高校受験【理科】を成功させたい中学生へ
理科の高校入試対策のページの内容
ここでは、理科の受験勉強について解説します。
理科はやれば誰でも結果が出る教科です。
なぜなら覚えるところは
覚えれば点数が上がり、
計算問題はやり方を覚えれば
点数が上がるからです。
つまり、90%以上が暗記だけなので、
やれば成績が上がります。
問題はいかに効率良く暗記していくかです。
効率良く覚えていく上で、
ちょっとしたテクニックがありますので、
まずはこの方法を実践してみてください!
目次
【まずは定期テストでしっかり点数を取ろう!】
高校入試に合格するためには、
まずは定期テストでしっかりと点数を取ることが必要です!
理科の定期テスト対策については以下のページで解説していますので、
良かったらこちらも読んでみてください。
【受験までの具体的な流れを理解しよう】
理科以外の他の教科の具体的な受験勉強法や
受験までの具体的な流れについては下記のページに
詳しくまとめてあります。一度こちらもチェックしてみてください。
5教科全て点数を上げていくことで、合格率は大きく上がります!
【基本は同じ】理科の受験勉強も問題集を繰り返しから
【ステップ① 0点⇒50点】
理科の入試対策をお伝えする前に、
一つ大事なお話があります。
全く受験勉強をやっていない子が、
何の教科から勉強を始めようか悩んでいるとき、
私は理科から始めようと伝えています。
と言うのは、
理科はただ問題集を繰り返し解くだけで
簡単に成績が上がるからです。
最低でも3回くらいはワークを繰り返し、
頭に語句や解き方を叩き込みましょう。
使用する受験対策問題集の選び方
使う問題集は何でも良いです。
学校のワークでも良いですし、
書店に売っている受験対策の問題集でも良いです。
重要なのは、
自分が使いやすいと感じる問題集を選ぶことです。
私自身、子どもたちに聞かれたときは、
「解説がわかりやすいもの」を選ぶように伝えています。
問題が解けなかったときに、
解説が詳しいほうが
勉強が進みやすいからです。
最初は一問一答タイプから始めよう
また、最初は記述式の問題集よりも、
要点がまとまった一問一答タイプの問題集を
選んだ方が良いと思います。なぜなら、
時間をかけずに覚えていくのに適しているからです。
これをヒントに、
まずは自分が使っていく問題集を1冊決めて、
それを3回解いてみましょう。
【理科の問題集を解くときに意識すること】
①解くのではなく覚えることを意識する
理科の高校入試に出題される問題の7割ほどは、
覚えているかどうかの問題です。
器具の名前や植物の特徴など、
覚えているだけで点数が取れてしまいます。
問題を解くときは覚えることを意識しながら解いていきましょう。
②苦手分野は集中的に問題を解こう
問題集を解いてみたら、
天気の分野が苦手だったとします。
この場合、学校のワークの
天気の分野を集中的に解きましょう。
高校受験対策問題集は、
一つの分野の問題がそれほど多くありません。
そこで、苦手分野が見つかったら、
学校の問題集で類似問題を解くことがおすすめです。
高校入試対策でレベルアップをするなら過去問を解こう
【ステップ② 50点⇒80点】
基本問題が解けるようになったら、
過去問題を解いていきましょう。
理科は出題の仕方が各県や各学校ごとに違うので、
その傾向に慣れる必要があるからです。
この点で過去問題はとても重要です。
理科の場合、
- 時間のかかる計算問題
- 時間のかからない問題(覚えているかどうか)
があります。高校受験本番では、
時間のかからない問題から
解いていかないといけません。
過去問を解きながら、
こういったやり方を頭に叩き込みましょう。
たとえば、
- 植物や化石などの問題を解く
- イオンや速度などの時間のかかる問題を解く
- 応用問題を解く
こんな感じです。
問題を繰り返し解いていくことで、
その学校ごとの頻出問題の傾向もつかめてきます。
よく出る問題がわかったら、
そこを重点的に復習することもおすすめです。
【難問が出てきたらどうすれば良いか?】
①解説書を見て解き方を理解する
問題集についている解説を読んでも
理解できないような難問が出てくることがあります。
この場合、書店に売っている参考書を見て
解き方を理解していくと良いです。
類似問題の解き方を見れば、
似たような問題も解けるようになります。
自分で難問を読み解く力もつくでしょう。
②家庭教師や理科の先生に相談をする
難問対策としてもう一つおすすめなのは
すぐに質問することです。
高校入試は時間との戦いです。
解説書を見て自力で解くのも良いですが、
