子どもにバカにされてストレスが溜まっている方へ

子どもとの信頼関係は、回復できます!

親をバカにする子どもに関するページ内容

 

ここでは、

親をバカにする子どもとの向き合い方について
解説します。

 

小学生や中学生の時期に、
親に対して反抗的な態度や
バカにするような行動をする
ことがあります。

 

実はこれ、
放っておくと危険です!

 

この危険なサインを見逃さず、
親子関係を健全に保つための
適切な対応方法を
元教師の経験からまとめました。

 

子どもの気持ちを理解した
対応をすることで、
スムーズに改善することが
できるはずです。


なぜ子どもは親をバカにするのか?3つの危険な心理

なぜ、親をバカにする子がいるのか。
最初に、この理由から解説します。

 

 

子どもが親をバカにする理由は、
主に3つあります。
お子さんがどれに当てはまるか、
チェックしてみましょう。

 

成長する中で起こる自立

1つ目は、成長する中で起こる自立からです。
小学校高学年から中学生になると、
子どもは自立したくなります。

 

その時期の子どもは、
自分の意見の方が
正しいと思うようになるのです。

 

たとえば親が
「ゲームは目に悪いからやめなさい」
と言っても、

 

子どもは
「今はプロゲーマーになれば
稼げる時代だよ」と考えます。

 

つまり、親の考えが古く感じるのです。
その結果「お母さんの考えって古いよね」
とバカにしてしまいます。

 

自分に自信がない

2つ目は、自分に自信がないからです。
自信がない子どもは、
人をバカにすることで「自分の方が上だ」
と考えるようにします。

 

一方、自信がある子どもは、
人をバカにすることはほとんどありません。
バカにされても「そうなんだ」と軽く受け流せます。

 

親子関係が悪い

3つ目は、親子関係が悪いからです。
親の愛情が子どもに届いていないと、
子どもは親のことが好きではなくなります。

 

そうすると、少しのことでイライラして、
親が嫌がることを言ってしまうのです。
「バカにするのはやめて」と言えば言うほど、
さらに言うようになります。

 

以上、3つが子どもが親をバカにする理由です。
まずは、お子さんが
どこに当てはまるかをチェックしましょう。

 

バカにされた時の親のNG対応と効果的な接し方

子どもにバカにされたとき、
誰でもイライラすると思います。
しかし、感情的に怒るのはやめましょう。

 

 

「何その言い方!」
「いい加減にして!」と怒ってはいけません。
子どもも真似をして、
何か言うと感情的に怒るようになります。

 

 

親子は、鏡のような関係だからです。
親が悪い言い方をすれば、
子どもも悪い言い方をします。
そうすると、どんどん関係が悪くなってしまいます。

 

 

また「あなたの方こそ」
と言い返すのもよくありません。
言い返すと、子どもも言い返してきます。

 

 

そうするとエスカレートして、
さらに関係が悪化してしまうでしょう。

 

 

では、どう対応すればよいのでしょうか。
正しい方法は
「一度受け止めてから伝える」ことです。

 

 

たとえば「お母さんってバカだね」と言われたら、
「そう思うんだね。あなたはその分野に詳しいからね」
と一度受け止めます。

 

 

その後で
「でも、そういう言い方をされると、
お母さんは悲しいな」
と自分の気持ちを伝えましょう。

 

 

この方法なら、子どもは
「ごめん、言い方が悪かった」
と理解してくれることが多いです。

 

小中学生との信頼関係を回復!根本的な改善3つの方法

ただし、自信のなさや
親子関係の悪さが原因の場合、
言い方を工夫するだけでは改善しません。

 

 

根本的な原因を直すことが必要です。
次の3つのステップで、改善していきましょう。

 

ステップ1:愛情をしっかり伝える

まず、親の愛情を子どもにしっかり伝えましょう。
具体的には、子どもの話を否定せずに
聞いてあげることが大切です。

 

自信がない子どもは、否定されることに敏感です。
否定されると、
さらに人をバカにしようとします。

 

