母子家庭や共働きで子育てをしているお母さんへ
共働きや母子家庭での子育て法のページ内容
ここでは、
母子家庭や共働き世帯での、
子育て理論をまとめました。
母子家庭と共働き世帯に共通するのは、
お母さんの負担が大きいということです。
子育て、仕事、家事を両立しないと
いけないからです。
すると子どもに手が回らなくなり、
愛情不足になって子どもが荒れる
という負のスパイラルに陥ることがあります。
でも安心してください。
上手に子どもに愛情を伝えていけば、
子どもが荒れることはありません。
勉強を頑張らせ受験を成功させることも可能です!
目次
母子家庭、共働き家庭の親が持つ共通の悩みとは?
母子家庭や共働き世帯って、一見すると違うように見えるのですが、
実はお母さんが抱えている悩みは同じです。
両者に共通する悩みとは、
「子どもに使う時間がない」です。
母子家庭も共働き世帯も、
お母さんの生活はほとんど同じです。
6時 | 朝ごはん作り、仕事の準備 |
---|---|
7時30分 | 子どもと一緒に家を出て仕事に行く |
19時 | 仕事から帰宅。急いで夕飯作り |
20時 | 急いで夕食を食べ、洗い物や洗濯。 |
21時30分 | 子どもと会話をしたり、ドラマを見る |
23時 | 就寝 |
共働き世帯は旦那さんがいるだけ、
若干金銭的な余裕があります。
ただその分、旦那さんと言い争いをしたり、
子育てに対する意見の食い違いがでて、
ストレスが増えます。
もちろん子育てや家事を手伝ってくれて、
奥様の話を聞き、子どもに勉強も教えてくれる
素晴らしい旦那様の少しはいますが、
7割の方は夫婦関係で悩みを抱えています。
母子家庭の悩み
子どもと関わる時間がない+金銭的な余裕がない
共働き家庭の悩み
子どもと関わる時間がない+夫婦関係が上手くいかない
という感じです。
子育てに疲れて限界に達してしまった場合の対処法
こういった生活を送っていると、生きることに疲れを感じてきます。
いずれ体か気持ちが限界に達します。
子どもが問題なく育てばまだ良いです。
もし子どもが問題行動でも起こしたら、
完全に鬱状態になってしまいます。
ではどうしたら、
気持ちと体に余裕を持つことが、
できるのでしょうか?
3つの考え方があります。
①子どもの勉強を捨てる
「道山先生!何をいきなり言うのですか?」
とあなたは思われたかもしれませんが、
実はこの考え方にするのが一番おすすめです。
私は現在年間3000組の親子をサポートしています。
そのうちの1500組は共働き家庭で、
200組は母子家庭です。
すると多くの場合、
- 子どもの成績を上げようと思った結果、
過干渉になり子どもが荒れて悩む。
- 子どもの成績が上がらないから塾に入れたいのに、
金銭的に難しく悩む。
のどちらかであることが多いです。
つまり成績を上げようという発想を捨てれば、
無理に勉強させようとすることもなくなるため、
子どもが荒れて悩むことはありません。
塾に入れなければ金銭的に悩むこともないのです。
また、勉強できないと将来生きていけない
というのは完全に思い込みですし、
むしろ勉強させようとしないほうが、
子どもは逆に勉強するようになります。
②何かを変える
もう一つは、何かを変えるという発想です。
- 住む街を変える
- 仕事を変える、
- 住む家を変える
- 仕事を辞める
- 再婚して専業主婦になる
などです。
人間は何かを変えるとき、ものすごい恐怖を感じます。
私も公立中学校の教師を辞めた身なので、
何かを変えるときの怖さはすごくわかります。
しかし今うまくいっていないことがあるなら、
何かを変えない限り道は開けません。
失敗するリスクもあるのですが、
上手くいく可能性もあるのです。
詳しくはポイント④で解説します。
③誰かに話を聞いてもらう
①②に比べたら効果は少なくなりますが、
誰かに話を聞いてもらうだけで、
人間は気持ちが楽になります。
