子どもの自尊心を高めたい方へ
子どもの自尊心に関するページ内容
子どもの自尊心を高めるコツについて
解説します。
最近自尊心が低い子供が増えています。
これは、親、教師、コーチなどが、
傷つける言葉を使ってしまうことも
原因の一つです。
そこで、どういった言葉を減らし、
どういった言葉を使うと自尊心が高まるのか
解説しました。
元教師で1万組以上の親子の
子育てをサポートしてわかったやり方なので
そのままやればお子さんの気持ちにも
変化が出てくるはずです。
目次
9割の親が知らない!自尊心が低い子ども3つの特徴
お子さんの自尊心が低いと悩んでいませんか?
自尊心が低い子どもには、
次の3つの特徴が見られます。
まずは、お子さんがどの特徴に当てはまるか
チェックしていきましょう。
他人や社会との交流を避ける
普段からひとりでいたり、
他の人に話しかけることを避けたりする
傾向があります。
自分に自信が持てないため、
「どうせ無視される」
「相手は嫌がっている」
と思い込んでしまうからです。
ネガティブな言葉が多い
「どうせできない」「無理だ」などのように、
ネガティブな発言が多くなります。
励ましても否定的な反応が返ってくる場合、
自尊心が低いといえるでしょう。
挑戦を避ける
「どうせ上手くいかない」
「挑戦しても意味がない」と考えてしまい、
新しいことに挑戦する意欲を
失ってしまうからです。
このように自尊心が低い子どもには、
上記の3つの特徴が見られます。
子どもが当てはまる場合は、
次の方法で改善していきましょう。
親が原因の場合は?自尊心を高める言葉と傷つける言葉
子どもの自尊心が低くなる原因のひとつに、
親による言葉が挙げられます。
自尊心を傷つける言葉を、
普段から使っていませんか?たとえば、
「何でこんなこともできないの?」
「他の子を見習いなさい」
「あなたはいつもダメだね」
「あんたなんて生まなきゃよかった」
こうした言葉をかけられると、
「私は親に愛されていない」と感じてしまいます。
その結果、自尊心が低くなってしまうのです。
一方、自尊心を高める言葉とは、
無条件の愛情を感じる言葉です。
「あなたなら大丈夫よ」
「生まれてきてくれてありがとう」
「愛しているよ」
「頑張ったね」
こうした言葉をかけられた子は、親の愛情を感じます。
その結果、自尊心の向上につながるのです。
積極的に他人とコミュニケーションを
取れるようになったり、
ポジティブ思考や新しい挑戦などが
できるようになったりするでしょう。
友達、学校の先生などの環境によって傷つけられるときは?
子どもの自尊心が低くなる原因には、
学校の先生や習い事の先生、友達などが、
上記のような傷つける言葉を
言ってくるケースもあります。
この場合、子ども自身ができることは
2つあります。
1つ目は、「親や先生に相談すること」です。
大人に相談をすることで、
一緒に解決策を考えていくことができます。
2つ目は、「冷静に言い返すこと」です。
「嫌なことは嫌」と意思表示をすることで、
相手に気付きを与えます。
相手も理解してくれるでしょう。
次に、親ができることも2つお伝えします。
1つ目は「子どもの話を聞いて、
必要があれば学校等に相談すること」です。
学校でのトラブルがあれば、先生に相談しましょう。
早期解決につながります。
2つ目は、「間違っている言葉を否定すること」です。
相手に言われた不快な言葉は、
親が否定してあげましょう。
代わりに、子どものいいところを伝えてあげることで、
子どもの自尊心を守ることができます。
声かけだけではなく、成功体験を育み心を育てるコツ
自尊心を高めるのは、
周りからの声かけだけではありません。
子ども自らの行動を通じて、
高めることができます。
具体的には、次の3ステップを
行っていきましょう。
ステップ① 挑戦する
まずは、ちょっとした挑戦に取り組んでみましょう。
試験、試合、新しい経験など何でも大丈夫です。
たとえ、上手くいかなかったときも、
努力や挑戦したことをほめてあげましょう。
ステップ② 小さな成功体験を積む
努力や挑戦をくり返していくと、
合格したり、活躍したり、褒められたりなどの
小さな成功体験を積み重ねることができます。
自信やモチベーションのUPにつながるでしょう。
ステップ③ 誰にも負けない強みを作る
さらに努力や挑戦を継続をしていくと、
誰にも負けない強みが出てきます。
運動、芸術、勉強、外見、性格など、
どの分野でも大丈夫です。
こうした自分の強みを見つけて磨くことで、
さらなる自尊心の向上につながるでしょう。
自己肯定感も上がる!無条件の愛情の上手な伝え方
今お子さんとは、
どのような関係を築けていますか?
他愛もない話ができたり、
ちょっとしたお願いごとを
聞いてくれたりするような関係であれば、
問題はないでしょう。
ただし、普段から会話がなく、
激しい反抗が続いている場合は危険です。
親子関係が良くないと、
子どもは学校だけでなく
家でもストレスがたまるからです。
親の愛情を感じられなくなると、
自尊心や自己肯定感の低下にもつながります。
毎日の生活にやる気をなくし、
未来に希望を持てなくなってしまうでしょう。
そんな状況から、良い親子関係になるには、
いくつかのテクニックがあります。
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