高校受験における欠席日数の影響を知りたい方へ
欠席日数に関するページ内容
高校受験の欠席日数について
解説します。
コロナや不登校などで、
欠席が増えてしまった場合、
高校受験の合否に影響はあるのか。
元中学校教師だからこそわかる
何日以上休むと不合格率が上がるか
解説しました。
公立や私立によって、
考え方が多少違うので、
受験する前にチェックしてみてください。
目次
高校受験において欠席日数は合否に影響する？
私立や公立、都道府県などによって
異なります。
そのため、一概に
欠席日数がどれぐらい影響するかを
断言することはできません。
ただ、多くの学校の場合、
欠席日数については一定の日数基準があります。
よくあるパターンとしては、
「１年間に１０日以上の欠席」です。
その基準を超えているような欠席日数があると、
面接で理由を聞かれたり、
推薦がもらえなかったりすることがあります。
ただ、一部の私立学校などでは、
不登校が理由で欠席日数が多い場合でも、
合格できることもあります。
学校による基準の違いが大きいです。
コロナやインフルエンザなどの出席停止の影響とは？
感染症が理由での欠席は、
出席停止という扱いになります。
これは欠席とは別物で、
欠席日数の基準には関係がありません。
余談ですが、少し前までは、
コロナ関連での欠席は
すべて出席停止にしている時期がありました。
今考えると少しおかしな話ですが、
この時期はどれだけ欠席していても
全く関係ない地域もあったのです。
なぜなら、コロナによる欠席なのか
不登校なのかが判断できなかったためです。
現在は以前と同じ状態に戻っているため、
- コロナやインフルエンザは出席停止
- 不登校の欠席は通常の欠席
という形になっています。
不登校が理由で長期化して長期間休んでしまったら？
今からでも遅くはありません。
登校できそうであれば、
出来る限り学校に行きましょう。
というのも、
長期間学校に行っていないと
高校進学後に、毎日通うのが
つらくなるためです。
また、３年生の前半は休みがちでも、
後半にはきちんと通えていると、
高校受験の面接で欠席の理由を聞かれても、
答えやすくなります。
「前半は友達とトラブルがあって、
しばらく学校を休んでいる期間がありました。
後半はトラブルが解決したため、
ほとんど欠席はしていません」
と言えるためです。
ただ、どうしても学校に行くのが難しい状況なら、
無理をする必要はありません。
高校から再スタートをしてもOKです。
欠席日数を増やさないためにできる３つのこと
欠席日数を増やさず、
学校に行くことができるのでしょうか。
すぐにできる努力が、
3つあります。
①手洗いうがいを徹底し、良く寝ること
1つ目は、手洗いうがいを徹底し、
良く寝ることです。
コロナやインフルエンザなどの感染症とは違い、
風邪は通常の欠席扱いになります。
できるだけ体調不良にならないように
普段の生活から注意しましょう。
②友達関係のトラブルは早めに相談すること
2つ目は、友達関係のトラブルは
早めに相談することです。
中学校での不登校のきっかけの多くは、
友達関係のトラブルです。
早めに問題を解決できれば、
不登校のリスクを減らせるでしょう。
③日頃から良好な親子関係を作ること
3つ目は親向けの話ですが、
日頃から良好な親子関係を作ることです。
子どもにとって家庭は、
学校でのストレスを解消する場所です。
親子関係がいいと、
子どもはストレスをためにくくなります
不登校や体調不良のリスクを減らせるでしょう。
まずは、この３つを意識するところから、
始めてみてください。
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ここまでにお伝えしたように、
高校受験合格のためにも
できる限り欠席はしないようにしましょう。
その上で、さらに合格率を上げるためには、
「勉強の質を上げる」
という考えも必要です。
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