時間管理ができない子どもの対応を知りたい方へ

適切なサポートがあれば、時間管理スキルは向上します

時間管理ができない子どもに関するページ内容

 

ここでは、

中学生の時間管理術について
解説します。

 

「宿題をいつも最後まで残す」
「約束の時間に遅れがち」など、
時間管理が苦手な子どもは多いです。

 

あまりに酷い場合、
発達障害の可能性も

考えられます。

 

元教師の経験から、
時間管理ができない子どもの
効果的なサポート方法をまとめました。


中学生の子ども向け!時間管理得意不得意チェックリスト

お子さんですが、

時間管理は得意ですか?
それとも、不得意ですか?

 

 

中学生の場合、
「○○くらいはしてほしい」
という目安があります。

 

 

まずは、以下のチェックリストで
子どもの状況を確認してみましょう。

 

  • 朝起きるのが苦手で、

    遅刻しそうになることが多い

  • 宿題や課題を後回しにし、締め切り直前に焦る
  • 予習・復習の計画を立てても、続かない
  • 何をどれくらいやればいいのか、

    テスト勉強の優先順位をつけるのが苦手

  • 夜寝る時間がバラバラで、

    朝すっきり起きられない

 

上記の5つのうち、いくつ該当しましたか?
2つ以上当てはまる場合、
お子さんは時間管理ができないor苦手といえます。

 

 

でも、安心してください。
この後お伝えする方法で練習をすれば、
時間管理ができるようになります。

 

要注意!中学生になっても上手くできない3つの原因

もしお子さんが中学生になっても
時間管理ができない場合、
その原因は何でしょうか?

 

 

時間管理が苦手な子どもには、
次の3つのパターンがあります。
どれが原因かチェックしてみましょう。

 

やり方がわかっていない

大人でも時間にルーズな人がいるように、
子どもも「どうやって管理すればいいのか」
を知らないことが多いです。

 

悪気があるわけではないので、
このパターンの場合、
やり方さえマスターすれば改善できます。

 

親が指示しすぎている

親が常に「今やりなさい」「次はあれをしなさい」
と指示を出しすぎると、
自分で考える力が育たず、
時間管理ができなくなります。

 

もちろん、子どもの為を思って
いろいろ言いたくなることもあるでしょう。
しかし、子ども自身に委ねてみることも、
成長という意味では大切です。

 

発達障害やグレーゾーンの可能性

発達障害(ASD系)の場合、
時間の感覚がつかみにくく、
計画を立てるのが難しいという特性があります。
この傾向が強い場合は、

 

  • 時計を見ても時間のイメージがわかない
  • 「残り5分」と言われても多いのか少ないのかわからない

 

ため、時間管理ができないor苦手
になることが多いです。

 

まずは、この3つのうち
どこに当てはまるかチェックしてみましょう。

 

子どもの時間管理力を育てる3ステップアプローチ

子供でも、
時間管理ができるようになるには、
「時間の感覚を身につける」
「少しずつ自立を促す」 ことが大切です。

 

 

そのためには、
3つのステップを意識して、
サポートしましょう。

 

ステップ①良好な親子関係を作る

親子関係が悪いと、
子どもは親の話を聞いてはくれません。
時間管理の話をすればするほど、
子どもは拒絶するでしょう。

 

そのため、まずは信頼関係を築くことが大切です。
具体的には、子どもの嫌がることをやめて、
子どもが喜ぶことを行うよう意識しましょう。

 

ステップ②時間の「見える化」をする

次に、視覚的に時間を意識できる工夫をしましょう。
たとえば、

 

  • タイマーを使う
  • 時計にメモを貼る
  • スケジュール表を目につく場所に貼る

 

など、子どもでもわかりやすいように
時間を見える化することが大切です。。

 

ステップ③少しずつサポートを減らしていく

見える化ができたら、
親が手伝いながら、
時間管理を練習していきましょう。
最初は指示をしてもOKです。

 

ただ、少しずつ子ども自身で
管理できるように、
親のサポートを減らしていくことが大切です。

 

以上の3ステップを行っていきましょう。
最初は、時間がかかります。
しかし、焦らずサポートをすることで、
時間管理力が育まれていきます。

 

5問チェックで発達障害かどうかが瞬時にわかる

子どもが発達障害なのかどうか、
判断に悩む場合もあるでしょう。

 

 

実は、「ここからが発達障害」
「ここからがグレーゾーン」
という明確な線引きはありません。

 

 

しかし、「発達障害の傾向があるかどうか」
は簡単にチェックすることができます。
以下の項目でいくつ当てはまるか
確認してみてください。

 

同年代の他の子と比べて、極端に、

 

  • 忘れ物が多く、必要なものを準備するのが苦手
  • 片付けや整理整頓が苦手で、

    机やカバンの中が散らかっている

  • やるべきことを何度言われても忘れてしまう
  • 物事を順序立てて考えたり、

    計画を立てたりするのが苦手

  • 気が散りやすく、勉強や作業に集中できない

 

3つ以上当てはまる場合は、
発達障害の可能性が考えられます。
上記の3ステップだけでなく、
専門家に相談することも一つの選択肢に入れましょう。

 

 

子どもの特性に合った方法で、
今の悩み事や不安を改善できる
アドバイスをもらえます。

 

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子どもが時間通りに動けないときに、
ついイライラして怒鳴ったり
子どもを否定したりしていませんか?

 

 

これでは親子関係が悪化し、
子どもは余計に親の言うことを
聞かなくなってしまいます。

 

 

では、どうすればいいのでしょうか?
まずは、一緒に向き合っていく仲間をつくりましょう。
お父さんお母さん自身がストレスを抱えていては、
どうしてもイライラしてしまうからです。

 

 

スクールカウンセラーやママ友パパ友など、
共に頑張ることができて、
信頼できる相談相手をつくりましょう。

 

 

また私は思春期の子育て法を
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題して、「思春期の子育て講座」です。
ここでは、

 

  • 子どもとの会話が3倍増える方法
  • 子育てにイライラしなくなる方法

 

などについて解説しています。
お子さんとの関係がよくなるため、
言いすぎてしまうことがなくなるはずです。

 

 

子どもも信頼できる親の言うことは聞こう
という考えになり、
約束ごとやルールも守れるようになるでしょう。
こちらも参考にしていただければ幸いです。

 

 

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