になっているなど、
様々な違いがあります。
受験問題は、
それぞれの都道府県ごとに特徴があるので、
過去問を解いていない状態で入試を受けると
当日パニックになる可能性が高いです。
それを防ぐために、
過去問を解いて問題に
慣れておくことが大切です。
また、過去問を何度か解くと
「こういう問題やこういう分野が出るんだ」と、
出題傾向がわかります。
結果的にその後の勉強効率も上がっていくので、
過去問はしっかりと解いておきましょう。
いつから何年分を合計何回解くのがベストか?
いざ過去問を解こうとするときに、次のような疑問が出てくると思います。
- いつから始めれば良いのか
- 何年分解けばいいのか
- 1年あたり何回繰り返せば良いのか
これらの疑問について解説します。
過去問を解き始める時期
まず「いつから始めるか」ですが、
実は、過去問は2回に分けて、
解いてくことが重要です。
1回目に解く時期は、
受験勉強を始めたタイミングです。
たとえば、3年生の4月から
受験勉強をを始めるなら、
まずはこの時期に1年分だけ
過去問を解いてみましょう。
1年分解くだけで、
どういう分野からどういった雰囲気の問題が出るのか等
出題傾向がわかるからです
2回目に解いく時期は12月です。
この時期は時間を計りながら、
過去問を3年分解いてください。
3年分しっかり解くことで、
問題を解くペースを
掴むことができるからです。
また、ある程度受験勉強をしてきた
12月に過去問を解くことで、
苦手分野が見つかります。
そこを、高校受験当日までに
勉強することで、さらに点数アップすることができます。
まとめると、
過去問を解く時期は、
受験勉強始める時期と12月の2つです。
過去問は何年分解くべきか?
次に「何年分解くのか」解説します。
基本的には3年分解けば十分です。
時間があれば5年分、
解いても良いですが、
基本的に3年分解けばある程度マスターできるからです。
5年以上解いてもあまり効果がないので、
最大でも5年分くらいにしておきましょう。
過去問は繰り返し解くべきか?
最後に「何回繰り返し解くべきか」について解説します。
基本的には、1回解けば十分です。
繰り返し同じ年度のものを解いても、
同じ問題が出るわけではないので、
合計3年分を1回ずつ解く形にしましょう。
「時間」を意識するのが、正しい使い方!
いざ過去問を解くときにどういう点を意識していけば
良いのでしょうか。
大事なのは「時間」です。
過去問を解くとき、
必ず用意してほしいものがあります。
タイマーです。
タイマーできちんと時間を計りながら、
過去問を解いていくことが大事だからです。
たとえば45分で解かないといけない問題を
タイマーをかけずに解くと、
1問1問に時間をかけて解いてしまうと思います。
時間がかかる子は1時間半ぐらいかけて
問題を解いてしまうこともあるでしょう。
もしこの解き方をしたうえで
本番を迎えたらどうでしょうか。
本場は45分で終わってしまうので、
半分しか問題が解き終わっていない状態で
テストが終わってしまうことになります。
これでは良い点数が取れませんよね。
テスト時間が45分なら、45分でタイマーをセットして、
この時間内で解く練習をするようにしましょう。
時間を計りながら過去問を解くことで、
飛ばす問題と取り組む
問題を無意識で意識することができるようになります。
「これはちょっと時間がかかりそうだな。」
「一旦飛ばして先にこっちをやろう」
という意識になるからです。
すると45分で全ての問題に
目を通すことができるようになるので、
点数アップにつながるでしょう。
また、問題文を読むスピードも速くなるはずです。
解けない時にすべき3ステップ!これで偏差値が急上昇
いざ過去問を解いてみると、うまく解けないという問題も
出てきます。
その場合、
次の3つのステップを
行ってみてください。
1.解説を読む
わからない問題が出てきたとき、
よくやってしまうミスが、
いきなり質問をするケースです。
実はこの方法、
非常に勉強効率が悪いです。
人に聞きに行くというのは、
聞きに行く時間もかかりますし、
先生が問題を解くのに時間がかかるからです。
そこで、まずは過去問の解説を読むようにしましょう。
解説であれば自分で読んで
理解できたら一瞬で分かるので、効率的です。
2.質問する
解説を読んでも理解できない場合は、
先生や友達に質問しに行きましょう。
この時、誰に質問をするのかが大事です。
あなたの周りには、いろいろな先生や友達がいると思います。
塾の先生、学校の先生、お父さんお母さん、
友達などがいると思いますが、その中で
1番頭が良いと思っている人に聞くようにしてください。
元々頭が良い人だったら「これはこのパターンだね」
とすぐ解き方がわかるので、時間短縮になるからです。
ちなみに、オススメは学校の先生や塾の先生です。
3.もう一度解いてみる
解き方を理解したら、
最後にもう一度自分で問題が解けるのか、
チェックしてみてください。
解説を読んだだけで、
理解したつもりになっている可能性があるからです。
しっかりと理解していないと、
テスト当日に、似たような問題が出たときに、
解けない可能性が高いです。
過去問というのは、
きちんと解けるようになって
初めて「解けた」考えるようにしましょう。
ぜひご紹介した3ステップを
試していただければと思います。
高校入試の合格率を上げる面接対策法
過去問を解き終えたら、最後の仕上げとして面接対策をしましょう。
面接対策は、3日あればできるからです。
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次のページでは、
私が教師時代教え子に指導していた、
面接テクニックをまとめました。
まだ対策していなければ試してみてください。
また、過去問を解く時期になると、
なぜか「やる気がなくなる」ことがあります。
受験に対するプレッシャーを感じるからです。
そこで次のページでは、
やる気が無くなってしまったときにすべき、
3つの対策法をまとめました。この方法を行えば、
10分でやる気がアップすると思いますよ!
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