夫婦間で子育てに関する価値観が違うことで悩んでいる方へ
子育ての価値観が違うときの解決法に関するページ内容
夫婦間で子育ての価値観が違う場合の考え方
について解説します。
旦那様や奥様と、
子どもの教育に対する考え方が異なると、
子育ては本当に大変になります。
でも安心してください。
上手くポイントを押さえれば、
喧嘩にならず子育てを分担することができます!
年間3000組の家族の子育てを
サポートして分かった、夫婦が協力して、
子育てを行う極意をまとめました。
目次
意見が合わない2人で行うのが本来の子育て
最初に大事なことをお伝えします。そもそも子育てとは、
意見があわない夫婦で行う共同作業です。
言い換えるなら、
意見が合わなくて当たり前ということです。
人間というのは一人一人違います。
生まれてからの環境も遺伝子も違うので、
正確や気質は違って当然なのです。
そんな赤の他人と一緒に行うのが子育てなのです。
ではどうしたら良いのかというと、
「意見は違って当たり前」だということを
理解して行うことです。
これを頭に入れておくだけで、
「なんでそんな風に考えるのだろう」と
イライラすることが軽減されるはずです。
【二人の人間の意見がまったく同じなら、一人は不要である】
参考までに、世界で2000万部以上売れた大ベストセラー
7つの習慣の中にこんなフレーズが書いてあります。
「二人の人間の意見がまったく同じなら、一人は不要である」
つまり意見が違う夫婦で行うからこそ、子どもは成長するのです。
お金の価値観の違いだけはどうにもならない
子育てに関する価値観は違って当たり前。それを理解して子育てをすることが大事。
とポイント1で書いたのですが、
一つだけ注意しないといけないことがあります。
それは、お金に対する価値観です。例えば、
旦那さんは私立の学校に行かせるべきと考えていて、
奥様は公立で十分と考えているなどのケースです。
学校ではなく習い事なども同じです。
こういったお金の価値観が違う場合、
時期によって解決方法が異なります。
生まれてから小学校低学年まで
小学校低学年までの時期は、
子どもが自らの意思で物事を決めることが難しいです。
そこでこの時期は夫婦でしっかりと話し合って、
決めていくしかありません。
一つアドバイスとして、どうしても揉める場合は、
奥様の意見に合わせた方が良いです。
なぜなら、奥様の方が子どもと接する時間が長いからです。
旦那様がどうしても習わせたい習い事があったとしても、
その送り迎えをするのは基本奥様になると思います。
そういった負担を考えると、揉めた時は奥様の意見を
尊重した方が上手くいきます。
小学校高学年から大学生まで
小学校高学年からは、
子ども自身に意思が出てきます。
この場合、夫婦どちらの意思で進めるかというよりも、
子どもの意思を尊重することが大事です。
旦那さんと奥さんの意見以外にも、
様々な選択肢を子どもに提案して、
その中から好きなものを選ばせる形で、
進めていくと良いと思います。
喧嘩してもOK!ただ、子どもの前でしないのがコツ
夫婦で協力して子育てを行うと、必ず起こるのが喧嘩です。
お互いに仕事や家事が忙しくなると、
イライラしやすくなります。
そんな時に子どもが言うことを
聞かなかったりすると、
つい夫婦で喧嘩をしてしまうこともあるでしょう。
喧嘩は悪いことではないのですが、
一つだけ意識しないといけないことがあります。
それは「子どもの前で喧嘩をしない」ことです。
子どもの前で喧嘩をすると、
「お父さんとお母さんは僕のせいで仲が悪いんだ」
と子どもは感じます。口に出さなくても、
無意識で感じてしまうのです。
すると親子関係が悪くなり、
不登校や非行などの問題行動に、
発展する可能性が出てくるのです。
そうなってからでは遅いので、
夫婦喧嘩をするときは子どもがいない部屋で、
行うようにしましょう。
カウンセリングは心のリフレッシュで行うのがベスト
あまりに夫婦喧嘩が多く、暴力を奮われたり相手に怪我をさせたり
してしまうなら、カウンセリングを
受けるのがおすすめです。
カウンセリングと聞くと、
なんだか「凄く悪いことをしている」ような
気がしてしまうのですが、そんなことはありません。
話を聞いてもらうだけで、心がリフレッシュするので、
子育てに悪影響を与えずに済むからです。
ではどんなところに相談すればよいのかというと、
市町村の相談センターがおすすめです。
例えば東京都であればウィメンズプラザが、
相談に乗ってくれます。
東京都以外の地域でも、
「カウンセリング 地域名 行政」などと調べれば、
似たようなセンターが出てきます。
まずはそういったところのカウンセリングを受けてみましょう。
【悪徳な業者もあるので注意しよう】
最近、心理カウンセリング系の悪徳業者が増えています。
よくある事例としては、3000円ほどで話を聞き、
その後で高額なカウンセリングプランを販売するというものです。
そういったところに引っかからないようにするためには、
行政が運営しているカウンセリングプランを活用しましょう。
【重要】あなたの子育ては過干渉になっていませんか?
夫婦で、子育てに対する価値観が異なることは、
問題ではありません。
ただ、一つだけ意識してほしいのは、
どれだけ夫婦の価値観が異なっていても、
お互いに過干渉の子育てをしてはいけない
ということです。
そこで次のページでは、
あなたの子どもへの接し方が、
過干渉になっていないかチェックできるようにしました。
もし子どもが問題行動をしているなら、
一度夫婦で過干渉チェックをしてみてください。
どちらかが過干渉になっているなら、
それをやめない限り子どもは良くなりません。
逆にここだけ押さえておけば、
多少夫婦関係が悪かったとしても、
子どもは勉強も部活も遊びも頑張れると思います!
価値観が違っても、基本方針だけは一致させる方法
最後に最も大事なことをお伝えします。夫婦で子育てに対する価値観が違っても、
子育ての基本さえ押さえておけば、
子どもが荒れることはありません。
その中のひとつが、
ポイント5でお伝えした「過干渉をやめる」ことです。
ただそれ以外にも、
- 子どもが親に求めていることは何か?
- 子どもが喜ぶ会話ができているかどうか?
- 無理やりではなく自然な形で勉強させているか?
なども大事な要素です。
これらの要素で間違った育て方をすると、
子どもは不登校、親への激しい反抗、
スマホゲーム依存などの問題行動を起こします。
そこで、次のページでは、
私が現在無料で配信している、
思春期の子育て講座について解説します。
過去に2万人以上の方に読んでいただいた人気の講座で、
この講座の通り子育てを進めていけば、
子どもは勉強も部活も遊びも全て頑張り、
将来才能を開花させることができるはずです!
動画で解説!!夫婦で子育ての価値観が違う悩みの解決法の詳細編