学校を嫌がる子どもへの対応に悩んでいる方へ

4つの特徴と行動パターンがあります!

学校嫌いの子どもの特徴に関するページ内容

 

ここでは、

学校嫌いの子どもの特徴と対応について
解説します。

 

学校を嫌がる子どもには
いくつかの共通した特徴があります。
不登校や発達障害との関連が
指摘されることも多いでしょう。

 

実はこれ、
見逃してしまうと危険です!

 

学校嫌いの特徴と不登校、
発達障害との関係について
元教師の経験からまとめました。

 

早めに気づいて対応することで、
子どもに合った学び方を見つけ
高校進学への道筋を作ることができるはずです。


学校嫌いの子どもに見られる4つの特徴と行動パターン

お子さんは、学校が好きですか?
心から好きで、行っている子もいます。
一方で、乗り気ではないけど、
頑張って行っている子もいるでしょう。

 

 

では、学校嫌いになる子には、
どんな特徴があるのでしょうか。
主に、4つの特徴があります。

 

 

今は学校に行けていても、
この特徴がある子は、
対応を間違えると不登校になりやすいです。
早めに対策をしていきましょう。

 

特徴①自分のペースを守りたい

学校には、ルールがあります。

 

  • 8時までに登校する、
  • 給食は12時から12時半まで
  • 帰宅時間は15時

 

などです。
こうしたルールに合わせるのが、
辛いと感じる子が一定数います。

 

我慢してルールに合わせているので、
ストレスがたまってしまうのです。

 

特徴②人と関わるのが苦手

最近は、一人で過ごすほうが、
気が楽という子が増えています。
学校は、たくさんの子がいる場所です。

 

どうしても関わらざるを得ないので、
それが苦痛になってしまいます。
人間関係を作るのが苦手な子には、
学校は辛い場所になるでしょう。

 

特徴③夜型の生活リズム

人間には朝型、昼型、夜型があります。
夜型の子は、朝は頭がボーっとし、
昼頃から冴えてきます。

 

学校は朝から始まるので、
リズムが合わないのです。
これも、学校嫌いになる理由の
一つになります。

 

特徴④勉強が極端に苦手

「授業の内容がよくわからない」
「45分間聞いているのが苦痛」
という子もいます。

 

お経を聞いているような感覚かもしれません。
1日5時間もそんな状態が続いたら、
学校に行きたくなくなるでしょう。

 

 

以上の4つの特徴がひとつでもあると、
学校が嫌になる可能性があります。
この後お伝えする方法で、
子どものサポートをしていきましょう。

 

学校が嫌いだと、不登校になりやすいのか?

では、学校が嫌いだと、
不登校になりやすいのでしょうか。

 

 

結論からいうと、
リスクは上がります。

ただし、学校が嫌いな子が、
全員不登校になるわけではありません。

 

 

不登校になる主な原因は、
愛情バロメータの低下と、
学校でのトラブルやストレスです。

 

 

愛情バロメータとは、
お父さんお母さんの愛情が、
的確に子どもに届くと上がる数値です。

 

 

これが上がると、子どもは気力が出てきます。
その結果、多少嫌なことがあっても、
乗り越えられるようになるのです。

 

 

逆に下がってしまうと、
少し嫌なことがあっただけで、
「もう嫌だ」となってしまいます。

 

学校嫌いな子が不登校になるパターン

愛情バロメータが下がっている状態で、
学校のルールが嫌になったとします。

 

 

さらに先生が厳しく注意するようになったら、
それがストレスになり、
不登校につながってしまうのです。

 

 

学校嫌いの子は、
トラブルやストレスが起こりやすいので、
不登校のリスクが上がるといえるでしょう。

 

 

しかし、きちんと愛情バロメーターを上げておけば、
学校が嫌いでも頑張れるようになります。

 

発達障害との関係性!大声では言えない真実

では、発達障害の子どもは、
学校嫌いや不登校になりやすいのでしょうか。
発達障害の子が全員、
学校嫌いになるわけではありません。

 

 

ただし、今の学校の仕組みが、
発達障害の子には辛いのは事実です。
どういうことか、具体的に説明しましょう。

 

ADHDの子の場合

45分間ずっと机の前に座っているのは、
ADHDの子にとって苦痛です。

 

もし授業が25分間で、
10分休憩があったら楽になるでしょう。
しかし現状はそうではないので、
ADHDの子には合っていないのです。

 

ASDの子の場合

ASDの子はこだわりが強く、
好き嫌いが激しい傾向があります。
歴史が大好きなら、
歴史だけずっと学んでいたいのです。

 

しかし高校までは、
いろんな科目を学ばないといけません。
これがASDの子には辛いのです。

 

LDの子の場合

学校の授業では、黒板の文字をノートに写したり、
教科書を音読したりすることがあります。
LDの子は文字の読み書きが苦手なため、
こうした授業はLDの子にはハードルが高いのです。

 

最近は少しずつ、
ICT機器の導入で楽にはなっています。
ただ、それでも、他の子と比べると、
授業についてくのは大変です。

 

このように、発達障害の子は
学校の仕組みが合っていないことが多いので、
学校嫌いになりやすいといえるでしょう。

 

特徴を理解した親ができる効果的なサポート方法

以上を踏まえて、
親は学校嫌いな子どもに対して、
どのようなサポートができるでしょうか。
ここでは、効果的な3つの方法をお伝えします。

 

 

お父さんやお母さんが、
こういったサポートを意識すれば、
不登校にならずに済みます。

 

気持ちに共感する

子どもが学校の愚痴を言ってきたら、
まず共感してあげましょう。

 

「毎日8時に行くの辛いよ」と言われたら、
「そうだよね、辛いよね」と、
受け止めるのです。

 

「頑張りなさい」と叱るのではなく、
気持ちに共感することが大切です。
これだけで子どもの心は楽になるでしょう。

 

学校に配慮してもらう

先生にお願いして、できる配慮をしてもらいましょう。
人間関係を作るのが苦手なら、
友達作りのサポートをお願いする。

 

ADHDで座っているのが辛いなら、
休憩時間を作ってもらえないか聞いてみる。
お願いするのはタダなので、
相談してみるといいでしょう。

 

別の手段を考える

いろいろ試した結果、
どうしても無理な場合もあります。
そのときは、その子に合った学校を、
探すという選択肢もあります。

 

フリースクールやN中学など、
子どもに合わせてくれる学校もあります。
無理に、今の学校にこだわる必要はありません。

 

子どもの気持ちに共感し、配慮してもらい、
無理なら別の手段を考える。
この3つを行うよう意識していきましょう。

 

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