反抗期の中学生への接し方がわからない方へ
中学生の反抗期の対処法のページ内容
ここでは、
反抗期の中学生の対処法と接し方を紹介します。
反抗期の子どもほど
話が通じない人種はいません(笑)
正論を話しても通じませんし、
よくわからない理屈で押し通そうとしてきます。
でもちょっとしたコツさえ掴めば、
言いたいことを伝えたり、
ダメなものはダメと伝えることができるんです!
反抗期の男子、女子それぞれの心理も
詳しくお伝えしますので、
この理論をしっかりと理解していただければ、
お子さんと言い争いになることもなくなります。
目次
反抗期の対処法の基本は、イライラしている時はほっとく
反抗期の中学生への向き合い方で、最初に覚えておいて欲しいのは、
カッとなっているときに話さない
ことです。
特に男子の場合、一度カッとなると
1時間くらいは何を話しても無駄でしょう。
先生だろうが親だろうが誰が言っても同じです。
こういうときはとりあえず、ほっとくことが大切です。
しばらく時間が経って、
イライラが収まってきた後に冷静に話すと、
案外言うことを聞いてくれます(笑)
参考までに、
これは大人も全く同じです。
人間はイライラしているときに、
何かを言われても頭に入りません。
中学生は特にその傾向がひどいです。
最低でも2時間後、
イライラがひどい場合は、
翌日以降に話をすると良いでしょう。
子供が冷静になれるよう、落ち着いた場所を選ぶのがコツ
反抗期の子どもが、イライラしている場合、
どこで話すのがいいでしょうか。
家なら、リビングのように
みんながいる場所で話しても通じません。
学校の場合、教室で話しても通じません。
反抗期というのは、
あー言えばこー言いたくなる時期です。
これは周りの目線があると、さらに意識します。
仮に自宅で話すのであれば、
冷静に話せるような人がいない部屋がいいでしょう。
外で話すのであれば、静かな喫茶店。
学校で話すのであれば、誰もいない教室がベストです。
こういった落ち着いて話し合える環境で伝えると、
案外言う事を聞いてくれます。
子供がどうしても譲れない部分は、親が認めることも大切
「反抗期=全てに反抗する」わけではありません。
自分の中で
少し違うと感じることには反発しますが、
こちらの主張が正しいというものは、
素直に聞いてくれます。
そこでこちらも、
子どもが主張する部分で、
「100%間違っているわけではない」と思う部分は、
認めてあげることが大切です。
子どもの意見をすべて否定すると、
こちらの意見も全て否定するようになります。
まずは話をしっかり聞く。
その上で、子どもの言いたいことを理解する。
ただ、間違っているところは伝える。
この順序を冷静に伝えていけば、
わかってくれることも多いです。
【大人が間違っていることもある】
人間はすごく身勝手な生き物です。
というのも、たいていのことは、
自分の意見の方が正しいと思っています。
相手が子どもの場合、特にその傾向が強いでしょう。
ただ、大人が間違っていることもあります。
その場合、こちらの意見を押し通すと、
どんどん関係が悪化します。
酷い場合、親のことを信じられないと思われるでしょう。
そのほうが、今後の子育てが大変になります。
子どもと意見がぶつかったときは、
「本当に間違っているのか?」を
大人も冷静に考えましょう。
反抗期の中学生(男子)の特徴は、カッとなりやすいこと
反抗期の中学生の男子は、
カッとなりやすいです。
気に食わないことがあると
すぐに手を出してしまうこともあります。
酷い場合家の壁を殴ったり、
ものを壊したりすることもあるでしょう。
こういう状況になったら、
体で止めようとするのは危険です。
大きな怪我をする可能性もありますし、
警察沙汰になることもあるからです。
子どもがカっとなっているときは、
変に対抗しようとせず、
しばらくほっときましょう。
物を壊したりしても、
後で買いなおせばいいだけです。
しかし体に怪我をしてしまったら、
取り返しが付かなくなります。
カッとなって物を壊したときは、対処法を伝える
もしカッとなって物を壊した場合、
おそらく「イライラしたときの対処法」が
わからないことが原因です。そこで、
- イライラしたときは、外を散歩する
- 物を投げるのではなく、クッションをソファーになげる
など一時的な対象法を伝えましょう。
無理に感情を抑えるのではなく、
上手に発散する方法を教えることが大切です。
反抗期の中学生(女子)の特徴は、無視+引きこもり
反抗期の中学生の女子は、
イライラしても男の子のように、
物を投げることは少ないです。
それよりも、親の話を無視して、
部屋に引きこもることが増えます。
ひどい場合は、
1週間話を聞いてくれないことも
あるでしょう。
こういうときは、
無理に話しかける必要はありません。
ポイント①で述べたように、
しばらくほっときましょう。
必要最低限の会話である、
- 「ご飯できたよ」
- 「おはよう」
- 「お帰り」
くらいだけ笑顔で伝えておけばOKです。
気持ちが落ち着いたら、
いずれ子供から話しかけてきます。
それまでは待ってあげることが大切です。
親が間違った叱り方をしてしまったら?
ただし、これはあくまでも、
子供が勝手にイライラしている場合です。
親が対応を間違えてイライラしているときは、
こちらが歩み寄らないといけません。
- タイミングを見て謝る
- 許してくれないときは、時間を空けて再度謝る
これを繰り返していきましょう。
許してくれないからと言って、
会うたびに謝っていたら、
子供はイライラします。
その場合は少し時間を空けたほうが、
上手くいくでしょう。
万引き、財布からお金を盗む、などのトラブルの対処法
中学生の子供が反抗期になり、ただイライラしているだけなら、
上記の方法で対応できます。ただ、
- 万引き
- 親のお金を盗む
などお金のトラブルに発展する場合、
早めに対処しないといけません。
そこで次のページでは、
中学生の反抗期によく起こる
お金の問題について解説します。
ここで対応方法を間違えると、
お子さんは今後大人になってからも、
永遠にお金のことで苦労する人生を、
送ることになってしまいます。
そうなってからでは遅いです。
今からやるべき対応策をまとめたので、
参考にしていただけると嬉しく思います。
道山流!最強の親子関係を作るテクニック
ここまで解説してきた方法を、しっかり実践していただければ、
お子さんの反抗期はかなり軽減されると
思います。
ただここまでに紹介した方法は、
あくまでも「目の前の反抗期」を解決するだけです。
中学生の反抗期の本当の原因は、
実は「親子関係」にあります。
親子関係が今よりもさらに良好になれば、
子どもが親に反抗することは、ほとんどなくなるからです。
ではどうしたら、
親子関係を良好にすることができるのか?
現在私は「思春期の子育て講座」を
無料で配信しています。
その中で良好な親子関係を作る
7つのポイントを解説しています。
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良かったらこちらも参考にしていただけると嬉しく思います。
※すでに3万人以上の方が受講し、PTAでも講演している内容です。
動画で解説!!中学生の反抗期の対処法
あなたに一緒に読んでいただきたいページ
思春期の子供の特徴ってきちんと理解していますか?
これを知らないからこそ、子供が反抗期になるんです!
激しい反抗期になってしまう原因の中には、
子供が親からの愛情を感じていないというものもあります。
子供の愛情不足の本当の原因とは!?