子どもが門限を破る方へ
門限に関するページ内容
門限を破る子どもについて
解説します。
「18時までには帰ってきなさい」
など、子どもの年齢によって、
ルールを決めていると思います。
ただ、なかなか守れない子もいるでしょう。
この理由と破ったときにかける言葉を
解説しました。
これまで1万組の親子をサポートして
一番効果的な対処法だと思うので、
実践してみてください。
目次
なぜ子どもは門限を守らないのか?よくある2つの原因
子どもが門限を守らないのは、
様々な原因があります。
その中でも特に多いのは、
- 守れない時間にしているから
- 最初から守れると思っているから
この2つです。
詳しく見ていきましょう。
①守れない時間にしている
そもそも守るのが難しい時間になっていませんか?
たとえば、友達の門限は18時なのに、
わが子だけ17時にしているケースです。
自分だけが早く帰らなければならない状況では、
守ることは難しいでしょう。
なぜなら、子どもにとっていちばん大事なのは、
友達関係だからです。
友達との仲が悪くなるような約束は、守らないでしょう。
もちろん、友達の門限があまりにも常識外れに遅い場合は、
合わせる必要はありません。
②最初から守れると思っている
門限を決めたときから、いきなり守れると思っていませんか?
いきなり門限を守れる子って、ほとんどいません。
徐々に練習しながら、慣れていくものだからです。
そのため、少しの門限破りを厳しく注意するのではなく、
練習する猶予期間をつくってあげるといいでしょう。
子どもが門限を破る場合、
そもそも守りにくい時間になっていないか?
最初から守れると思っていないか?
この2点を意識してみてください。
子どもの年齢や友達関係を考慮して時間を決めよう
では、
門限って何時ぐらいが
妥当なのでしょうか?
これは、
「年齢」と
「友達関係」を考慮して
決めるといいです。
先ほどお伝えしたように、
子どもにとって友達関係は、
最も影響力があるからです。
私が多くの親子と関わる中でわかった平均的な門限は、
- 小学校低学年:16~17時
- 小学校高学年:17~18時
- 中学生:18~19時
- 高校生:19~20時
このぐらいでしょう。
ただし、遠方の学校や部活、
塾に通っている場合などは、
これよりも遅くなります。
この平均時間と友達の門限を比べて、
親子で納得いく時間を話し合いましょう。
親の意見を、一方的に押し付けないことが大切です。
門限を破ったときは、理由と対処法を話し合おう
先ほどのポイントに沿って決めても、
門限を守れないことは必ずあります。
この場合、
次の3つのステップで
子どもと話をしていきましょう。
STEP①理由を聞く
門限を守れなかった場合、
いきなり叱るのではなく、まずは遅れた理由を聞きましょう。
「友達が怪我をした」などの
一時的なトラブルの可能性もあるからです。
「門限は18時だよね?何かあったの?」
と、聞いてみましょう。
心配心から聞いているとわかれば、
子どももきちんと話してくれるはずです。
STEP②解決策を提案
次に、遅れた理由に応じて解決策を提案しましょう。
- 今後友達の怪我などのトラブルが起きたら、事前に遅れることを連絡する
- 時間を忘れていたなら、帰宅時間にアラームが鳴るように設定させる
などです。
子どものせいにするのではなく、
守れなかった仕組みがよくないと考えると、
解決策が浮かんできます。
③再度、話し合いと様子見
遅れた理由が、
「友達が18時半まで遊んでいたから帰りたくなかった」
ということもあります。
この場合は、今後も守れない可能性が高いです。
そのため、時間を変えるべきか再度話し合いをしましょう。
もちろん、前述したように常識外れな時間であれば、
合わせる必要はありません。
可能な時間なら、変更し、
再度様子を見ましょう。
守れない門限は、ないのと同じです。
子どもが納得して守れるルールを決めることが大切です。
小中学生や高校生の場合、親子関係が悪いと守りません
門限を決めても、
守る子と守れない子がいます。
この違いは、
「親子関係」です。
親子関係が悪ければ、
子どもは親の言うことを
聞こうと思わないからです。
そのため、どれだけ上記のテクニックを行ったとしても、
門限を守ることはないでしょう。
親子関係を良好にするためにやるべきことは、
- ①過干渉をやめること
- ②子どもの要求をできる限り聞くこと
この2つです。
「〇〇連れて行ってほしい」
「〇〇食べたい」
というような要求は、可能な限り聞いてあげましょう。
ただし、聞いてはいけない要求もあります!
- 人に迷惑をかけること
- 人や自分を傷つけること
- 法律やルールに違反すること
この3つに当てはまる要求は、
聞いてはいけません。
善悪のつけられない人間になってしまうからです。
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先ほどお伝えしたように、
子どもに門限を守らせるには、
親子関係が良好であることが大前提です。
しかし、
- 過干渉とは何か?
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- 子どもは何を望んでいるのか?
こういったことって、よくわからないですよね。
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