学校をサボる子どもにどう対応すればいいかわからない方へ

6つのサインに気付くことが大切です!

学校をサボる子どもへの対応法に関するページ内容

 

ここでは、

学校をサボる中学生への対応法について
解説します。

 

中学生が学校をサボるようになると、
親としてどう対応すればよいか
悩んでしまうことがあります。

 

実はこれ、
頭ごなしに叱ると危険です!

 

中学生が学校をサボる理由と
親ができる適切な対応方法を
元教師の経験からまとめました。

 

子どもの気持ちに寄り添うことで、
根本的な問題を解決し
学校に行きたくなる気持ちを
作ることができるはずです。


学校をサボる中学生の3つの理由と心理的背景

中学生が学校をサボる理由には、
主に3つのパターンがあります。

 

  • 愛情バロメータの低下
  • 人間関係のトラブル
  • 学校に行く目的がない

 

これら3つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

愛情バロメータの低下

愛情バロメータとは、子どもの心の中にある
「親からの愛情をどれだけ感じているか」
を表す数値です。

 

親の愛情が子どもにうまく届かないと、
愛情バロメータが下がり、気力が低下します。
その結果、学校に行きたくなくなり、
サボってしまうことがあるのです。

 

人間関係のトラブル

学校で仲のいい友達がいないと、
居場所がない状態になります。
1人でいることが多くなり、
学校に行きたい気持ちが出てこなくなるでしょう。

 

結果的に、家にいた方がいいと思うようになり、
学校をサボってしまいます。

 

学校に行く目的がない

高校受験で進路選択を間違うと、
必要のない勉強をしないといけなくなります。

 

将来美容系の仕事をしたいのに、
工業高校に通っているような場合です。

 

やりたいことと通っている学校が違うため、
行きたくなくなってサボってしまいます。

 

友達に誘われてサボるケースもありますが、
これはあくまできっかけです。
根本的な原因は、
この3つのどれかに当てはまることが多いです。

 

サボりがちな子どもが示すサインと早期発見のポイント

子どもは、いきなり学校を
サボるわけではありません。
少しずつ変化が現れてきます。

 

 

このサインを早めに見つけて
対策すれば、
サボる前に予防できます。

 

 

では、どんな変化があるのか。
主に6つあります。

 

生活リズムが崩れる

夜中までスマホやゲームをするようになり、
生活リズムが崩れていきます。
朝も起きることができず、
サボりにつながります。

 

特定の曜日に体調が悪くなる

たとえば火曜日に体育があって、
その先生と合わない場合です。
火曜日になると体調が悪くなるような、
特定のパターンが見られるようになります。

 

玄関から出るのが遅くなる

準備がだらだらと遅くなり、
なかなか出発できなくなります。
これは気持ち的に後ろ向きになっている証拠です。

 

その状態で何かきっかけが起こると、
サボってしまうことがあります。

 

提出物などができなくなる

気力が下がってくると、
やるべきことができなくなってきます。
最初は提出物や片付けができなくなり、
だんだんと学校に行けなくなっていきます。

 

友達や学校の話をしなくなる

学校が楽しければこういう話ができますが、
しなくなるということは楽しくないということです。
人間関係がうまくいっていない可能性があります。

 

表情や会話内容が暗くなる

気力がなくなったり、
学校が楽しくなくなったりすると、
表情や会話に現れてきます。

 

いつもより少し暗いなと思ったら、
注意すべきサインかもしれません。

 

以上の6つが、
学校をサボり始める初期段階で出てくるサインです。
当てはまる項目がないかチェックしましょう。

 

登校拒否を防ぐ!親ができる効果的な対応法

このような変化が見られたとき、
親ができる対応が3つあります。

 

 

早めにやっておくと、
症状が悪化する前に
防ぐことができるでしょう。

 

子どもの行動を否定しない

「今日は学校に行きたくない」と子どもが言うと、
つい否定してしまうでしょう。
しかし怒ったところで、
根本的な問題の解決にはなりません。

 

まずは話を聞いてあげることが大切です。
否定してしまうと愛情バロメータが下がり、
ますます気力も減ってしまいます。

 

先生と連携して解決する

愛情バロメータの低下が原因なら、
親の接し方を変えるだけで改善できます。

 

しかし問題が学校にある場合は、
先生と連携して解決しないといけません。
まずは状況を伝えて、
どうするといいか相談してみましょう。

 

専門機関と連携する

問題が解決しても、
ストレスによってお腹が痛くなる子もいます。
このような場合は小児科に相談して、
整腸剤などをもらっておくといいでしょう。

 

そうすることで、
体調不良による学校のサボりを
防ぐことができます。

 

子どもが学校を休んだ時、叱ってもいいケースとは?

では、実際に子どもが
学校を休んでしまった場合、
どのように対応するのが正解なのでしょうか。

 

 

叱ってもいいケースと、
そうでないケースがあります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

叱ってもいいケース

特に理由がなく、
ただ娯楽のためにサボった場合は、
きちんと叱りましょう。

 

ダメなことはダメと伝えないと、
繰り返し学校をサボるようになります。

 

叱ってはいけないケース

学校でうまくいっていないことが理由で、
体調が悪くなっている場合です。
このようなときは、話を聞いてあげないといけません。

 

否定したり無理に学校に行かせても、
問題の根本的な解決にはなりません。
上記の方法で、
先生と連携しながら解決していきましょう。

 

このように、子どもの状況別で
対応は変わるので注意しましょう。

 

叱るときの手順も大切!

叱るときにも手順があります。
まずは、「なぜ学校を休んだの?」
と理由を聞きましょう。
必ず何かしらの理由があるはずです。

 

 

「友達とゲームをやりたかった」など、
子どもなりの理由を話してくれます。

 

 

そうしたら、
「きちんと行かないといけないよ」
「遅刻が続くと、行きたい高校に行けなくなるよ」
などサボるデメリットとともに伝えましょう。

 

 

次に、改善方法を考えます。
「友達と遊びたいなら土日にしたら?」というように、
代案を伝えましょう。

 

 

このように段階を踏んで、
子どもが納得できるように伝えることが大切です。

 

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