最近子育てが上手く行かない方へ
愛情不足の子供の特徴のページ内容
ここでは、子どもが愛情不足になったとき
どのような特徴が現れるかについて解説します。
実は不登校や非行などの問題行動の多くは、
愛情不足が原因です。
ただ、子どもは自分の口から
それを発することはありません。
つまり、親が子どもの行動を見ながら
判断するしかないのです。ではその方法とは!?
目次
何かおかしい?と思ったら愛情不足
ここにあげる8つの子どもの行動は、90%以上が愛情不足だと思ってください。
- 学校に行かない(不登校)
- たばこを吸ったり、飲酒をしたりした
- 万引きやいじめの加害者になる(犯罪)
- 親や先生に暴力を振るう
- 家のものを壊す
- 自宅に帰ってくるのは深夜
- 親の言うことを聞かない
- 親と話をしようとしない
つまり、子どもを育てていく上で、
何かおかしいと思ったら愛情不足のサインです。
「ケイ先生!でもうちの家庭は、
私も旦那も子どものことが大好きで・・・」
という人もいるかもしれないのですが、大切なことは
親の気持ちではなく子どもがどう捕らえるかです。
例えば、ある旦那さんは子どものことが本当に大好きです。
だから少しでも子どもに良い人生を歩んで欲しいと思っています。
そんなとき、子どもからある相談が来ました。
「お父さん、僕中学を卒業したら働きたい!」
世間一般から見ても、中卒で働くよりも、
高校、大学を卒業してから働いたほうが
いい給料をもらえることが多いです。
ですのでお父さんはこう言いました!
「何を言ってるんだ!そんなことは許さん!高校に行け!」と。
お父さんはあくまでも子供のことを思って言ったわけです。
ただ、子どもからすると
「お父さんは自分のことをわかってくれない」と感じます。
つまり、愛情不足と感じるわけです。
愛情不足の子どもへの接し方
じゃあ、どう接したらいいのでしょうか。子どもが愛情不足になってしまう
お父さんお母さんには、
あることが足りていないのです。
それは、
「子どものことを理解しようとする気持ち」
です。
これがないと、子どもは愛情不足と感じて、
上記の8つのような行動を取るわけです。
先ほどの例ですと、
「お父さん、僕中学を卒業したら働きたい」と言ったら、
「働きたいのか!何か夢でも見つかったのか?」
と理解を示します。すると、
「実は板前になりたいって夢が見つかったんだ!
板前って多くの人が中学を卒業したら修業に出るんだって!」
と子どもが言います。すると、
「そうなんだ!お父さんも知らなかったな。
お前が始めて見つかった夢だから、お父さんも是非応援したい!
今から一緒に本屋に行こう!日本で有名な板前さんが
どんな人生を歩んでいるか調べてみよう!」
という感じで、お父さんが返答します。
するとこの親子は、
二人で板前のことを調べに本屋に行くでしょう。
そして、子どもとの関係が深まったところで、
「お前が夢を持ってくれて、お父さんは本当に嬉しいよ!」
「お前の人生だから、お前が決めるんだ!お父さんも応援する!」
「ただ、お父さんから一つアドバイスをするとしたら、
もし中卒で板前を目指したとして、仮に夢が変わったとき、
次の選択肢を見つけるのって本当に大変だ。
もしちょっとでも変わる可能性があるなら、一度高校に行って、
高校卒業後に板前の専門学校に行くって選択肢もあるぞ。
それなら、その後夢が変わっても、
高卒なら次の選択肢がたくさんあるしな」
という感じで話をします。こういった感じで、
常に子どもへの理解を示す接し方をしていけば、
子どもが愛情不足になることはありません。
当たり前のことをしない親もダメ
子どもへの理解を示していないパターン以外にも、子どもが愛情不足と感じるときがあります。
それは、親が親の役目を果たさないときです。
例えば、お母さんなのに、
- 遠足の弁当を作らない
- 授業参観に来ない
- 料理、洗濯、掃除をしない
などです。また、お父さんなのに、
- 働かない
- 週末に子どもと遊ばない
こういった行動を取っていると、
子どもは自分に対して愛情を感じなくなります。
その結果上記の8つのような行動を取ってしまうのです。
【重要】愛情不足の状況別対応策!
次のページでは、もう少し詳しく状況別の対応の仕方
についてまとめました。
現在お子さんが愛情不足によって、
どんな状況になっているのか
まずはこれをきちのと理解して、状況にあった対応をしていきましょう!
また、お子さんが中学生くらいになると、
自立をさせたいと考える
お父さんお母さんが増えてきます。
その考え方はとても良い事なのですが、
やり方を間違えてしまっている方が多いです。
その結果、自立を促すためにやっていることが、
実は自主性のない子どもにしてしまう行動を
取ってしまっているという場合があります。
そこで次のページでは、
子どもの自立を促す正しい方法
について解説しました!
やり方さえ間違えなければ、
子どもは自ずと自立するように
行動を始めます。
そのためには親のサポートが
どうしても必要になるので、
まずは親の正しいサポートを行って、
お子さんの自立を促していきましょう。
最後に、子どもの感情の起伏が
激しくて悩んでいるという方も
いるのではないでしょうか?
ADHDなどの発達障害の場合もありますが、
親の接し方を少し改善するだけで、
子どもが落ち着いて生活できるようになります。
次のページに、
子どもの感情の起伏が激しい原因
について解説したので、
良かったら参考にしてみてください。
【親向け】思春期の子どもへの正しい接し方
ここまでお話ししてきた方法を実践すれば、子どもが愛情不足で問題行動を
起こすということがなくなると思います。
その結果、お子さんとぶつかることがなくなり、
イライラすることも減ると思います。
ただ、思春期の子どもは心の状態が
不安定になりやすい時期です。
そのため、学校などでトラブルが合った時や、
友達と喧嘩した場合など、
お父さんお母さんに
当たってしまうということがあります。
そこで思春期の子どもに接する時に、
必要な考え方や不登校やスマホ依存の解決法
などをまとめた講座を配信しています!
「思春期の子育て講座」です。
こちらは私が現在無料で配信しているものです。
今までに3万人以上のお父さんお母さんが、
学ばれた講座です。
こちらも参考にしていただけると、
嬉しく思います。
動画で解説!!愛情不足の子供の特徴とは!?
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