一旦鬱症状だけは改善できると思います。
- スクールカウンセラー
- 専門家
- ママ友やパパ友
などに定期的に話を聞いてもいましょう。
自分の親や旦那さんに聞いてもらうのは、
若干リスクがあります。
というのは「お前の育て方が悪いんだろ」
と言ってあなたを傷つけてくる可能性もあるからです。
そういうタイプでなければ、親や夫婦間で
話を聞いてもらうのもありです。
他にも効果的な方法はあるのですが、
まずはこの3つの方法がおすすめです。
一度試してみてください。
自分にとって理想的なタイムスケジュールを作ろう
もう一つお勧めの方法があります。それは「楽しみを見つける」ことです。
家事、子育て、仕事ばかりになると、
どうしても楽しみが少なくなります。
本来自分が持っていた楽しみや、
趣味などを忘れてしまいます。
するとますます鬱状態になるのです。
そこで1日15分でもいいですし、
週に1度だけでも良いので、
楽しみを作るようにしてください。
毎日楽しみを作る方法
- 毎日寝る前の15分だけ自分が好きな本を読む
- 毎朝15分だけ、外でヨガを行う
- 毎日食後の15分は、デザートタイムにする
- 毎日お風呂上がりの15分は、晩酌タイムにする
毎週1度だけ楽しみを作る方法
- 毎週金曜日の夜は、子どもが寝た後一人でDVD映画を見る
- 毎週土曜日のお昼は、子どもと一緒にランチに行く
- 毎週日曜日、子どもが部活に行っているときのみ、
1人ショッピングに行く
日々忙しいのは十分承知しています。
ただ、楽しみがない生活だといずれ鬱になります。
上記を参考にタイムスケジュールを組んでみると良いです。
夫の力を借りたり、子育てしやすい街に移るのもアリ!
もし旦那様の給料だけで生活できるなら、子どもが高校生になるまでは、
旦那様の給料だけで生活をする
というのもありです。
旦那様の給料だけでは、
生活するのが難しい場合、
せめて週末の家事だけお願いするのもアリです。
「なんで男の俺が家事をしないといけないんだ」
と文句を言ってきたら、
「あんたの稼ぎが少ないから私が働かないといけないでしょ」
と言いたくなるかもしれません。
この場合は、
子どもが見ていないところで、
こっそり伝えるようにしてください。
あと母子家庭で頼る人がいない場合、
子育てがしやすい街に引っ越すのもありです。
例えば大分県国東市に移住する場合、
引っ越し費用を負担してくれたりします。
大分県に引っ越しをすれば、
100%ストレスが解消するというものでもないですが、
とりあえず見学ツアーに参加してみるのはありです。
大分県以外にも、
長野県、新潟県、島根県の市町村などでも、
同様の取り組みをしているところがあるので、
一度市町村に電話して聞いてみてください。
何もせずひたすら我慢しているだけでは変わりません。
変化させるかどうかは後で決めればよいので、
まずはどういった制度があり、どういった環境で子育てができるのか、
調べてみるところから始めると良いです。
【できていないことをチェック】子どもが喜ぶ子育て法
母子家庭や共働き世帯になると、子どもは荒れやすくなるのでしょうか?
という質問をよくいただきます。
きちんと子どもが喜ぶ接し方をすれば、
母子家庭や共働き家庭でも、
子どもが荒れることはありません。
世帯が悪いのではなく、
子どもに対する向き合い方が悪いのです。
その証拠に、
母子家庭や共働き世帯でも、
親子関係が良好で、
勉強を頑張っている子もたくさんいます。
ではどういったことを意識して、
子どもに接していけば良いのでしょうか?
私が現在無料で配信している、
思春期子育て講座の中で、
詳しく解説しています。
もし現在お子さんとの関係があまりよくなく、
お子さんが不登校、親への激しい反抗、
スマホゲーム依存、勉強しない問題などを起こしていたら、
一度参考にしてみてください。
動画で解説!!母子家庭と共働き世帯の子育て法の詳細編