小中学生や高校生の子どもを自立させたい方へ
自立心の育て方に関するページ内容
ここでは、
子どもの自立心の育て方
について解説します。
子どもが勉強や身の回りのことを
一人でできないとイライラしますよね。
発達障害なのでは?と
不安になることもあるでしょう。
そこで、年齢別のできることリストと
子どもを自立させる方法を解説しました。
一人でできない原因もまとめたので、
参考にしていただければと思います。
について解説します。
子どもが勉強や身の回りのことを
一人でできないとイライラしますよね。
発達障害なのでは?と
不安になることもあるでしょう。
そこで、年齢別のできることリストと
子どもを自立させる方法を解説しました。
一人でできない原因もまとめたので、
参考にしていただければと思います。
目次
年齢別!一人でできることチェックリスト
まずは年齢別で、勉強、準備、服装の3つの分野で
できることの平均をお伝えします。
あくまで平均なので、
全部できないとマズイ
というわけではありません。
参考程度に、チェックしてみましょう。
小学校低学年
- 勉強面:一人ではできない
- 準備面:一人ではできない
- 服装面:準備されれば着ることができる
小学校低学年の子どもは、
ほとんどの場面で大人のサポートが必要です。
小学校高学年
- 勉強面:簡単な宿題は一人でできるが、自らテスト勉強はできない
- 準備面:一人でできるが、ミスがある
- 服装面:着る服を自分で選ぶことができる
小学校高学年では、低学年に比べて
一人でできることが増えるでしょう。
しかし、親がまめにチェックしてあげる必要があるといえます。
中学生
- 勉強面:効率は別として、一人でテスト勉強ができる
- 準備面:ある程度は自分でできる
- 服装面:一緒に買いに行くと、自分で選ぶことができる
中学生では、
自ら選択し実行することができるようになります。
ただし大事な書類(願書など)は、
親がチェックしたほうがいいでしょう。
高校生
- 勉強面:効率のいい勉強法などを、自分で調べながらできる
- 準備面:大事な書類を含め、一人ですべてできるようになる
- 服装面:自分でお小遣いを使って、服を買いに行くことができる
高校生になると、かなり大人に近づいてきます。
そのためほとんどの選択、行動が
ひとりでできるようになるでしょう。
いかがでしょうか?お子さんは、
目安となるレベルに達していましたか?
仮に達していなくても大丈夫です。
あくまでも平均値だからです。
能力に凸凹があるのが、人間とも言えます。
子どもが自立しない原因は、放置、せっかち、発達障害
先ほどのチェックリストでほとんど基準に達していなかったとしても、
不安に思う必要はありません。
正しい対応をすることで、
誰でも自立することができる
からです。
「うちの子少し自立が遅いかも」と思われた場合、
次の3つに当てはまっていないか
チェックしてみましょう。
①「放置」していないか?
子どもは何事も、最初は一人でできません。
親が手を差し伸べてあげるからこそ、できるようになります。
つまり、できるようになるまでは親のサポートが必要です。
そのときに考えるのは、年齢ではありません。
その子が一人でできなさそうであれば、
年齢を問わずサポートしましょう。
親が手を差し伸べてあげるからこそ、できるようになります。
つまり、できるようになるまでは親のサポートが必要です。
そのときに考えるのは、年齢ではありません。
その子が一人でできなさそうであれば、
年齢を問わずサポートしましょう。
②「せっかち」になっていないか?
やり方を教えても、
それだけで自立はしません。
大切なのは「できるようになるまで待つこと」です。
「早くやりなさい!」と急かしたり、
「何でできないの?」と否定したりする態度では、
自信をなくしてしまいます。
その結果、一人でやらなくなってしまうでしょう。
これが自立を遅くしてしまうことにつながります。
それだけで自立はしません。
大切なのは「できるようになるまで待つこと」です。
「早くやりなさい!」と急かしたり、
「何でできないの?」と否定したりする態度では、
自信をなくしてしまいます。
その結果、一人でやらなくなってしまうでしょう。
これが自立を遅くしてしまうことにつながります。
③「発達障害」ではないか?
