父親としてどのように子育てに参加すればよいかわからない方へ
父親の子育て参加法に関するページ内容
父親が上手に子育てに参加する方法
について解説します。
子育てというと、どうしても母親の仕事
というイメージが強いと思います。
しかし、共働きや
ひとり親世帯が増えている昨今、
子育てには父親も参加した方が良いです。
ただ、どのように参加すればよいか、
わからないお父さんも多いと思います。
そこで、このページでは、
子どもが喜ぶ父親の子育て法を解説します!
父親にしかできない子育て参加法もあります。
これをするかどうかで、子どもの将来が、
大きく変わるので、参考にしてみてください。
目次
こんな悩みやストレスを抱えていませんか?
私は元中学校教師です。現在は思春期の子育てアドバイザーとして、
年間3000組の親子の子育てを、
サポートしています。
すると多くのお父さんが、
以下のような悩みを持っていることに
気づきました。あなたも同じような悩みを、
持っていないでしょうか?
- 子育てに参加したいのに、何をしたら良いかわからない
- 子どもに嫌われている気がして、関わりずらい
- 何か口出しすると、妻に「黙っていて」と言われる
- 話をしたいけど、何を話したらよいかわからない
通常、多くのお父さんは、
上記の4つのような悩みを持っています。
安心してください。
これらの悩みは、子育ての仕方を知らないからこそ、
出てくる悩みです。この後説明する、
子どもが喜ぶ子育て法を実践すれば解決できます。
父親が子育てを行う2つのメリット
奥様から、「子育ては私がするから、
あなたは黙っていて」と言われると、
父親は子育てに参加すべきではない
と感じるかもしれません。
しかし、これは大きな勘違いです。
父親が子育てに参加するかどうかで、
子育ての成功確率は3倍以上変わります。
なぜなら父親が子育てに参加すると、
次の2つのメリットがあるからです。
①妻の子育てストレスが軽減される
子育ては非常にストレスがたまる行為です。
奥様が一人で行うと、100%ストレスフルになり、
イライラすることが増えます。
趣味などがあって
上手にストレスを解消できる場合は良いのですが、
それができないとついイライラを
子どもにぶつけてしまうこともあるでしょう。
父親が子育てを手伝うことで、
奥様のストレスが軽減するため、
結果的に子どもに良い影響を与えることができます。
②社会性を養うことができる
ダメなことはダメだと伝えることは、
子育てをするうえで非常に大事なことです。
これをきちんとされてきた子どもは、
社会性が養われます。
母子家庭の場合、
母親が行わないといけないのですが、
できれば「ダメなことはダメだと伝える」のは、
父親が行った方が良いです。
「お父さんは普段は優しいけど怒ったら怖い」
と子どもが感じているだけで、
社会に迷惑をかける行為をしなくなるからです。
今の時代はひとり親家庭が増えています。
もちろん、ひとり親家庭でも子育てはできるのですが、
やはり、夫婦で子育てを行った方が、
楽に子どもを育てることができます。
そういった点でも、
お父さんには積極的に、
子育てに参加していただきたいです。
お父さんにやってほしい子育ては「怒る」と「遊ぶ」
いざ、父親が子育てに参加する場合、どういったことを行えばよいのでしょうか?
もちろん父子家庭の場合は、
必要なことを全て行わないといけません。
ただ、夫婦で協力して行う場合、
父親は以下の2つを中心に、
子どもにかかわっていくと良いです。
①ダメなことをした時は厳しく叱る
上で解説したように、
お父さんに最も行ってほしいのは、
社会性を養うことです。
そこで、ダメなことをした時は厳しく叱る。
これはお父さんが行うと良いでしょう。
もちろん暴力を奮ったり怒鳴ったりする必要はありません。
ここぞというときに厳しい表情で、
「未成年でタバコを吸うのは絶対にダメだ」
と伝えればよいです。一言伝えれば、
子どもは理解できます。
厳しく叱った後は、
母親がフォローを入れるとさらに効果的です。
②体を動かす遊びは父親が行うのがベスト
子どもを叱るだけだと、
いずれ親子関係が悪くなります。
そこでやっていただきたいのが、
子どもと遊ぶことです。
特に体を動かす系の遊びは、
母親よりも父親の方が得意だと思います。
- 子どもが好きなスポーツを一緒にする
- バーベキューやキャンプなどのアウトドア
- スノボやスキーなどのウインタースポーツやマリンスポーツ
こういった行動は、
子どもの夢を見つけるきっかけもつながります。
仕事が忙しく時間が取れない時は、
一緒にゲームをするのもおすすめです。
叱ることと遊ぶことは、
母親よりも父親の方が得意だと思います。
この2つだけは意識して行うと良いと思います。
1日に行うべき時間と仕事との両立方法
いざ子どもにかかわろうと思っても、仕事が忙しいとつい後回しになってしまうのが
子育てだと思います。
では、どのような意識を持てば、
上手に子育てと仕事を
両立することができるのでしょうか?
最低限次の2つを意識するのがおすすめです。
①1日10分の会話を心掛ける
仕事が忙しいお父さんほど、
自宅に帰ってきたときには子どもが寝ている
ということもあると思います。
この場合、なかなか会話ができないと思います。
ただ、会話しない日が続くと、
子どもは父親のことが嫌いになります。
すると後で必ず後悔します。
そこで最低でも1日10分だけは、
子どもと会話をする時間を作るようにしましょう。
帰りが遅いなら、朝食を食べる間の10分
だけでもかまいません。
ひたすら子どもが好きなテーマの会話をするだけで、
関係を維持させることができます。
②大事な行事は仕事よりも優先させる
出張等が多いお父さんは、
運動会や文化祭などを見に行くことさえ、
なかなか難しいと思います。
ただ、どれだけ仕事が忙しくても、
大事な行事だけは、仕事よりも優先することを
お勧めします。大事な行事とは、
- 運動会や発表会(文化祭)
- 授業参観
- 入学式と卒業式
- 部活動の大会
です。最低限これらだけでも見に行けば、
子どもと会話を続けることができます。
上記すら見に行けないと、いずれ子どもから
話しかけてくることがなくなるので注意しましょう。
ある医者が、患者さんがまもなく亡くなる時、
「人生で後悔していることは何ですか?」
と質問しました。するとほとんどの男性は、
「こんなに仕事せず、もっと子どもと関わればよかった」
と言うそうです。
仕事はとても大事なことです。私も大好きです。
ただ、やりすぎて親子関係が悪くなってしまったら、
本末転倒です。上手に両立するように心がけてください。
母親にあると言っても過言ではありません。
母親が日ごろから、
「お父さんは家族のために仕事をしてくれている。
本当に良いお父さんだよ」と言っていたら、
子どもは自然と父親のことが好きになります。
しかし、悪口ばかり言っていたら、
子どもも父親のことが嫌いになります。
ではどうしたら、母親に父親の良いところを、
伝えてもらえるようになるのでしょうか?
一番のポイントは、
「子育ての価値観を同じにすること」です。
母親にとって最も大事なのは子どもなので、
ここがズレると必ず喧嘩の原因となるからです。
そこで次のページでは、
夫婦で子育ての価値観が異なる場合の解決法
について解説しました。
最近夫婦関係がうまくいっていないと悩んでいる場合、
この記事で解説したことを意識してみてください。
すぐに良好な夫婦関係を
取り戻すことができるはずです。
その結果、子育てがうまくいき、
子どもとの関係もさらに良くなるはずです。
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この記事を読んでくださったなら、
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