そこで、子どもの話をたくさん聞いて、
好きなことを一緒にしましょう。
すると、子どもは愛情を感じて、
わざと親を傷つけるような言葉を言わなくなります。

 

ステップ2:子どもを認める

次に、子どもの良いところを
たくさん認めてあげましょう。
「自分はすごいんだ」と認めてもらいたいから、
親をバカにすることもあります。

 

普段から子どものすごいところや
頑張っているところを褒めてあげれば、
人をバカにする必要がなくなるでしょう。

 

ステップ3:自信をつけさせる

最後に、子どもの自己肯定感を上げ、
自信をつけさせましょう。

 

「あなたは今のままでもすごいよ」
というメッセージを行動で示すのです。

 

また小さな成功を認め、褒めることで、
自己肯定感が上がります。

 

上記の3ステップを行うことで、
人をバカにする必要がなくなります。
まずは愛情バロメータを上げることから、
始めていきましょう。

 

子どもの年齢別!小学生・中学生・高校生への対応法

子どもの年齢によって、
バカにしてくる理由や心理が異なります。

 

 

お子さんが小学生、中学生、
高校生別で解説したので、
年齢に合わせた対応をしましょう。

 

小学生の場合

小学生は、悪気がなく
友達の真似をしていることがあります。

 

「その言葉はどういう意味?
どんな気持ちで言ったの?」
と冷静に聞いてみましょう。

 

子どもがよくわからないと答えたら、
冷静に説明してあげることが大切です。

 

中学生の場合

中学生は、自立したい気持ちが強くなります。
感情的にならず「そういう言い方をされると悲しい」
と冷静に伝えましょう。

 

1回で理解できない場合もあるので、
同じことが起きたら、
その都度伝え続けることが大切です。

 

高校生の場合

高校生は大人に近づいているので、
親と対等な関係を求めます。
いつも親が上、子どもが下という関係だと、
子どもは反発するでしょう。

 

そこで、子どもの方が詳しい分野があれば、
「すごいね。
その分野はあなたの方がよく知ってるから教えて」
と認めてあげるといいです。

 

子どもが親をバカにするのは、
自信がなかったり、
愛情が足りなかったりすることが原因です。

 

 

感情的に怒らず、まずは一度受け止めてから、
自分の気持ちを伝えましょう。

 

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親をバカにする子には、
普段から愛情をしっかり伝えて、
良いところを認めることが大切です。

 

 

そうすれば親子関係が良くなり、
子どもも親をバカにすることが
なくなっていくでしょう。

 

 

では、具体的にどのような行動をすれば、
子どもに愛情を的確に伝え、
親子関係が改善できるのでしょうか?

 

 

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こちらを参考にしながら、
少しだけお子さんへの向き合い方を
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人をバカにする発言もなくなるはずです。

 

 

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動画で解説!!親をバカにする子どもへの向き合い方の詳細編

 

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この記事を書いた人

道山ケイ 道山ケイのfacebook 道山ケイのline 道山ケイのtwitter 道山ケイのyoutube Amazonの著者ページ
思春期の子育てアドバイザー

親を変えることで、子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000組の親子をサポートし、約7割の親子関係が良好に変化。
  • 反抗期が激しく親と食事すらとらない子が、5教科合計481点獲得
  • 勉強嫌いでスマホ依存の子が、次のテストで5教科合計113点UP
  • 不登校だった子が学校に行けるようになり、5教科合計462点獲得
など道山流で子どもに接すると成績が上がると話題になっている。元中学校教師で、学級崩壊の地獄と学年最下位クラスを9ヶ月でTOPに変えた天国を経験。この体験から思春期子育て法を確立。

子どもが自ら勉強するようになる方法を解説する「7日間で成績UP無料講座」には、これまで5万人以上の方が参加し、次のテストで5教科合計100点以上UPした子が続出している。

著書:高校受験 志望校に97%合格する親の習慣(青春出版社)、中学生の勉強大全(主婦の友社)、ウチの子思春期(すばる舎)など。

メディア掲載:読売新聞、東洋経済オンライン、女性セブン、進研ゼミ中学講座、名古屋テレビアップ!、日経xwomanなど。