子どもの能力を伸ばしたい方へ
子どもが伸びる子育てに関するページ内容
子どもが伸びる子育てについて
解説します。
学力、運動能力、才能など、
子どもの力が伸びるのは、
親として嬉しいことだと思います。
実は親がしっかり声かけをすることで、
子どもの力は伸びていきます。
教師時代の経験と、
1万組の親子をサポートしてわかった、
子どもを伸ばす言葉を解説しました。
目次
子どもの力を伸ばす子育てのキホン「環境」と「親子関係」
子どもの能力を伸ばすには、
あらゆるテクニックがあります。
しかし、土台となるのが
- 環境
- 親子関係
この2つです。
これらがしっかりできていないと、
他をどれだけ頑張っても子どもの能力は伸びません。
詳しく見ていきましょう。
①環境
能力を伸ばすには、子どもの「環境」が大切です。
たとえば、野球をしている場合、
- どんな指導者か
- クラブチームか部活か
- どこの学校か
- チームメイトの雰囲気はどうか
- 子どもは楽しめているか
など様々なポイントがあります。
こういった環境によって、能力が伸びるかどうかが決まります。
②親子関係
これは、最も重要です。
親子関係が悪いと、
子どもは家にいるだけでストレスを感じます。
すると、頑張るエネルギーが出てきません。
その結果、本来伸びるであろう能力も伸びなくなるでしょう。
子どもの能力を伸ばす上で、
「環境」と「良好な親子関係」は基本です。
できていない場合は、
ここを改善することからはじめましょう。
才能を見つける声かけは「楽しさ」と「興味」から考えよう
子どもの能力を
伸ばすためには、
「才能ある分野」を見つけることが
大切です。
全ての能力が優れている子は、
いないからです。
将棋棋士の藤井聡太も、
英語や美術はあまり得意ではなかったようです。
同じように、
- 勉強は苦手だけどスポーツは得意
- 美術は得意だけど音楽は苦手
- サッカーは好きだけど野球は嫌い
など、一人ひとり伸びやすい分野と
伸びにくい分野があります。
こういった分野を、親が見つけてあげることが大切です。
では、どうやって見つければいいのでしょうか?
答えは「親の声かけ」です。
- 「夏休みに行ってみたいところある?」
- 「このゲームのどんな所が面白いの?」
- 「次の土日何したい?」
日常の様子以外にもこのような質問から、
子どもの楽しさや興味がわかります。
この興味ある分野というのが、
子どもの「才能」につながっていきます。
子ども本人が楽しさを感じたり、
興味を持っていたりすれば、
自ら努力することができるからです。
まずは才能が伸びそうな分野を見つけること、
その興味をどんどん広げていくことを意識していきましょう。
やり抜く力を育む「もうひと踏ん張りさせる言葉」
子どもが興味を持っていたのに、
いざやらせてみると
「楽しくない、辞めたい」
と言われたことってありませんか?
このとき、すぐ辞めさせたら
才能は伸びません。
とはいえ、無理に続けさせても時間やお金の無駄です。
子どもの反発にもつながるでしょう。
では、どうすればいいのでしょうか?
この場合、猶予期間を設けて考えさせるのがいいです。
- 「あと1週間だけやってみない?」
- 「じゃあ1ヶ月だけ休んでみようか」
このように、子どもに今後どうするかを考えさせましょう。
それでもやめたいなら、
次の興味あることを探せば大丈夫です。
やっぱり続けたいとなったら、続ければいいでしょう。
本当にやりたいことであれば、気持ちが変わることもあります。
すぐやめさせるのではなく、
もうひと踏ん張りさせる声かけをすることで
「やり抜く力」を育んでいきましょう。
考える力(思考力)は親の「質問力」で決まる
子どもの能力を伸ばす上で、
「考える力」も養っていくことが大切です。
がむしゃらにやるだけでは、
能力は頭打ちにるからです。
サッカーで説明しましょう。
パスやシュートの練習、体力作りだけでは、
トップレベルの活躍はできません。
- どういう場面でどういうパスを出すのか
- どのような動きをすればチームが動きやすいか
など、考える力をつけることで、
本番でいいプレーができます。
では、どうしたら、
この力を伸ばすことができるのでしょうか。
考える力を伸ばすには、親の「質問力」が大事!
子どもの考える力を伸ばすには、
親が「考えさせる質問をする」ということが大切です。
たとえば、子どもが「ご飯作って」と言ってきた場合、
「今からカレー作るね」と答えていては、
思考力は伸びません。
そうではなく、
「じゃがいもと豚肉があるけど、何が食べたい?」
と聞いてみてください。
子どもは過去に食べたご飯の中から、
何が作れそうかを考えて、
提案するようになるでしょう。
テストの点が悪かったときも、
「次はこう勉強するといいよ」と伝えるのではなく、
「次はどうすると上がるかな?」と聞いてみてください。
自分でやり方を考えるはずです。
このように、自ら考えるさせる声かけをすることが、
思考力を伸ばします。
短期間で良好な親子関係を作る方法
はじめに、
子どもの能力を伸ばす土台として、
良好な親子関係が必要だと
お伝えしました。
あなたはお子さんと、
良好な関係を築けていますか?
親子関係が良ければ、
子どもは根拠のない自信を持つようになります。
失敗を恐れず、努力することができるようになるでしょう。
これが、能力UPにも大きく影響します。
そこで現在私は、
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