子どもが親の話を聞かないときは?

3つのことを工夫すると治ります!!

話を聞かない悩みに関するページ内容

 

ここでは、

子どもが話を聞かない理由について
解説します。

 

思春期になると、
子どもが親の話を聞かなくなる
ことがあります。

 

本当に伝えたいことも聞いてくれないと、
困りますよね。そこで、親でもできる
子どもが話を聞くようになる改善法
まとめました。

 

1万組の親子の子育てをサポートしてきて
わかった結論です。同じようにやれば、
お子さんは変わると思います。


思春期になると子どもが話を聞かなくなる理由は発達障害?

子どもが親の話を聞かなくなり、
「発達障害なんじゃないか?」
と思う方もいるかもしれません。

 

 

この可能性もゼロではありませんが、
そもそも話を聞かなくなるのが
「思春期」というものです。

 

 

こうなってしまうのには、
4つの理由があります。
順に見ていきましょう。

 

①自己主張する「時期」

1つ目は「自己主張する時期だから」です。
思春期は、自分の意見を持つようになるため
自己主張が強くなります。

そのため、親の意見を聞かなくなることが増えるのです。

 

親としては困ることも多くなりますが、
成長していく上で大切なことでもあります。

 

②話を聞きたくない「親子関係」

2つ目は「聞きたくない親子関係だから」です。
親子関係が良好であれば、
大好きな親の話を聞こうと思います。

 

しかし親子関係が悪いと、
親への反発心から話を聞いてくれなくなります。

 

③耳をふさぎたくなる「伝え方」

3つ目は「耳をふさぎたくなる伝え方をしている」からです。

 

  • 「〇〇しなさい」と命令ばかり
  • 親がいつもイライラしていて叱ってばかり

 

こんな状況では、
子どもは話を聞きたくないと思ってしまいます。

 

④今は聞きたくない「タイミング」

4つ目は「聞きたくないタイミングだから」です。

 

やっているゲームがいいタイミングだったり
友達と電話をしていたりするときに話しかけても、
聞き入れてもらえないでしょう。

 

思春期の子は情緒不安定であるため、
子どものタイミングに合わせていく必要があります。

 

この4つが、
子どもが親の話を聞いてくれなくなった理由です。
では、どのように改善すればいいのでしょうか?

 

まずは親が話を聞いて良好な関係を作ろう

先ほどの4つの理由の中で、
「自己主張する時期」
というのは変えようがありません。
そのため、残りの

 

  • ②聞きたくない「親子関係」
  • ③耳をふさぎたくなる「伝え方」
  • ④今は聞きたくない「タイミング」

 

の3つを変えていきましょう。
まずやるべきことは、
良好な親子関係をつくることです。
そのためには、

 

  • 親が子どもの話を聞いてあげるようにすること
  • 共通の話題を増やすこと

 

を意識するといいでしょう。
子どもが何か話をしてきたときには、
頭から否定せず、アドバイスもやめましょう。

子どもは話を聞いてほしいだけだからです。

 

 

「そうなんだ、大変だったね」というように、
うなずきながら笑顔で聞くといいです。

 

 

共通の話題を増やすためには、
子どもの好きなゲームを一緒にやったり、
興味あることを一緒に体験したりしましょう。

 

 

親子関係が良好になり、
会話も弾むようになります。
子どもが好きな事や学校で起きた出来事など、
他愛のない話ならできるようになります。

 

次に子どもが嫌がらない方法でコミュニケーションを取ろう

他愛もない話ができるようになったら、
少しは伝えたいことを
伝えられるようになっていきます。
このとき気をつける点は、

 

  • 命令ではなく意見を聞く
  • 強制ではなく自分の意見を伝える
  • 迷傷法は厳しく伝える

 

この3つです。
詳しく見ていきましょう。

 

①命令ではなく意見を聞く

思春期は、自己主張が強い時期です。
そのため命令で抑えつけるのではなく、
子どもに考えさせた方が効果的でしょう。
たとえば、

 

「そろそろゲームやめなさい」
「もうすぐご飯だけど、ゲームいつぐらいにやめられる?」

 

「漢字を覚えなさい」
「どうしたら国語の点上がるかな?」

 

このような感じです。
聞き方を変えることで、
子どもの感じ方も変わります。
命令よりも受け入れやすくなるでしょう。

 

②強制ではなく自分の意見を伝える

こちらから伝えたいことがあれば、
強制ではなく自分の意見を伝えてみましょう。
たとえば、

 

「公立高校に行きなさい」
「公立に行ってくれたらうれしいな」
 「お母さんだったら、この高校を選ぶかな」

 

というような感じです。
強制すると子どもは聞く耳を持たないので、
「私だったら・・」と意見を伝えるようにしましょう。

 

③迷傷法は厳しく伝える

子どもの主張を、
全てを受け入れていいわけではありません。

 

  • 人に迷惑をかけること
  • 人を傷つけること
  • 法律やルールに違反すること

 

この3つ(通称:迷傷法)だけは厳しく伝えましょう
取り返しのつかない失敗につながるからです。

 

「人を傷つける事だけは絶対に許しません」
と、毅然とした態度でキッパリと伝えましょう。

 

まずはこの3つを意識してみてください。

 

最後に伝えるタイミングを意識しよう

あとは、
子どもにいつ伝えるかを
意識していきましょう。
避けるべきタイミグは、

 

  • 感情の起伏があるとき
  • 他にやりたいことがあるとき
  • 疲れているとき

 

この3つです。

 

感情の起伏があるとき

イライラしていたり、
落ち込んだりしているときに言っても無駄です。
落ち着いたタイミングで、話をしましょう。

 

他にやりたいことがあるとき

ゲームに熱中しているときに話しかけても、
反発しか生まれません。
事前に「何時頃ゲームやめられる?」と子どもに聞いて、
その時間に話しかけるようにしましょう。

 

極度に疲れているとき

極端に疲れていたり、眠かったりするときは、
そもそも人と話したい気持ちではありません。
子どもが話しかけないでオーラを出しているときには、
無理に話さずタイミングを待ってあげましょう。

 

これらを避けるだけで、
子どもと無駄にぶつかることがなくなるはずです。

 

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ここまでお伝えしたことを意識しながら、
子どもと向き合っていきましょう。
良い親子関係ができるため、
話ができるようになるはずです。

 

 

ただし、
昔から行ってきた子育てを、
すぐに変えるのは難しいでしょう。

 

 

頭では良くないとわかっていても、
ついついやってしまうのが人間だからです。

 

 

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