プライドが高い子どもの育て方お父さんお母さんへ
子どものプライドに関するページ内容
プライドが高い子どもの育て方について
解説します。
適度にプライドが高い子は、
「絶対に負けてたまるか」という
気持ちがあるため能力が伸びます。
しかし、プライドが高すぎると、
子どもは挑戦を避けるようになります。
これはこれで、よくないです。
適度にプライドが高く、
能力をグングン伸ばしていく子の
育て方をまとめました。
目次
プライドが高すぎる子どもと低すぎる子の特徴
あなたのお子さんは、
プライドが高いですか?
それとも低いですか?
いずれの場合も、
特徴が出てきます。
まずはこちらを解説していきましょう。
プライドが高すぎる子の特徴
①「挑戦しない」
何事にも挑戦しなくなります。
失敗する姿を、見られたくないからです。
②「勉強しない」
勉強もしなくなります。
勉強を頑張っても点数が悪いと、
恥をかいてしまうからです。
③「否定に弱い」
否定に弱くなります。
これは、自分のやり方に自信がありすぎるからです。
そのため、否定をされると傷つきやすく、
自分の失敗を認められないのです。
プライドが低すぎる子の特徴
①「バカにされても何も思わない」
プライドが低すぎる子は、
「自分は価値のない人間だ」と思っています。
そのため、何を言われてもどうでもいいと思い、
怒りや悲しさの感情が沸いてきません。
②「無気力」
プライドが低いと、
「自分には無理だ」とすぐに諦めてしまいます。
その結果、「チャレンジしても意味がない」と考え、
何事にも無気力になってしまいます。
このように、
プライドは高すぎても低すぎても良くないです。
逆に適度に高いプライドを持つことができれば、
自分の能力を伸ばしたり、
努力することができるようになります。
原因は3つ「叱り方」「愛情不足」「過干渉」
では、プライドが高すぎたり
低すぎたりする原因は、
一体何でしょうか?
プライドが高すぎる原因は、
「間違った叱り方」と「愛情不足」
が挙げられます。
①プライドが高すぎる原因①間違った叱り方
間違った叱り方をすると、
子どもはプライドが高くなります。
たとえば失敗するたびに叱っていた場合、子どもは
「失敗して叱られるくらいなら、挑戦しないほうがマシ」
と考えるようになるからです。
その結果、失敗を恐れ、挑戦しなくなります。
そして、プライドだけが高くなってしまいます。
プライドが高すぎる原因②愛情不足
「愛情不足」の状態でも、
プライドが高くなることがあります。
親からの愛情を感じられないため、
自分で自分の心を守ろうとするからです。
子どもへの愛情が、
「条件付けの愛情」になっていませんか?
- 成績が上がったら褒めるけど、
上がらなかったら認めない
- 学校に行っているなら愛せるけど、
行っていないなら愛せない
これだと子どもは、
「条件を満たさないと自分のことを愛してくれないんだ」と思い、
愛情不足となります。
その結果、自分の心を守るために、プライドが高くなります。
【無条件の愛情で育ってきた子はどうなる?】
一方、無条件の愛情で育ってきた子は、
失敗しようが学校を休もうが、
親の愛情を感じることができます。
自分で自分の心を守らなくても、
親が守ってくれると感じるため、
無駄にプライドを高くする必要がなくなるのです。
一方、プライドが低すぎる原因は
「間違った叱り方」と「過干渉」が挙げられます。
プライドが低すぎる原因①間違った叱り方
間違った叱り方をすると、
プライドを下げすぎてしまうこともあります。
人格を否定する叱り方をしていませんか?
たとえば、
- 「お前は本当にダメだな」
- 「なんでこんなことができないんだ」
このように行動ではなく人格を否定すると、
自分は価値のない人間だと感じるようになります。
その結果、プライドが低すぎる状態になってしまいます。
そうではなく、
「食事中にスマホをいじるのはやめなさい」
「人をいじめるのは絶対ダメ」
このように、行動を叱るようにしましょう。
プライドが低すぎる原因②過干渉の子育て
過干渉の子育てをすると、
プライドが低すぎる子になってしまいます。
過干渉とは、あれしろこれしろ!と
指示をしすぎる状態です。
いつもこの状態だと、
子どもは「自分の人生は親が決めるんだ」と感じ、
人生に希望を持てなくなります。
その結果、無気力となり、プライドがなくなってしまいます。
それぞれの特徴と原因に、
当てはまるところはありましたか?
まずは現状を振り返るところから、
行ってみてください。
適度にプライドが高い子どもの育て方2つのコツ
次に、子どもを
「適度にプライドが高い状態」
にするには
どうすればいいのでしょうか。
ここまでの内容を踏まえて、
2点にしぼって解説していきます。
①子どもが伸びる叱り方をしよう
1つ目は、
子どもが伸びる叱り方をすることです。
挑戦して失敗しても、叱らないようにしましょう。
むしろ挑戦したこと、努力したことを褒めてあげてください。
しかし、何でもかんでも叱らないようにするわけではありません。
命にかかわること、他人に迷惑をかけること、
他人や自分を傷つけることは叱らなければなりません。
ただし、人格ではなく「行動」を叱るようにしましょう。
この点を意識できれば、
子どもは納得してくれます。
そして成長につながるでしょう。
②子どもが喜ぶ愛情を送ろう
2つ目に、
子どもが喜ぶ愛情を送るということです。
子どもには、無条件の愛情で向き合ってあげましょう。
「あなたが生きているだけで幸せ」という意識で、
子どもと過ごすことが大切です。
すると子どもは、親からの愛情を感じ、
自分に価値を感じるようになるでしょう。
その結果、適度にプライドが高い状態になります。
干渉を最低限にすることも必要です。
正しい叱り方、
そして愛情の送り方をするだけで、
子どもは自分の価値を
認められるようになります。
正しく子どもと向き合っていけば、
子どもの適度なプライドも取り戻せるはずです。
小中学生の場合「勉強」を上手にサポートしよう
次に、この「プライド」を
成績UPに活かしていく方法を
お伝えします。
プライドが高すぎる子の場合、
そもそも親の言うことを聞きません。
そこで、子どものやりたいように
やらせた方がいいでしょう。
仮にやり方が間違っていたり、成績が悪かったりしても
叱らないようにすることが大切です。
そして、少しでも努力したら褒めるようにしましょう。
このサポートと並行して、「愛情不足」を解消していけば、
成績は上がっていきます。
プライドが低すぎる子の場合、
成績が悪いことを何も思っていない場合が多いです。
そのため最初の段階では、
お父さんやお母さんが一緒に勉強してあげましょう。
細かいテクニックを伝えていくことで、
結果が出やすくなるからです。
その努力や結果を褒めることで、
自己肯定感を上げていきましょう。
徐々に自信が出てくるので、適度なプライドを取り戻しつつ
成績を上げることができるはずです。
子どもとの良好な関係を築く方法
現在お子さんとの関係は
どうでしょうか?
お子さんは、愛情不足には
なっていないでしょうか?
愛情不足になると、
不登校や昼夜逆転、スマホ依存や引きこもりなど
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「子どもが部屋から出てこない」
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