小中学校のPTAの必要性を知りたい方へ

不要or必要?実はメリットもあります

PTAの必要性に関するページ内容

 

ここでは、

PTAの必要性やデメリットについて
解説します。

 

最近「PTAは時代に合ってない」
「なくすべきだ」という意見を
ネット上でよく見かけます。

 

では、実際になくした場合、
どういったことが起こるのでしょうか?
過去に行なった事例を元に解説します。

 

また今後PTA役員をやるかどうか
迷ったときの判断方法や、
どうしてもできないときの断り方も、
元教師視点で解説しました。


PTAは廃止すべき?必要性やなくした学校の事例

PTAの活動に負担を感じている保護者は、
少なくありません。
では、PTAは廃止すべきなのでしょうか。

 

 

ここで、2021年に
東洋経済新聞が行った調査を
紹介します。

 

 

「PTAは必要か不必要か」という問いに対し、
必要と答えた保護者は約6割、
不必要と答えた保護者は約4割
という結果となりました。

 

 

つまり、負担や重荷というイメージはありつつも、
約半数がPTAは必要だと感じているといえるでしょう。

 

 

また、過去に西東京市の小学校では、
学校の合併のタイミングで
PTAを廃止してみたそうです。

 

 

その結果、どうなったのか?
やはり親の組織が必要とわかり、
後に「保護者の会」というものができた

そうです。

 

 

 

 

ここから言えることは、
PTAの負担を減らすために、
仕組みを変えていくのは必要。

 

 

ただ、完全に廃止しても
また違った問題が起こると考えられます。

 

入らないのはアリ?起こりうるデメリットとは?

「できれば役員になりたくない」
このように考える保護者も多いでしょう。
では、PTAに入らなくてもいいのでしょうか。

 

 

これは、地域によって大きく異なります。
入会が自由のところもあれば、
基本的には入ることが前提の地域もあるからです。

 

 

入らなくてもいい地域の場合、
自分から言わない限り、
非会員であることはわかりません。
役員も回ってこないため、負担はないでしょう。

 

 

ただし、運動会や文化祭の備品など、
PTA会費で買っているものがあります。

そのため、何も状況を知らないというのは
良くありません。

 

 

また、子どもたちが安全に、
学校に登校できるように、
定期的に旗振りなどを行う
PTAも多いです。

 

 

非参加者の場合、
旗振りの恩恵だけは受ける感じになるので、
やや申し訳なさを感じることもあるでしょう。

 

PTA役員になる4つのメリットとおすすめな人の条件

実は、私は条件さえクリアできれば、
一度でもPTA役員を経験することを
おすすめしています。

 

 

なぜなら、PTA役員には、
次の4つのメリットがあるからです。

 

メリット①保護者とつながれる

1つ目は、保護者とつながれることです。
学年を越えて、
学校全体や地域でのつながりができます。

 

すると、先輩ママから受験の情報などを
教えてもらうこともできるでしょう。

 

ママ友パパ友の輪が広がり、
子育ての悩みを共有できる仲間と
出会えるかもしれません。

 

メリット②教師とつながれる

2つ目は、教師とつながれることです。
多くの学校では、教頭がPTAの活動に加わります。

 

教頭と顔見知りとなり自然と話ができる関係になれば、
子どもが何か学校で
トラブルがあったときなどに相談しやすいでしょう。

 

メリット③学校の雰囲気を知れる

3つ目は、学校の雰囲気を知れることです。
集まりや活動などで学校に行く機会が増えます。
すると、

 

  • 学校の雰囲気
  • 先生と子どもたちとの関係
  • 子どもが学校でどのように過ごしているか

 

などの学校の内部事情を知ることができるでしょう。

 

メリット④イベントを企画できる

4つ目は、イベントを企画できることです。
年に1度、PTA向けの勉強会を行う学校が多いです。
その際、PTA役員内で意見を交わし、
講師を選ぶことがほとんどでしょう。

 

そのため、好きな講師を呼びたいと思ったときに、
意見が通りやすくなるのもメリットです。
ちなみに、私に依頼していただくことも可能です。

 

 

以上、4つのメリットがあります。
子育てをする上で、役に立つのではないでしょうか。
時間的に可能であれば、
PTA役員になってみるのがおすすめです。

 

 

ただし、すでに仕事や家事で手いっぱいの状態だと、
睡眠時間を削らないといけなくなります。

 

 

するとイライラにつながり、
子どもにあたってしまうこともあるでしょう。
こうした場合は、おすすめできません。

 

役員を上手に断る理由と事前にできないときの対応法

どうしても家庭の都合や仕事などで、
PTA役員はできないこともあるでしょう。

 

 

この場合、
PTAに入るのが強制の地域であっても、
きちんと理由を伝えれば
事前にクジから外してもらえる

学校も多いです。たとえば、

 

 

下の子が発達障害で常に手がかかるため、
集まりなどに行けない

 

 

こうした場合は、
伝えることで免除してもらえる可能性は高いでしょう。

ただし、

 

 

「共働きで仕事が忙しく難しい」という理由では、
難しいかもしれません。
なぜなら、現在ほとんどの人が共働きだからです。

 

 

どの理由ならOKで、
どの理由はNGかの判断は難しいため、
まずは学校側に相談してみるといいでしょう。

 

 

最近は共働き世帯やひとり親家庭が多く、
PTA活動と仕事の両立は簡単ではありません。
今後、改革が求められていくでしょう。

 

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子育て、仕事、家事に追われて
イライラしていませんか?
さらに、PTA活動にまで加わると、
時間がとられてしまいます。

 

 

その結果、子どもの料理に手がかけられなくなったり、
子どもと接する時間が少なくなったりするのは、
良くないです。

 

 

思春期の子育てを行う上で、
最優先すべきは親子関係だからです。

 

 

忙しさからイライラして
子どもにあたってしまう状態では、
子どもは愛情不足を感じます。

 

 

ひどい反抗期になったり、
問題行動を起こしたりするようになるかもしれません。

 

 

そこで読んでいただきたいのが、
私が現在無料で配信している
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※PTA講演会などでも話している内容で、書籍化もされています。

 

動画で解説!!PTAの必要性と役員はやるべき?断るべき?の詳細編

 

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