孫への接し方で悩んでいる方へ
孫の子育てに関するページ内容
孫の子育てを
解説します。
共働き世帯やひとり親家庭が増えたことで、
祖父母が子育ての手伝いをする機会が
増えました。
では、祖父母の場合、
どのように孫と付き合えばいいのでしょうか？
実は親とは考え方が大きく異なります！
距離感を間違えて、
お孫さんから嫌われてしまう前に、
チェックしていただければと思います。
目次
祖父母と親の違いは責任の有無！厳しく叱る必要はなし
そもそも祖父母と親には、
子育てにおいて
決定的な違いがあります。
それは、
「責任があるかどうか」です。
親は、子どもを育てる責任があります。
そのため、子どもが何か悪さをしたら
すべての責任は親に来ます。
一方、祖父母には、親ほどの責任はありません。
そのため、孫が悪いことをしても、
祖父母がその場で厳しく注意する必要はないでしょう。
基本的には親に伝えて、親から叱ってもらえばOKです。
もちろん、家の中で暴れていたり、
人を傷つけるようなことをしている場合は、
その場で注意しなければならないでしょう。
しかし、そういった緊急性のある場合以外は、
責任のない祖父母が厳しく叱る必要はありません。
孫との適度な距離感は「行きたいときだけ行ける」関係
では孫と祖父母、
どのぐらいの距離感が
好ましいのでしょうか？
祖父母と同居していない核家族世帯の場合、
適度な距離感は、
「行きたいときだけ行ける関係」
だと私は考えます。
たとえば、毎日祖父母の家に行っているとしましょう。
もちろん、孫も祖父母もそれで笑顔になり、
楽しく過ごせているなら問題ありません。
しかし、祖父母にとって嬉しい半面、
苦痛や疲労を感じることもあるでしょう。
あんなにも可愛かった孫に、
「もう来てほしくない・・」となってしまう可能性もあります。
一方、家が近いのに全く行かないのも、
「避けられている」と感じさせてしまうかもしれません。
親としても、子育てのヘルプを
お願いしづらくなるでしょう。
そのため苦痛に感じるほど
行き過ぎていたり、
寂しさを感じるほど会わなすぎているのは、
適度な距離感とはいえません。
お互いに会うことが楽しいと感じる頻度が、
ベストといえるでしょう。
孫への接し方で大事なのは「無条件の愛情」
孫への接し方で、
祖父母の過多に
識してほしいことがあります。
孫にとって、
「何でも許してくれる
優しいじいじとばあば」
になることです。
- 「やりたいことは何でもしていいよ」
- 「普段頑張ってるんだからのんびり過ごそう」
というように、
孫の心の拠り所となるよう
無条件の愛情で接しましょう。
ストレスなく自由に過ごせる
「秘密の隠れ家」のような居場所は、
祖父母にしか作れないからです。
そのため、
何か気になることがあっても
その場では直接伝えず、
親に注意してもらうといいでしょう。
もちろん、タバコなどの法律に触れることや、
人を傷つけたり、迷惑をかけることなど、
緊急を要する場合は注意も必要です。
しかし、それ以外のことは、
大目に見てあげましょう。
責任感が強すぎると過干渉になって嫌われるので注意
ここまで読むと、
「甘すぎるんじゃないか」
と感じるかもしれません。
しかし、これぐらいがちょうどいいのです。
なぜなら、祖父母に
子育ての責任感がありすぎると、
過干渉となってしまうからです。
家でも親から叱られる、
さらに祖父母の家でも叱られるという状態では、
子どもにとっての心を落ち着かせる場所が
ありません。
たとえば家だけでなく、
祖父母宅でも「ゲームをやめて勉強しなさい」と言うのは最悪です。
お孫さんは、二度と行かなくなるでしょう。
ひどい場合、過干渉となって荒れてしまいます。
困ったときに逃げ込める場所をつくるためにも、
しつけは親に任せ、
居心地のいい空間を作ってあげてください。
もちろん例外はあります。
おじいちゃんやおばあちゃんが、
親の代わりになっているケースです。
- 親は仕事が忙しくいため、子育ては祖父母がしている
- 親が子育てをしないため、祖父母がしている
この場合は、
親が子どもに関われていないので、
祖父母が親代わりになって、
厳しく接することも必要でしょう。
昭和と令和の子育ては全く違います
共働きの夫婦が増え、
祖父母が育児を担う機会は
増えています。
しかし、
世代間のギャップによるトラブルや
苦痛や不安を感じている方も
少なくありません。
そこで、私は現在「思春期の子育て講座」で、
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孫の気持ちが理解できれば、
行き違いがなくなり、
皆が笑顔になれるはずです。
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