見込み点の出し方を知りたい方へ
見込み点の出し方のページ内容
インフルエンザや風邪などにより、
定期テスト当日欠席することに
なってしまったとします。
この場合、
見込み点はどうなるのか?について、
元中学校教師の立場から解説します。
見込み点がどれくらいつくのか分かれば、
欠席すべきか、無理してでも学校に行くべきか、
判断できるようになると思います。
その結果、今取れる点数を考えて、
最も内申点を上げられる対策が、
取れるようになると思います。
目次
【成績と内申点を短期間で上げる方法】
学校での態度や授業中の発言回数、
ノート点などを上手にUPし内申点を上げる方法について、
以下のページに詳しくまとめました。内申点が上がると、
高校受験の合格率も上がるので参考になると思います。
元教師だからこそ伝えられる裏技もたくさん書きました。
定期テストの見込み点とは何か?
そもそも定期テストの見込み点とは何かについて解説します。
あなたがインフルエンザにかかり、
定期テストを受けられなくなったとします。
インフルエンザにかかると出席停止
になるので、テストを受けたくても、
校則で受けることができなくなるのです。
定期テストが受けられなくなると、
その時のテストの点は0点になります。
ということは内申点が1になるということです。
せっかく勉強を頑張ってきたのに、
インフルエンザになっただけで
内申点が1になるのは非常につらいですよね?
そこで導入されたのが「見込み点」という制度です。
あなたの過去のテストの点数などを参考にしながら、
「おそらくこれくらいなら取れるだろうな」という
予測でテストの点を決める制度です。
これにより中学3年生の受験前に
インフルエンザにかかり内申点が1になって
受験が不合格になるということがなくなったわけです。
インフルエンザと風邪の違いを解説
インフルエンザの場合、校則で出席停止になります。
あなたが気合で
「テストを受けたい」と言っても、
学校側が「登校してはいけない」というので、
受けることができないのです。
では風邪の場合はどうでしょうか?
正直気合で学校に行けば、
テストを受けることができますよね?
と考えると見込み点はもらえないのでは?
と思われるかもしれません。
実はそんなことはなくて、
風邪であっても見込み点はもらえます。
どういう理由でテストを欠席したかではなく、
欠席したか出席したかだけで決まるということです。
もしあなたが今熱があって、
インフルエンザなのかただの風邪なのか、
わからなかったとしても、
無理に学校に行きテストを受ける必要はないということです。
中学生や高校生向け!自分でできる計算方法
では実際に、見込み点はどれくらいもらえるのでしょうか?
簡単な計算方法をお伝えします。
学校や地域によって、
若干見込み点の出し方は変わります。
ただ多くの学校で以下のようなステップで、
見込み点を計算しています。
ステップ①過去の点数の平均を出す
例えば過去に2回テストを受けているとします。
その2回が70点と90点だとします。
この場合平均点は80点になります。
(計算方法)(70+90)÷2=80
ステップ②平均点に0.6をかける
平均点が出たらその数字に0.6を掛けます。
例えば平均点が80点と出たらなら、
80×0.6=48点になります。
0.6というのはあくまでも目安で、
学校によっては0.7で計算するところもあります。
大体どの学校でも0.5~0.8の間くらいになります。
ステップ③今回のテストの平均点と過去のテストの平均点を比べる
最後はあなたの点数ではなく、
定期テストの平均点の話です。
過去2回の定期テストの平均点が60点だとします。
今回は70点だったとします。
すると今回は10点平均点が高くなっている、
つまり簡単になったと言えます。
平均点の誤差が5点以下であれば問題ないのですが、
5点を超えた場合あなたの見込み点も変更されます。
ステップ2で出た48点という数字に、
今回のテストで簡単になった10点を上乗せします。
つまり今回の見込み点は58点ということになります。
これが見込み店の計算方法です。
なお今回がはじめてのテストだった場合、
見込み点がもらえない学校もあります。
優しい学校だと昨年度のテストの点数を参考に
見込み点をくれるところもあります。
この辺りは学校によって異なりますので、
詳しくは担任の先生に聞いてみると良いです。
赤点にならないようにする予防法
ポイント3でお伝えした計算方法で見込み点を出せば、
あなたがテストを欠席した場合に
もらえる点数がわかると思います。
ではもしあなたの見込み点が、
赤点(平均点の半分以下)になったら、
どうしたら良いのでしょうか?
今できることは、
次のテストで挽回するしかありません。
なぜなら見込み点は過去の点数から決まるからです。
また今後定期テストを欠席し、
見込み点で赤点になるのを防ぐためには、
常に平均点以上の点数を取るしかありません。
そうすれば、仮に定期テストで欠席しても、
見込み点で赤点になることはないからです。
今回赤点になってしまったとしたら、
次回以降は平均点以上取れるように頑張りましょう。
次のテストで確実に平均点以上を取るための、
超効率的学習法については、
このページの最後で紹介しますので、
よかったらこちらも参考にしてみてください。
内申点や偏差値の出し方を公開します
ここまでお伝えしたように、見込み点には正しい計算方法があります。
予め計算方法を理解しておけば、
早い時期から対策が打てるようになります。
その結果、
高校受験の合格率も
大きく上がるのです。
実は見込み点と同じように
内申点や偏差値についても正しい計算方法があります。
ただこれらはあまり公にはなりません。
教師だけが知っている情報にになります。
そこで次のページでは、
内申点や偏差値の出し方について公開します!
私は元中学校教師なので、
実際に自分で内申点などを計算していました。
正真正銘、現在の教師が行っている、
内申点や偏差値の出し方をまとめましたので、
こちらも参考にしてみてください。
また、高校受験が近いからこそ、
見込み点が気になってくるのだと思います。
そこで、高校受験で良い成績を取る勉強法
について次のページで解説します。
教科ごとにどのようなポイントを意識して、
勉強していけばよいかまとめてあるので、
何から始めてよいか分からない人は
ぜひ参考にしてみてください!
【道山流】次の定期テストで50点UPする勉強法
もしあなたが、インフルエンザや風邪にかかり、今回の
テストを欠席してしまったのであれば、
次のテストで挽回することが必要です。
今までどれだけ良い点を取っていても、
見込み点は6割程度しかもらえません。
普段80点くらいとっている子は、
50点くらいを取ってしまったことなります。
失った30点を挽回するためには、
次回のテストで日ごろのテストよりも10点以上
アップさせることが必要です。
ではどうすれば次回のテストで、
各教科10点UP、、、5教科合計50点UPを
達成することができるのでしょうか?
実はオール5の子が当たり前に勉強している
超効率的学習法を実践すれば、
誰でも簡単に50点UPを達成できます。
現在私はこの方法について、
成績UP無料講座で解説しているので、
よかったら一度参考にしてみてください。
お父さんお母さん向けには、
子どものやる気を引き出す方法などもお伝えしているので、
親子で読んでいただけると良いかと思います。
動画で解説!!見込み点の出し方と付け方の詳細編