家にあるお酢と重曹とゴム手袋だけで自由研究をしたい小中学生へ
重曹と酢とゴム手袋を使った自由研究の様子
酢と重曹とゴム手袋を使った
自由実験です。
使うものが全て自宅にあるものなので、
わざわざ買い出しに行く必要がありません。
けがをする危険もないので、
小学生から中学生まで実践できます。
わずか30分でできるのに
実験にインパクトがあるので、
レポートで高得点を取ることができます!
楽して高得点を取りたい子には、
非常におすすめの自由研究です!
目次
【用意するもの】
お酢、重曹、ゴム手袋、ガラスのコップ
【こちらもチェックしてみてください】
自由研究を行うときに悩むのがレポートのまとめ方です。
できることなら、あまり時間をかけずにまとめて、
なおかつ高得点をもらいたいと思いませんか?
実は誰でもできるレポートのまとめ方があります!
以下のページに詳しくまとめたので参考にしてみてください。
お父さんやお母さんにお願いして道具を準備する
最初に行うのは実験の準備です。
今回紹介する自由研究は準備が楽なので、
- お酢
- 重曹
- ゴム手袋
- ガラスのコップ
さえあればできます。
「重曹って何?」と思うかもしれませんが、
これは掃除などに使う薬品です。
お父さんやお母さんに「重曹ってどこにある?」と聞けば、
家の押し入れから出してくれると思います。
もし家にない場合は、ドラッグストアで150円くらいで買えます。
お酢ゴム手袋もほとんどの家庭にあると思います。
もしなければ、これらもドラッグストアか100円均一に売っています。
最初に全ての道具を用意して、写真を撮っておきましょう。
レポートにまとめる時に楽になります。
コップの中にお酢を1センチ程度入れる
準備ができたら、
ガラスのコップの中にお酢を1cm程度入れてください。
お酢は手につくと匂いがきついので、
手につかないように注意しましょう。
また傷口につくと痛みがでることもありますが、
危険な液体ではありませんので安心してください。
※一気に飲むのは危険ですが、水に薄めて飲む程度なら、
体に入れても害はありません。
次にゴム手袋の中に重曹を入れましょう。
入れる量はティースプーン2杯程度でOKです。
あまりたくさん入れる過ぎると拭きこぼれるので、
2杯以上は入れないようにしてください。
ゴム手袋は指が5本あると思いますが、
そのうちの1本のところに入れましょう。
準備ができたら、ゴム手袋をコップに被せます。
この時、重曹がコップの中に入らないように注意してください。
【ゴム手袋がない場合】
どうしてもゴム手袋がない場合、
100円均一に売っているような風船でも代用できます。
この場合、ガラスの代わりにペットボトルを使ってください。
理由はこの後の流れを見ていくとわかると思います。
ゴム手袋をひっくり返し、重曹をお酢に入れる
準備ができたら、いよいよ実験開始です。
ゴム手袋をひっくり返しして、
中に入っている重曹を一気にお酢の中に入れましょう。
お酢と重曹が混ざりあうと化学変化が起こり、
ゴム手袋が膨らんできます。
ビニール袋の場合も同じで膨らんできます。
お酢はシュワシュワしていると思います。
後でレポートにまとめるために、
この時の様子を写真に撮っておきましょう。
一人で撮影までできない時は、
お父さんやお母さんに協力してもらいましょう。
この実験で最も大事なことは、お酢と重曹を入れすぎないことです。
上に書いた容量以上に入れてしまうと吹き出すからです。
爆発することはないので大丈夫ですが、
吹き出すと片付けが大変なので注意してください。
実験結果(考察)をレポートにまとめる
最後は、今回の実験で起きた変化をまとめていきます。
そもそも重曹とは何でしょうか?
箱の裏側などを見ると、
「炭酸水素ナトリウム」という物質だとわかります。
中学2年生になると学ぶ物質で、
化学式「NaHCO3」で表されます。
お酢も同じ時期に習うのですが、
こちらは酢酸といって化学式「CH3COOH」で表されます。
この2つが混ざり合った結果、
ゴム手袋が膨らむという変化が起こったのです。
以下2つの年齢に分けたまとめ方を紹介します。
小学生から中学2年生までのまとめ方
まだ炭酸水素ナトリウムという物質を習っていない子の場合、
起こった変化の様子をまとめるだけでOKです。
お酢に重曹を入れたらゴム手袋が膨らんだ。
お酢がシュワシュワしていたのを見ると、
2つが混ざり合うことによって何か変化が起きて、
空気のようなものが発生していた。
というような感じです。
お酢と重曹を混ぜた時の変化について、
あなたなりの考えをまとめるだけでOKです。
中学2年生から中学3年生までのまとめ方
実際に授業で炭酸水素ナトリウムについて習っている場合、
化学式を使ってまとめていくと良いです。
ネットで調べてみるとお酢は酢酸という物質で、
化学式「CH3COOH」で表される。
重曹は以前授業で習ったように、炭酸水素ナトリウムという物質で、
化学式「NaHCO3」で表される。
これらを混ぜ合わせると、
ゴム手袋が膨らんだことにより気体が発生した。
理科便覧を使って調べてみると、
この2つを混ぜ合わせた時に発生する気体は二酸化炭素であった。
という感じで、
化学式という言葉を知っているので、
インターネットや理科便覧などを使って、
- 酢酸の化学式
- 発生した気体が何か
- どういう化学反応が起きたか(書いても書かなくてもどちらでもOK)
というあたりまでまとめると良いです。
簡単にできる自由研究なので、
一度試してみてください。
※参考文献
「親子でできる楽しい科学実験」
【おすすめ】もっと簡単にレポートをまとめる裏技
ここまでにお伝えしてきた流れで、自由研究を進めていき、
なおかつ各章で伝えたポイントを
レポートにまとめていけば、
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ただもっと簡単に、
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自由研究のレポートを採点する側だったのです。
そこで、自分自身が
どういった基準からレポートを採点していたのかを
次のページに全てまとめました。
このポイントを意識してレポートをまとめていけば、
もっと楽に高得点が取れると思いますよ!
参考にしてみてください。
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