子どもがスマホ依存症の方へ

中学生の母親必見!!スマホのルール決めていますか?

中学生のスマホの使い方についての相談

息子のスマホの使い方について教えてください!
という相談が来ました!

 

道山先生、

いつも楽しくメルマガ読ませていただいております。
今日は一つ質問があってメールさせていただきました。

 

実はうちには中2の息子がいるのですが、
毎日5時間くらいスマホでパズドラばかりしていて、
まったく勉強をしません。

 

今スマホを
取り上げるべきなのかどうか、
少し迷っています。

 

中学生のスマホの使い方やルールについて
道山先生の考えがあれば教えてください。

 

最近スマホが本当に増えてきていて、
お母さんたちにとっては、
一つの敵になってきています。

 

 

ただこれは時代によって、
使うものが違っているだけで、
一昔前はゲームや漫画だっただけです。

 

 

きちんとルールを決めれば、
全く問題なく使わせることができます。
私なりの意見をまとめました。

中学生にとってスマホとはどういうもの?

スマホ

そもそも中学生にとって、

スマホとはどういうものか、
ご存知でしょうか?

 

 

実は中学生にとって、
スマホは2つの意味があります。

 

 

この意味を理解していない状態で、
「いい加減にしないとスマホ取り上げるよ!」
と叱ってしまうと親子関係は崩壊するので、
注意してくださいね。

 

1.暇つぶしのツール

これはひたすらパズドラとか
モンスターストライクなどの、
ゲームをしている子どもにとっての
意味です。

 

 

一昔前の中学生が、
ひたすら任天堂DSやプレステなどを
していたのと同じ状況です。

2.友達とのコミュニケーションツール

LINEやフェイスブックなどを主に使う子は、
スマホ=友達とのコミュニケーションツール
という意味で使っています。

 

 

20年前でいうとポケベル。
10年前でいうとプリペイド携帯。
のような立ち位置です。

 

どちらの場合でも、
親として一つ理解しておいてほしいことがあります。
それはどういう使い方をするにしろ、
スマホには依存性があるということです。

 

 

一度手にしてしまったら最後。
親子関係が良好でない状態で、
無理やり取り上げたりしてしまったら、
100%暴力などで取り返そうとします。

 

 

大人でいうタバコ、ギャンブル、お酒などと同じで
なかなかやめることが難しいのが
スマホの特徴なのです。

 

【必見】スマホ(ライン)で良く起こるトラブルとは!?

ライン

親として、

一つ理解しておいてほしいことが、
スマホで良く起こるトラブルです。

 

 

これはスマホを持たせている以上、
2人に1人くらいの確率で、
トラブルに巻き込まれます。
主に起こるトラブルは次の2つです。

 

1.ラインなどを使ったいじめや喧嘩

一番よく起こるのが、
ラインを使って友達に悪口を送ったり、
みんなでグループを作って、
ラインでいじめをしたりすることです。

 

 

直接悪口を言ったりする勇気はないけど、
ネット上であれば悪口を言えるという中学生は
こういった方法で悪口を言ったりいじめをしたりします。

2.他の中学校や大人との交流

これは全てが悪いわけではないのですが、
他の中学校や知らない大人の人と、
簡単に知り合ったりすることができます。

 

 

特にツイッターなどは、
不特定多数の人が利用しているので、
そういった交流を持つことが比較的簡単にできます。

 

こういったトラブルを書くと、
親としては心配でたまらないと思います。
絶対にスマホなんて持たせられない
と思う方も多いと思います。

 

 

スマホを持たせるべきかどうかは、
お父さんとお母さんで話し合いをして
決めればよいと思います。

 

 

ただ一つ言えることは、
上記のようなトラブルに巻き込まれる
可能性は確かにあるのですが、

 

 

結局巻き込まれてしまうかどうかは、
本人の自制心次第ということです。
そしてその自制心を持たせられるかどうかは、
親の教育次第なのです。

 

 

だからスマホ=トラブルのきっかけ
であることは間違いないのですが、
トラブルの本当の原因は、

 

 

  • 親子関係が良好でない
  • その子の普段の友達への接し方が悪い

 

 

などなのです。

 

道山流中学生のスマホの使い方(ルール)

スマホ

じゃあ具体的に、

中学生にスマホを持たせる場合、
どういったルールを決めておけばよいのか。

 

 

実はこのルールを曖昧にすると、
後で様々な問題が起こってきます。
そうなる前に必ずルールを決めておきましょう。
私なりの意見を書きます。

 

 

1.最初に買う時点で結果に対する約束を作る

まず購入する時点で、
結果に対する約束を作ってください。
例えば、

 

 

  • 50番よりも成績が下がったら上がるまで取り上げ
  • 合計点が300点以下だったら上がるまで没収

 

 

などです。
よく結果ではなく手段に対して、
約束を作ってしまう方がいるのですが、
これだと子供は反発します。

 

 

  • 1日○時間勉強する(手段に対する目標)
  • 合計点○点以上(結果に対する目標)

この2つの区別を間違えないようにしてください。

 

 

あと、この約束は必ず、
スマホを購入するときにしてください。
あとからしようとしても子供は反発します。
最初に約束を作るのが大事です。

 

2.課金できない設定にする

もうひとつ大事なことは、
課金できない設定にすることです。
ゲームなどにはまりだすと、
どんどん課金をしてしまいます。

 

 

そうなってしまうと良くないので、
この設定だけは親がきちんとしてください。
また通話については基本的に、
使ってはいけない約束にするのが良いです。

 

 

今の時代LINEなどを使えば、
お金をかけずに電話をすることができます。
品質は確かに悪いのですが、
これで電話すれば十分だと思います。

 

 

もし普通の通話をするのであれば、
使った金額をお小遣いから差し引く
というような約束をするのが良いと思います。

 

【子どもが約束を守らない場合は?】

 

もしかしたら上記の約束を作っても、
子どもが約束を守らない可能性もあります。
この場合、実は原因は親子関係にあります。

 

スマホが悪いのではなく
親子関係が良好ではないため、
子どもが親の言うことを聞かないのです。

 

こういった状況であれば、
一度道山流中学生の問題行動解決マニュアル
読んでみてください。

 

スマホのルールの相談に対する道山の回答

道山です。

 

 

スマホについてなのですが、
まずこれで勉強をしないのは、
きちんとルールを決めていないからです。

 

 

まずは親子できちんと話し合いをして、
スマホを使用する条件を話し合ってください。

 

 

もしそのルールを作ることに対して、
お子さんがイライラしているのであれば、
それはスマホが悪いのではなく、
親子関係が良好ではないからです。

 

 

この場合、
まずは親子関係を良好にしてから、
スマホについて話し合いをすることが大事です。

 

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