文系と理系の選び方を知りたい方へ
文理選択の仕方のページ内容
ここでは、
文系と理系の違い
について解説します。
高校生になると、文理選択で悩むと思います。
それぞれの就職先や将来の年収など、
選択後の未来について解説します。
この選択を間違えると、
大学受験は絶対に失敗します!
あなたやあなたのお子さんには、
どっちがいいのか?性格なども考え、
アドバイスします。
目次
文系と理系の違い!偏差値とどっちが楽か?
最初に、
文系と理系では何が違うのか?
また偏差値や、楽なのはどちらか?
などを解説します。
そもそも中学生までのクラス分けは、
成績、友達関係、問題行動などの
生徒の特徴がバランスよくなるように
振り分けられていました。
しかし多くの普通科高校では、
2年生から「理系か文系か」によって
クラスが分かれます。
文系クラス
国語、地歴公民、英語を重点的に学びます。
大学入試のときに、この科目で受験することが多いからです。
数学や理科系科目は、基礎的な分野のみ学びます。
理系クラス
数学、理科(物理や化学)の高度な内容を学びます。
文系クラスと反対に、大学入試では
数学、理科系科目で受験することが多いからです。
英語や国語などの文系科目も、もちろん学びます。
しかし、文系クラスに比べると
これらの科目の授業は少ない傾向にあります。
文系理系のどちらを選ぶかは、
大学で学ぶ分野や受験する学部と関わってきます。
- 文系:法学部、文学部、外国語学部
- 理系:理学部、工学部、医学部
- 文理融合学部:社会心理学部、情報学部、経済学部、スポーツ科学部
ここに挙げたように、
文系理系どちらでも進むことができる
「文理融合学部」もあります。
しかし、基本的には
進学する学部によって文理選択を行う
ことになります。
偏差値はあまり変わらない
次に、文系と理系では
偏差値はどのように異なるのでしょうか?
実は、基本的には変わりません。
それぞれ大学によって、ピンからキリまであるからです。
文系理系、どちらが楽か?というのも、
あまり変わらないでしょう。
ただし大学に入ってからの勉強は、
理系の方が少し大変なイメージがあります。
実験や実習、卒業研究などがあるからです。
(あくまでも私の主観です)
このように文理選択は、
学ぶ科目や進学する大学の学部に大きく関わります。
ここからは、その先の違いも見ていきましょう。
大学卒業後の就職先と将来期待できる年収
文系理系で、
就職先も変わってきます。
すると、年収も変わってきます。
年収の平均額は、
文系が550万円
理系は600万円というデータがあります。
つまり、
50万円ぐらい理系の方が給料が高くなるでしょう。
この理由は、理系には給料の高い職業が多いからです。
たとえば、年収ランキングトップといわれている「医師」は理系です。
看護師や歯科医師、薬剤師などの理系職業も、
年収が高い傾向にあります。
もちろん「弁護士」「大学教授」など、
文系でも年収が高い職業もあります。
つまり、あくまで平均的なデータとして考えるようにしましょう。
どちらの学部からでも就職できる職業もある
就職先を考えるとき、
ゲームが好きな子であれば「任天堂に就職したい!」
お菓子が好きな子であれば「カルビーに入りたい!」
と考えるでしょう。
この場合、文理選択をどちらにすべきか悩むと思います。
でも安心してください。
多くの企業は、どちらの学部からでも就職は可能です。
会社では、文理どちらの人も働いているからです。
任天堂やカルビーは、
そういった企業になります。
つまり、就職先を考えたとき、
文系理系によってわかれる職業もあれば
どちらからでもなれるものもあるのです。
データ上では平均年収は、
理系の方が高い傾向にあります。
しかし、職種によって大きく異なるといえるでしょう。
高校時代、文系と理系で壁はあるのか?
では、文系理系別での
「学校生活の違い」は
あるのでしょうか?
先ほどお伝えしたように、
授業科目に偏りはあります。しかし、
学校生活で大きく異なることは
ありません。
ただし、文系は文系、
理系は理系どうしで仲良くなることが多いでしょう。
クラスや受ける授業が同じだからです。
他にも、私のイメージにはなりますが、
文系は元気で活発、
理系は真面目な子が多いのも特徴です。
これは学校にもよるので、
実際には学校の先輩たちを見て決めていくといいでしょう。
性格を考えた失敗しない選び方
では、文系理系
どちらを選べば
将来幸せになれるのでしょうか?
ここで考えるポイントは、3つあります。
- 将来やりたい仕事は決まっているか?
- 得意科目は何か?
- 雰囲気はどうか?
の3つです。
重要度は、①が一番高くなります。
順番にみていきましょう。
①将来やりたい仕事は決まっているか?
なりたい職業が決まっている場合、
迷わずその職業によって文理選択をしましょう。
たとえば前述したように、
医者や看護師の場合は「理系」
弁護士の場合は「文系」です。
異なる文理選択をすると、その職業になれないからです。
もちろん100%無理ではありません。
しかし、確実に不利になってしまいます。
②得意科目は何か?
専門的な職業につきたいという希望が、
今の段階でない場合は、得意科目で選びましょう。
たとえば数学や理科系が得意ならば理系に進み、
国語や社会系が得意ならば文系に進みます。
大学の入試が文理選択によって異なるので、
得意教科が多い方が有利になるからです。
③雰囲気はどうか?
将来の職業や得意科目もわからない場合は、
先輩の雰囲気を見て決めましょう。
進学先の高校が、
文系は元気で活発、理系は真面目だとします。
このような雰囲気であれば、自分はどちらのタイプかを考えて
自分にあったクラスを選択するといいでしょう。
文理選択はとても悩むと思います。
しかしこの3つのポイントに当てはめながら決めていけば、
失敗することもなくなるはずです。
大学受験を突破できる超効率的学習法
文理選択のときのポイント、
理解できましたか?
ここでの選択は、
今後何十年と働くことになる
職業へ直結します。
特に、なりたい職業がある場合は、
それにつながる大学へ合格することが
いちばんの近道といえるでしょう。
ではどうしたら、
高校生活を楽しみながら、
大学受験に合格することができるのか。
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大学受験は、当日の「偏差値」で決まります。
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動画で解説!!理系と文系で年収が50万違う?の詳細編