発達障害とは、
能力の凸凹が大きい状態です。
たとえば、
このように、
極端に苦手なことと得意なことがある状況です。
この場合、無理にニガテな部分を伸ばすのではなく、
あえて得意な部分を伸ばす子育ても必要となります。
能力の凸凹が大きい状態です。
たとえば、
- 勉強や準備は苦手
- でも昆虫の知識だけは誰にも負けない
このように、
極端に苦手なことと得意なことがある状況です。
この場合、無理にニガテな部分を伸ばすのではなく、
あえて得意な部分を伸ばす子育ても必要となります。
ここで挙げた3つの原因によって、
子どもの自立が遅くなることが多いです。
特に発達障害は、最近増えています。
この原因や特徴を知った上で、
正しいサポートをすることが自立させることにつながります。
小中学生や高校生を自然と自立させる育て方3ステップ
どの原因だったとしても、子どもを自立させるには
共通の3ステップがあります。
- 教える
- 見守る
- 認める
です。
詳しく見ていきましょう。
①教える
まずは、やり方を教えてあげましょう。
放っておいても、子どもはできるようにならないからです。
完全に子どもが理解するまでは、
丁寧に教えましょう。
(例)
勉強の仕方がわからないなら、
一つ一つやり方を教える感じです。
放っておいても、子どもはできるようにならないからです。
完全に子どもが理解するまでは、
丁寧に教えましょう。
(例)
勉強の仕方がわからないなら、
一つ一つやり方を教える感じです。
②見守る
できるようになるまで、見守ってあげましょう。
もちろん、人間なので失敗することもあります。その際も、
最初から否定するのではなく見守るようにしましょう。
必要であれば、「①教える」に戻り、
改善できるようサポートしていきましょう。
(例)
勉強のやり方を教えた後は、
一度自分でやらせてみる。その時は口出しせず、
丸付けのタイミングまで見守る。
もちろん、人間なので失敗することもあります。その際も、
最初から否定するのではなく見守るようにしましょう。
必要であれば、「①教える」に戻り、
改善できるようサポートしていきましょう。
(例)
勉強のやり方を教えた後は、
一度自分でやらせてみる。その時は口出しせず、
丸付けのタイミングまで見守る。
③認める
うまくいったら、認めて褒めてあげましょう。
認めてもらうことで、より頑張ろうと思えるからです。
たとえ失敗しても、叱らずに努力を褒めてあげましょう。
(例)
しっかり解けていたら、褒める。
認めてもらうことで、より頑張ろうと思えるからです。
たとえ失敗しても、叱らずに努力を褒めてあげましょう。
(例)
しっかり解けていたら、褒める。
これは、小中学生や高校生、
誰にでも共通する方法です。
イライラすることなく
この3つをすることができれば、
子どもの自立につながるでしょう。
発達障害の場合は子どもの得意を生かす子育てをしよう
発達障害の場合も、先ほどの3つのステップでサポートすれば、
できるようになります。
しかし、他の子と比べて
時間がかかってしまう
こともあるでしょう。
すると、不安に思うかもしれません。
この場合、
無理やりニガテを克服させようとせず、
得意なことを伸ばしたほうがいいです。
発達障害の子は、
得意な分野は、誰よりも伸びるからです。
そのほうが、将来活躍できるでしょう。
たとえば、トーマスエジソンも
発達障害と言われています。
「1+1=2」と教えられても、
理解することができなかったそうです。
「1個の粘土と1個の粘土を合わせたら、
大きな1個の粘土なのになぜ2個なの?」
と答えたという話が残っています。
このとき、エジソンのお母さんは
無理やり数学を教えませんでした。
その代わりに「あなたが好きなことをやりなさい」
と、子どもの得意を生かすようにしたそうです。
その結果、歴史に名を残す偉大な人物になりました。
もし親が子どもの苦手を無理に変えようとしていたら、
うつ病になっていたかもしれません。
子どもの個性を活かし「得意」「好き」を伸ばす。
発達障害に限らず、
子どもが将来、活躍できる人に育てる上で
大切なことだと思います。
思春期でも一人で勉強できるようになる愛情バロメータ理論
「自立させた後は、一人で勉強させたい」
このように思っている
お父さんお母さんも多いでしょう。
一人で勝手に勉強してくれたら、
とても楽になりますよね。
この場合、上で解説したように、
- ①効率のいい勉強法を教える(教える)
- ②子どものやってみたいという気持ちを尊重してあげる(見守る)
- ③結果が出たことを褒める、努力を褒める(認める)
この3ステップの子育てを行うことで、
勉強面の自立ができるでしょう。
しかし、そもそもやり方を教えたくても、
話を聞いてくれないと教えられないですよね。
そのためには、良好な親子関係を
普段からつくっていく必要があります。
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