時間を考えると人に聞いた方が早いです。
教えてもらえる環境があるなら、
素直に質問しましょう。
暗記対策と計算問題対策でさらにレベルアップ
【ステップ③ 80点⇒95点】
最後にちょっとしたテクニックを紹介します。
理科はとにかく覚えることが多いです。
問題集を3回やれば、基本的には頭に入るのですが、
やはり忘れてしまうこともあります。
そうなった場合に備えて、
一度忘れていた単語などは
ルーズリーフなどにまとめておくと良いです。
これを私は「まとめノート」と呼んでいます。
テスト前にこのまとめノートを少し見直すだけで、
忘れかけていたところを思い出すことができます。
とても効率の良い暗記対策になるでしょう。
計算問題は答えを覚えず、解き方のパターンを覚えよう
次に計算問題対策についてです。
この場合は暗記対策と違ってノートなどは
作らない方が良いです。
問題集に付箋を貼って、
繰り返し解いていきましょう。
公式を覚えるならまとめノートを使えば良いのですが、
計算問題というのは覚えるものではないからです。
何度も繰り返し解いて自然に覚えていくようにしましょう。
【まとめのノートを作る時のポイント】
①時間を使い過ぎない
まとめのノートを作るのは楽しいです。
一度まとめ始めると、楽しくなってしまい
つい長時間やってしまいます。
しかしこれは時間の無駄です。
目的はまとめることではなく、
苦手分野を覚えるということです。
目的を忘れないようにしましょう。
②こまめに復習する
まとめたノートは、
繰り返し解きなおしましょう。
復習することで初めて知識になるからです。
合格率が上がる!おすすめの勉強スケジュール
理科で高得点を取り、高校受験に合格するためには、
勉強計画を立てることが大切です。
そこで、
おすすめの学習スケジュールを
紹介します。
以下の流れで、進めてみてください。
偏差値が大きく上がるはずです。
春(4月~6月)
高校受験対策問題集を1回解きましょう。
わからない問題は、質問するといいです。
夏(7~8月)
高校受験対策問題集を2回解きましょう。
2回目は、1回目に間違えたところだけを解きます。
3回目は、2回目に間違えたところだけを解きます。
そうすると、そこまで時間がかかりません。
秋(9~12月)
ワンランク上の問題集を用意して解きましょう。
応用力が付くので、偏差値がさらに上がります。
冬(1~2月)
全体を通して見つかった苦手分野を克服しましょう。
また、過去問を解いて時間配分を頭に叩き込むのも大切です。
この流れで進めていけば、
当日のテストで9割取るのも夢ではありません。
物理、化学、生物、地学・・・各分野のコツ
合格率を上げるには、各分野の勉強のコツを
理解しておくことも大切です。
そこで、
受験勉強を進めていくとき、
以下の点を意識してみてください。
学習効率がさらに上がります。
物理分野は「公式」を覚えよう
電気や磁石などの物理分野は、
公式を覚えることが大切です。
数学と同じで公式を忘れると点数が取れません。
受験前にしっかり確認しておきましょう。
化学分野は「化学反応式」を丸暗記
化学分野で一番大事なのは、やっぱり化学反応式です。
これらを丸暗記しておかないと、問題を解くことができません。
電気分解や電池で出てくる反応式は、しっかり覚えましょう。
生物分野は「メンデルの法則」が重要
生物分野で最もよく出るのは、メンデルの法則です。
エンドウ豆の実験はよく出るので、何度も解いておきましょう。
地学分野は「地震」の計算が良く出る
地学分野でよく出るのが地震です。
初期微動継続時間の計算や、
どの地点がどれくらい揺れるかなど、
しっかり解けるように練習しておきましょう。
【重要】語句の記憶スピードを2倍にする方法
ここまで解説したように、理科の受験対策って、
いかに効率良く今までに習った語句を
覚えていくかがカギになります。
ではどういった勉強をしたら、
更に効率良く理科の語句を覚えることが、
できるのと思いますか?
実は効率良く物事を暗記していく方法って、
まだまだたくさんのテクニックがあります。
こういったテクニックについては、
次のページで紹介をしている
「7日間で成績UP無料メール講座」に
登録をして頂いた場合プレゼントしている、
特典マニュアルの第4章の所で、
かなり詳しく解説しています。
以前は有料で販売していたマニュアルを
今だけ無料でプレゼントしている企画になるので、
良かったらこちらも参考に頂けると幸いです。
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