つい子どもに怒鳴ってしまう方へ

子どものしつけに、逆効果です!

怒鳴る子育ての悪影響に関するページ内容


 

ここでは、 怒鳴る子育ての悪影響について
解説します。

子どもが親の言うことを聞かないと、
ついイライラしますよね。

ただここで怒鳴るのは危険です!
子どもの脳に想像以上の
ダメージがあります。

実際に行われた研究結果を紹介しながら、
やってはいけない叱り方をまとめました。
影響を知ることで、子どもへの接し方を
変えることができるはずです。



子どもを怒鳴る悪影響!脳が萎縮したり縮むって本当?

怒鳴る子育てをすると、
子どもにどのような影響が出るのでしょうか?


小児科医として、子どもの発達に関する
診療・研究・教育をしている
友田 明美先生の研究によると、



「体罰を長期間受けると、
脳の前頭前野の一部が小さくなる」
ということがわかっています。


また夫婦間のDVを目撃して育った子も、
脳の視覚野という部分が縮むことが、
研究から明らかになっているそうです。



つまり、子どもに心理的なダメージを与えることで、
脳が委縮してしまうといえるでしょう。


怒鳴る子育てをやりすぎたり、
子どもを傷つける言葉を使ったりすると
心理的ダメージとなるので注意が必要です。


子どもをつい怒鳴りたくなったら、親としてどうすべきか?

とはいえ、
ついついイライラが抑えきれず、
子どもを怒鳴りたくなる場面もあるでしょう。


このときは、
どのように対処すればいいのでしょうか。



一番いいのは、その場を離れることです。
たとえば、
子どもがいつまでもゲームをやめない姿を見て
イライラして怒鳴りたくなったら、

  • 外を散歩しに行く
  • 洗濯物を畳みに行く
  • 友達に電話する

などして、一旦自分自身の心を落ち着かせましょう。
また、普段からイライラがたまっていると、
つい言いたくなってしまいます。


そのため日頃から、
ストレスをためないように意識することが大切です。



定期的に友達とランチをしたり、スポーツをしたり、
読書の時間を作ったりするなど、
リフレッシュタイムを作っていきましょう。


こういった努力をしていくと、
子供を怒鳴る場面が減るはずです。


全ての親にやってほしい!人格を傷つけない正しい叱り方

では、子どもに
注意しなければならない場面では、
どのように伝えればいいのでしょうか。


ポイントは、
「怒鳴らずに、行動を叱ること」です。



友田先生の研究によると、
「あなたなんて生まれてこなければよかった」など
人格を否定する言葉を子どもにかけたときも、
脳に影響が出ることがわかっています。


そのため、叱るときは人格ではなく、
行動を叱るようにしましょう。

たとえば、子どもがいじめの加害者になったときには、
「バカ野郎!」「お前は何をやってるんだ」ではなく、


「人をいじめることは絶対にダメ」
「今後それをしたら絶対に許さないからね」
と冷静に行動を叱りましょう。


子どもが暴言を吐いたり、
手を出したりしたときも同じです。



冷静に子どもの行動を叱ることで、
脳を委縮させることなく、
正しい行動へ導くことができるでしょう。

それでも聞いてくれない場合は?

冷静に行動を叱っても子どもが聞いてくれない場合、
そもそも子どもが親の言うことを聞いてくれない
親子関係になっているかもしれません。


この場合は、次の手順で
良好な親子関係まで改善させることが大切です。


まだ間に合う!すでに悪影響が出ている状態からの回復法

過去に人格を否定してしまって
すでに子どもに悪影響が出ている場合、
まずは謝ることが大切です。


もちろん、今まで怒鳴る叱り方を
してきた場合、
すぐに子どもは変わらないでしょう。



しかし、イライラするのではなく、
二度と怒鳴る叱り方をしないよう
意識することが大切です。


その上で、子どもからの信用を取り戻す行動を
行っていきましょう。
子どもが喜ぶことを、
できる限りすることが重要です。具体的には、

  • 好きな料理を作る
  • 子どもの話をしっかり聞く
  • やりたい体験を一緒にする  
 
など、子どもが望むことを続けていきましょう。
子どもは親の愛情を感じ、
信頼してくれるようになるはずです。


良好な親子関係になれば、
子どもは親の言うことを
素直に聞いてくれるようになるでしょう。



子育てのストレスがなくなり、
怒鳴る必要もなくなるはずです。


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育児に家事に仕事に
毎日慌ただしく過ごしていると、
どうしても思い通りにいかずに
子どもにあたってしまうこともあるでしょう。


特に、毎日親に反抗し、
勉強も全くせず
スマホやゲームばかりしている子の場合、



それを改善させようとする
親の方もストレスが増えます。
ではどうしたら、
この状態を改善できるのでしょうか?


実はあるバロメータを上げるように意識して
子育てをすると、
子どもは親に対して素直になります。


その結果、子育ての疲れやストレスが、
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